「ザラブ星人」の版間の差分

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(R/B超全集より加筆。)
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{{Pathnav|ウルトラマンの登場怪獣|frame=1}}
'''ザラブ星人'''(ザラブせいじん)は、[[特撮]][[テレビドラマ]]『[[ウルトラマン]]』をはじめとする[[ウルトラシリーズ]]に登場する架空の[[宇宙人]]。別名は'''凶悪宇宙人'''。英字表記は''ALIEN ZARAB''{{R|白書}}{{Sfn|画報 上巻|2002|pp=41、46}}{{efnefn2|書籍『ウルトラマン ベストブック』では''THERROB''と記述している{{Sfn|ベストブック|1993|pp=98、122}}。}}。
 
名前の由来は兄弟という意味の英語「brother (ブラザー)」を逆から読むという[[アナグラム]]{{Sfn|怪獣列伝|2008|pp=58-59|loc=「コラム 『ウルトラマン』の怪獣、意外な名前の由来」}}。『ウルトラマン』の劇中では「(ザラブ星人の)母星語で兄弟という意味」という星人自身の説明がある。
第18話「遊星から来た兄弟」に登場。
* 身長:1.8 - 40メートル{{R|白書|怪獣大全集15|BESTBOOK98|大辞典|画報上41|怪獣列伝71|zenchousa|全怪獣16|読本224}}
* 体重:30 - 2万トン{{R|白書|怪獣大全集15|大辞典|画報上41|怪獣列伝71|zenchousa|全怪獣16|読本224}}{{efnefn2|書籍『ウルトラマン ベストブック』では「300キログラム - 2万トン」と記述している{{R|BESTBOOK98}}。}}
* 出身地:第8銀河系ザラブ星{{R|白書|怪獣大全集15|BESTBOOK98|大辞典|画報上41|全怪獣16|読本224}}
 
これまでにも多くの星を滅ぼしたザラブ星の工作員の1人。母星は第8銀河系にあると語る。ザラブ星人は他の文明を滅ぼすことを目的としており、さまざまな惑星で暗躍している。破壊怪音波とそれを利用した催眠術、指先から発射する光弾{{R|画報上41|zenchousa}}{{efnefn2|書籍『ウルトラマン大辞典』ではロケット弾{{R|大辞典}}、『ウルトラ怪獣列伝』ではミサイル{{R|怪獣列伝71}}と記述している。}}、どこからともなく放出する放射能霧{{R|大辞典|全怪獣16}}に加え、高い耐久性ゆえに動くとより強力に拘束する拘束用テープを持つが、この拘束用テープは地球人の涙を浴びると劣化する性質を持つ。等身大時には、地球人の言語を理解するために耳を出している{{Sfn|大ウルトラマン図鑑|1996|p=138}}。一人称は「わたし」。
 
突如として地球上に広まった放射能霧を簡単に取り除いたうえ、軌道を間違えたという地球側の土星ロケットを地球まで誘導し、地球人に対して友好的であるかのような行動をとるが、それらはすべて演技であった。イデ隊員を催眠術で操り、フジ隊員に化けてアラシ隊員に睡眠薬入りのコーヒーを飲ませて昏倒させ、防衛会議を盗聴する。ウルトラマンであるハヤタ隊員を捕獲してベータカプセルを奪おうとするが、彼がそれを持ち忘れていたために失敗した後、'''[[#にせウルトラマン|にせウルトラマン]]'''に変身して街を破壊することで、ウルトラマンを地球人の敵と思わせようとたくらむ。しかし、ホシノ少年にハヤタを救出されたために本物のウルトラマンと戦うことになり、スペシウム光線を撃ち込まれて変身が解け、格闘の末にスペシウム光線で倒される。
* 頭部はFRP樹脂製だったが、途中からラテックス製となった{{Sfn|大ウルトラマン図鑑|1996|pp=138-139}}。等身大時には五角形の耳が頭よりせり出しているが、巨大化(戦闘)時には収納されて窪みになっている{{R|XBD1}}。
* 着ぐるみは[[ラゴン (ウルトラ怪獣)|巨大ラゴン]]の改造{{R|zenchousa|読本160}}。巨大ラゴンから流用した胴体のうち、側面や背面にあった鰭は取り外され、表面の形状のみを活かして塗り直されている。
* 金城哲夫によるノベライズ『怪獣絵物語ウルトラマン』では、他の宇宙人と共にウルトラマンの対策会議に参加している姿が挿絵で確認できる{{要ページ番号|date=2019年4月}}{{efnefn2|文庫版の『小説ウルトラマン』では挿絵は無し。}}。その後、描写は無いがウルトラマンに倒されたことが語られている。
* 『[[ウルトラ怪獣大百科]]』での紹介時にはナレーターを青野が担当しており、自ら解説しているような表現となっている。
 
