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住居は、[[東京都]][[港区 (東京都)|港区]][[元赤坂]]二丁目の[[赤坂御用地]]内にある赤坂御所（旧：[[東宮御所]]）。
おちんちん
== 人物・来歴 ==
[[ファイル:Rhododendron quinquefolium.JPG|サムネイル|right|お印に選ばれたゴヨウツツジ]]
[[ファイル:Emperor Akihito and Empress Michiko with the Imperial Family (November 2013).jpg|thumb|250px|right|2013年11月、祖父・第125代天皇明仁や皇族らと]]
[[ファイル:Crown Prince Naruhito Crown Princess Masako and Princess Aiko 20160801.jpg|thumb|250px|right|2016年8月1日、「水を考えるつどい」にて皇太子徳仁親王（中央）、同妃雅子（右から2人目）らと]]
（各事象等における身位の表記は、当時に沿う。）
[[2001年]]（[[平成]]13年）[[12月1日]]14時43分、皇太子徳仁親王（当時）と皇太子妃雅子（当時）の間に、[[東京都]][[千代田区]]の[[宮内庁病院]]で出生。同日、祖父である第125代天皇明仁から[[守り刀]]（人間国宝である大隅俊平作）と[[袴]]が贈られる「賜剣の儀」が行われた<ref>{{Cite news |title=天皇陛下から赤ちゃんに守り刀と袴 賜剣の儀式 |url=http://www.asahi.com/national/birth/K2001120101387.html |date=2001-12-01 |newspaper=asahi.com |publisher=朝日新聞社 |accessdate=2013-04-15}}</ref><ref>{{Harv|椎谷|2002|pp=140-143}}</ref>。刀身は約25センチで全長約40センチ。
また、[[小泉純一郎]]首相（当時）が「内親王殿下の御誕生を迎えて」の内閣総理大臣謹話を発表した<ref>{{cite news|url=http://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/11236451/www.kantei.go.jp/jp/koizumispeech/2001/1201denka.html|title=内閣総理大臣謹話 [内親王殿下の御誕生を迎えて] 平成1３年１２月１日|publisher=首相官邸|date=2001-12-01|accessdate=2019-07-15}}</ref>。
同年[[12月7日]]、「浴湯の儀」「命名の儀」「[[賢所]][[皇霊殿]]神殿に誕生命名奉告の儀」が行われ、天皇から「愛子（読み：あいこ）」と命名され、「敬宮（読み：としのみや）」の称号を受けた。名と称号の由来は
{{Cquote|人を'''愛'''する者は人恒に之を愛し、人を'''敬'''ふ者は人恒に之を敬ふ。|||『[[孟子]]』離婁下}}
に拠る。皇太子・同妃（当時）、そして学者<ref>[[秋山虔]]・[[鎌田正]]・[[米山寅太郎]]の三名</ref>が相談して内定し、祖父の天皇（当時）も両親である皇太子・同妃（当時）の意向を尊重して命名した<ref>{{Cite news |title=お名前は「敬宮愛子さま」・命名の儀 |url=http://www.nikkei.co.jp/sp2/nt30/20011207DCCI017707030001.html |date=2001-12-07 |newspaper=NIKKEI NET |publisher=日本経済新聞社 |accessdate=2013-04-15 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20090603003225/http://www.nikkei.co.jp/sp2/nt30/20011207DCCI017707030001.html |archivedate=2009年6月3日 |deadlinkdate=2017年10月 }}</ref><ref>{{Harv|椎谷|2002|pp=143-166}}</ref>。
浴湯の儀に伴って行われる「[[読書の儀|読書]][[鳴弦の儀|鳴弦]]」の儀式では、元[[学習院大学]]長[[児玉幸多]]により、『[[日本書紀]]』から8人10代存在した[[女性天皇]]のうち最初の女帝にあたる[[推古天皇]]に関する部分が読まれている<ref>{{Harv|椎谷|2002|pp=143-166}}</ref>。お印の[[シロヤシオ|ゴヨウツツジ]]は[[那須御用邸]]でも5月に咲く花で、両親の「この純白の花のような純真な心を持った子供に育ってほしい」という願いを込めた<ref>{{Harv|椎谷|2002|pp=166-168}}</ref>。
