「名鉄5500系電車」の版間の差分

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{{Double image aside|right|M5509御嵩高速.jpg|170|Meitetsu_5500_Inuyamabashi.jpg|180|焼損からの復旧時に高運転台に改造されたモ5509|普通列車として運用された5500系}}
なお、モ5509は[[1964年]](昭和39年)2月に[[犬山検査場新川検車支区||新川工場]]の火災によって焼損したため、同年9月に復旧する際には車体を新造した上で高運転台仕様となった<ref name="rp246-78"/>。また、1960年代後半は短期間に車体塗装デザインが変更されることになった。まず[[1967年]]夏からは順次ストロークリームをベースとして赤い帯が入るデザインに変更された<ref name="rp726-72"/>{{refnest|group="注釈"|このデザインは、その後名鉄傘下の[[豊橋鉄道]][[豊橋鉄道渥美線|渥美線の車両]]の色として定着した<ref name="1982-ys-91"/>。}}が、[[1968年]]末には[[名鉄スカーレット|スカーレット]]に白帯が入るデザインに変更され<ref name="rp726-72"/>、さらに[[1970年]]以降はスカーレット1色に変更された<ref name="rp726-72"/>。
 
[[1978年]](昭和53年)には正面貫通扉の脇に三角形の手すりが設けられた<ref name="rp370-93"/>ほか、[[1979年]](昭和54年)ごろから、正面の貫通幌撤去と前照灯のシールドビーム化が順次行われた<ref name="rp370-93"/>。また、[[1980年]](昭和55年)からは特別整備が開始され、同時に運転台直後の仕切り壁の窓縮小や換気扇設置が行われた<ref name="rp726-72"/>。この特別整備は[[1983年]](昭和58年)4月に全車両に対して完了した<ref name="rp726-72"/>が、後期に整備された車両では連結面の妻窓が埋められている<ref name="1985-ys-126"/>。また、1983年4月からは7000系の特別整備が開始された<ref name="dj290-7"/>が、7000系先頭車が整備されている場合は、モ5519・モ5520の2両編成を代わりに連結して運用した<ref name="2009-kt-116"/>。