* 身長:40メートル{{R|白書|怪獣大全集15|BESTBOOK98|大辞典241|画報上41|怪獣列伝74|zenchousa|全怪獣16|読本224}}
* 体重:2万トン{{R|白書|怪獣大全集15|BESTBOOK98|大辞典241|画報上41|怪獣列伝74|zenchousa|全怪獣16|読本224}}
* 出身地:ザラブ星{{R|全怪獣16|読本224}}{{efnefn2|書籍『ウルトラ怪獣大全集』では「東京・科学センター付近」{{R|怪獣大全集15}}、『ウルトラマン画報 上巻』では「東京ビル街」{{R|画報上41}}と記述している。}}
地球人とウルトラマンの関係を険悪化させようと狙うザラブ星人が化けた偽者で、ハヤタを拉致したうえで夜の市街地を破壊する。ただし、ウルトラマンの外見を真似ただけなので、スペシウム光線などの特殊能力や、ウルトラマンに匹敵するパワーなどは持っていない{{R|怪獣列伝74}}。本物よりも目が赤みを帯びて異常に吊り上がっており、耳やつま先、頭部のとさか、顎が尖っていてボディの赤いラインに黒縁が見られるなど異なる点が多いが、ムラマツたちは見分けが付かずに困惑していた{{efnefn2|『ウルトラ怪獣列伝』では、夜の闇に紛れたことで形状の差異を誤魔化したものと解釈している{{R|怪獣列伝74}}。}}。市街地を破壊した後はハヤタを監禁しておいたビルに戻り、そこで彼を連れてビルからロープでの脱出を試みているホシノ少年を発見すると、ロープごと摘み上げて宙づり状態で捕らえ、窮地に陥れる。しかし、出現した本物のウルトラマンにホシノ少年を奪還され、そのまま本物のウルトラマンと対峙する。最後は、格闘で敵わないと判断して空への逃亡を試みるが、スペシウム光線を受けて本来の姿に戻る。
 
* スーツアクター:池田文男{{R|BESTBOOK98|zenchousa|読本160}}
* デザインは成田亨{{Sfn|成田亨|2014|p=88}}。
* マスクは新造{{efnefn2|資料によっては、Bタイプの改造と記述している{{Sfn|大ウルトラマン図鑑|1996|pp=138-139}}。}}だが、スーツはウルトラマンのAタイプを改造{{R|zenchousa|特秘3}}したもので、足の形状はBタイプと同一{{R|特秘3}}。撮影後、スーツは最終回(第39話)に登場する[[ゾフィー (ウルトラシリーズ)|ゾフィー]]に改造された{{R|特秘3}}。
* 出演者クレジットでは'''ニセ・ウルトラマン'''と表記されていた{{efnefn2|資料によっては、表記をこちらに準じている{{R|大辞典241|画報上41}}。}}。「[[ウルトラ怪獣シリーズ]]」のソフビ人形のタグカードなど、一部では'''ニセウルトラマン'''とも表記されていた{{efnefn2|2009年発売のソフビや、「ウルトラ怪獣名鑑」([[バンダイ]]、[[2002年]])などを除く。}}{{efnefn2|資料によっては、表記をこちらに準じている{{R|BESTBOOK98}}。}}。書籍『ウルトラ怪獣大全集』では'''にせ・ウルトラマン'''と表記している{{R|怪獣大全集15}}。英字表記は''IMIT-ULTRAMAN''{{R|白書|画報上41}}{{efnefn2|書籍『ウルトラマン ベストブック』では''NISE-ULTRAMAN''と記述している{{R|BESTBOOK98}}。}}。
* 劇中で攻撃を行う装軌式ミサイル車両の映像は、映画『[[モスラ]]』からの流用{{R|zenchousa}}。
 
* 身長:40メートル{{R|galaxyneo}}
* 体重:2万トン{{R|galaxyneo}}
* 出身地:東京ビル街{{R|galaxyneo}}{{efnefn2|書籍『円谷プロ全怪獣図鑑』では「ザラブ星」と記述している{{Sfn|円谷プロ全怪獣図鑑|2013|p=363}}。}}
ザラブ星人(NRB)が変身したウルトラマンの偽者。初代同様に目が釣り上がり、耳やつま先が尖っていて腹部に黒線が入っている。ZAPの隊員たちの目の前で変身したため、即座に本物のウルトラマンではないと見破られ、レイが召喚したゴモラと対決する。[[ウルトラマン#ウルトラマンの能力|スペシウム光線]]は撃てないため、素手で立ち向かって劣勢におちいる。ザラブ星人と同じように攻撃して逆に痛がるなど、この戦いもコミカルに描かれている。結局、ゴモラの超震動波を受けて元の姿に戻る。
* 姿は初代のにせウルトラマンと同一であるが、今回はウルトラマンの目の部分(着ぐるみでいうところの覗き穴)が明確になっている。
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=== 注釈 ===
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=== 出典 ===
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<ref name="R/B超全集52">{{Harvnb|R/B超全集|2019|p=52|loc=「怪獣大図鑑」}}</ref>
<ref name="R/B超全集79">{{Harvnb|R/B超全集|2019|p=79|loc=「ウルトラマンR/B監督インタビュー 神谷誠」}}</ref>
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== 参考文献 ==
2,499

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