平成の皇太子夫妻の待望の第一子誕生に対して、国民の祝賀の記帳は宮内庁関連で12万人、全国の自治体で65万人、合計77万人に達した。12月2日夕、皇居前広場で「新宮さまのご誕生をお祝いする国民の集い」が開かれ、奉祝国会議員連盟会長の[[麻生太郎]]をはじめ政治家や[[竹下景子]]、[[西田ひかる]]などの芸能人、[[毛利衛]]、[[長嶋茂雄]]などの著名人が祝辞を述べ、2万5千人が集まり万歳して祝意を表した<ref>{{Cite web |date=2002-02-20 |url=http://www.kunaicho.go.jp/okotoba/02/kaiken/kaiken-h14az.html |title=皇太子殿下お誕生日に際し（平成14年） |publisher=宮内庁 |accessdate=2013-04-15}}</ref><ref>{{Harv|椎谷|2002|pp=248-264}}</ref>。
幼時には、両親（皇太子・同妃）から「愛ちゃん」と呼ばれた<ref name="H14tan">{{Cite web |date=2002-04-02 |url=http://www.kunaicho.go.jp/okotoba/02/kaiken/kaiken-h14-gotanjo.html |title=愛子内親王殿下御誕生につき（平成14年） |publisher=宮内庁 |accessdate=2013-04-15}}</ref>。
[[2005年]]（平成17年）春から週2回、東京都[[渋谷区]]の[[こどもの城]]に通い、音楽遊びなどを通じて集団生活に親しんだ<ref>{{Cite news |title=愛子さま4歳 |url=http://www.yomiuri.co.jp/features/impr/birth/ |date=2005-12-01 |newspaper=YOMIURI ONLINE |publisher=読売新聞社 |accessdate=2013-04-15}}</ref>。
[[2006年]]（平成18年）[[4月11日]]、[[学習院幼稚園]]に入園。同年8月、皇太子・同妃（当時）である両親の[[オランダ]]旅行・滞在に同行して、初めて海外訪問した<ref>[http://www.epochtimes.jp/jp/2006/08/html/d46372.html 2006年8月20日 Epoch Times in Japan 写真報道：皇太子ご一家オランダで、雅子さま初の海外静養]</ref>。
同年[[11月11日]]に、袿（うちき）と袴をつけ「着袴の儀」を行った。このとき着けた「濃色（こきいろ、濃い赤色）」の袴は、誕生のときに贈られたものである。この頃には[[自転車]]の練習なども始めている<ref>[http://www2.ctv.co.jp/photocalendar/2006/11/11/5913/ 2006年11月11日 中京テレビ 愛子さま、「着袴の儀」]</ref>。
[[2008年]]（平成20年）3月に学習院幼稚園を卒園し、同年4月に[[学習院初等科]]に入学。[[2009年]]（平成21年）の初等科2年生時には、漢字の書き取りや[[習字]]を行う姿が報道された<ref>[http://www.news24.jp/articles/2010/12/01/07171603.html 2008年12月1日 日テレNEWS24 愛子さま 9歳のお誕生日に皇居をご訪問]</ref>。
[[2010年]]（平成22年）2月下旬から[[風邪]]を患うなど体調不良が原因となり欠席しがちだった<ref>2010年3月6日 東京新聞「愛子さま登校できず「乱暴な子」見て不安訴え」。記事では、“2月22日から26日の間、25日以外を欠席した”としている。なお、[[2010年#カレンダー|2月27-28日は土日]]</ref>が、同年[[3月5日]]になって[[野村一成]]（当時の[[宮内庁東宮職|東宮大夫]]）が、「3月上旬に発生した初等科での児童同士のトラブルから体調不良となり、学校を欠席した」と発表した後、同日にまた学校法人学習院側も記者会見を開き同様の発表がなされ、大きな波紋を呼んだ（詳細は「''[[愛子内親王不登校騒動]]''」）<ref>{{Cite news |title=愛子さま学校お休みに 同級生の「乱暴なふるまい」で |url=http://sankei.jp.msn.com/culture/imperial/100305/imp1003051541001-n1.htm |date=2010-03-05 |newspaper=MSN産経ニュース |publisher=産業経済新聞社 |accessdate=2013-04-15 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20101204163714/http://sankei.jp.msn.com/culture/imperial/100305/imp1003051541001-n1.htm |archivedate=2010年12月4日 |deadlinkdate=2017年10月 }}</ref><ref>[http://www.news24.jp/articles/2010/03/05/07154802.html 2010年3月5日 日テレ24 愛子さま、登校できず 一部の児童が乱暴で]</ref><ref>[http://www.news24.jp/articles/2010/03/11/07155170.html 2010年3月11日 日テレNEWS24 両陛下「十分に配慮を」愛子さま通学問題]</ref><ref>[http://www.news24.jp/articles/2010/12/01/07171556.html 2010年12月1日 日テレNEWS24 愛子さま 9歳に 学校で過ごす時間増える]</ref>。
