「英国欧州航空」の版間の差分

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[[File:Douglas DC-3 G-AHCT BEA 1951.jpg|thumb|250px|DC-3(1951年)]]
[[第二次世界大戦]]後間もなくの1946年1月、BOACは[[ロンドン]]から[[アムステルダム]]、[[ブリュッセル]]、[[パリ]]への路線の運航を再開していたが、戦時中運航していた国内の複数の航空会社を自社の欧州部門へ統合し、8月1日にBEAを設立した。当初はロンドンの西にある[[イギリス空軍]]ノーソルト空軍基地から[[ダグラス DC-3|DC-3]]、[[デ・ハビランド DH.89 ドラゴン・ラピード]]、ドイツ製の[[Ju 52 (航空機)|ユンカース Ju52]]等の戦時中の機材を寄せ集めて運航していた。
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===イギリス製旅客機のオペレーターとして===
[[File:BEA Ambassador at Manchester Ringway.jpg|thumb|250px|エアスピード アンバサダー]]
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1960年代後半には[[ホーカー・シドレー トライデント]]、[[BAC 1-11]]を導入したがこれらの機材はBEA以外の航空会社にはほとんど売れず、イギリスの航空機産業が[[ボーイング]]や[[ダグラス・エアクラフト]]といった[[アメリカ合衆国|アメリカ]]の航空機メーカーに太刀打ちできなくなっていった状況を表していた。
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===BOACとの合併===
[[File:Lockheed TriStar at Tempelhof Manteufel.jpg|thumb|250px|BEAデモンストレーション仕様のロッキード L-1011 トライスター(1972年9月 [[西ベルリン]]・[[テンペルホーフ空港]])、実際は[[イースタン航空]]に納入された機材([[機体記号]]:N305EA)であり、塗装もイースタン航空のものがベースになっている)]]
BEAは[[カンブリアン航空]]などに資本参加して[[フィーダー路線]]を強化し、また[[チャーター]]便会社BEA エアツアーズを設立するなど業容を拡大していたが、[[1971年]]にイギリス政府はBOACとBEAの合併を決定した。1972年にはBEAは[[イースタン航空]]や[[トランス・ワールド航空]]等と共に[[ロッキード L-1011 トライスター]]の[[ローンチカスタマー]]の1社となったがBEAカラーのトライスターは[[ファーンボロー国際航空ショー]]に展示されたのみで、実際はブリティッシュ・エアウェイズのカラーリングで納入された。1972年9月1日にBOACと合併した後もBEAはブリティッシュ・エアウェイズのディヴィジョンとして存続したが1974年4月1日にブリティッシュ・エアウェイズに一体化された。
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=== 復刻塗装 ===
[[File:DSC00203 (2).jpg|thumb|BEAの塗装が塗られたブリティッシュ・エアウェイズのA319。(G-EUPJ)]]
[[ブリティッシュ・エアウェイズ]]は2019年に、設立100周年を記念し複数の機体に特別塗装を実施。[[エアバスA319]]のうち1機(G-EUPJ)がBEAの塗装になった<ref>{{Cite web|title=BEA復刻塗装のA319就航 ブリティッシュエア、20年退役まで|url=https://www.aviationwire.jp/archives/167825|website=Aviation Wire|accessdate=2019-09-06|language=ja-JP}}</ref>。
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==運行していた主な機材==
*[[ダグラス DC-3|DC-3]]
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*[[ハンドレページ ダートヘラルド]]
*[[BAC 1-11]]
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==主な事故==
*[[英国欧州航空284便爆破事故]]
66行目:
*[[英国欧州航空706便墜落事故]]
*[[ミュンヘンの悲劇]]
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==脚注==
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