「透明人間 (小説)」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
m 内部リンク他
m編集の要約なし
22行目:
}}
『'''透明人間'''』(とうめい にんげん、{{Lang-en-short|''The Invisible Man''}}、[[1897年]])は、[[H・G・ウェルズ]]の[[SF小説]]。[[アメリカ合衆国|アメリカ]]の作家[[ラルフ・エリソン]]にも同じタイトルの作品({{Lang-en-short|''Invisible Man''}})があるが、そちらは通常『[[見えない人間]]』と訳されることが多い。
==概要==
 
自らが開発した薬品によって[[透明人間]]に変身した科学者が、ロンドン郊外の村で巻き起こす数々の事件を描いた作品で、SF小説の古典として有名である。薬品によって人間が変身するというアイディアは、[[ロバート・ルイス・スチーブンソン|スティーヴンソン]]の『[[ジキル博士とハイド氏]]』から得たもので、てはずれの作品人間心にひそむ暗黒面を外見、薬と特殊な照明をあてる機器を併用する事によって透明するというモチ点で差異が出ている。また主人公の科学者は透明になる以前からエリフを用ト意識やプライドの高て表人物として描かれており、自分の父親を死に追やってまで研究資金を得ようとす。研究に取り付かれていく姿や、透明になった事共通し元からあった自分の性格の欠点がより拡張されていく様が描かれている。
 
==翻訳==