[[2011年]]（平成23年）秋より、初等科への通学は平常な状態に戻った<ref>{{Cite news |title=【皇室ウイークリー】（206）ブータン国王「明治神宮で陛下の長寿をお祈りした」 20歳眞子さまも宮中晩餐会へ |url=http://sankei.jp.msn.com/life/news/111119/imp11111907010002-n3.htm |date= |newspaper=MSN産経ニュース |publisher=産業経済新聞社 |accessdate=2013-04-15}}</ref><ref>[http://www.news24.jp/articles/2011/12/01/07195547.html 2011年12月1日 日テレNEWS24 愛子さま、10歳に 1人での通学増える]</ref>。
[[2012年]]（平成24年）には学習院初等科5年生となり、「[[オーケストラ|管弦楽]]部（[[楽器|パート]]は[[チェロ]]）、[[バスケットボール]]部などの部活動での練習にも励み、[[学習院女子大学]]で開催された英会話セミナーにも通い出した」と報道された<ref>{{Cite web |date=2012-06-29 |url=http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/asahi-20120620-02/1.htm |title=英語教室では「トッシー」校外学習で愛子さま完全復活 |publisher=朝日新聞出版 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20120709005213/http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/asahi-20120620-02/1.htm |archivedate=2012年7月9日 |accessdate=2013-04-15 |deadlinkdate=2017年10月 }}<!-- http://wayback.archive.org/web/20120829172324/http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=13920 --></ref>。
[[2014年]]（平成26年）3月に[[学習院初等科]]を卒業し、同年4月に[[学習院女子中・高等科|学習院女子中等科]]に入学<ref>{{Cite news |author=真鍋光之 |title=愛子さま:入学式 「中学生活、楽しみ」 |url=http://mainichi.jp/feature/koushitsu/news/20140407k0000m040014000c.html |date=2014-04-06 |newspaper=毎日新聞 |publisher=毎日新聞社 |accessdate=2014-04-07}}</ref><ref>[http://www.news24.jp/articles/2014/04/06/07248756.html 2014年4月6日 日テレNEWS24 愛子さま 学習院女子中等科に入学]</ref>。同年7月15日に自身の曽祖父母にあたる[[昭和天皇]]・[[香淳皇后]]の[[武蔵野陵]]を初めて参拝し<ref>{{Cite news |title=愛子さま 昭和天皇の御陵などを初参拝|url=http://www.news24.jp/articles/2014/07/15/07255214.html | date=2014-07-15|newspaper=日テレNEWS24 |publisher=読売新聞社 |accessdate=2014-09-29}}</ref>、また、7月30日に[[伊勢神宮]]を初めて参拝した<ref>{{Cite news |title=皇太子ご一家が伊勢神宮ご参拝 愛子さまは初めて|url=http://sankei.jp.msn.com/life/news/140730/imp14073009350002-n1.htm |date=2014-07-30|newspaper=MSN産経ニュース |publisher=産経新聞社 |accessdate=2014-09-29}}</ref>。同年8月3日、[[全国高等学校総合体育大会]]を両親との一家で訪れ、女子サッカーと男子バレーボールの試合を観戦した<ref>[http://www.news24.jp/articles/2014/08/04/07256440.html 2014年8月3日 日テレNEWS24 愛子さま、高校総体の男子バレーを観戦]</ref>。
同年12月1日、13歳の誕生日を迎え、[[皇居]]内の御所に居住する祖父母の天皇明仁と[[上皇后美智子|皇后美智子]]（当時、現：上皇と上皇后）を初めて一人で挨拶のため訪問した。春からは[[テニス]]と[[ソフトボール]]を始めている。授業の科目数も増え、学業にスポーツにと忙しい日々を過ごす<ref>[http://www.news24.jp/articles/2014/12/01/07264403.html 2014年12月1日 日テレNEWS24 愛子さま13歳に 初めて一人で皇居訪問]</ref>。
[[2015年]]（平成27年）[[戦後]]70年の節目の夏には、初めて戦争の企画展示（「昭和館」東京都千代田区）に足を運び見学したほか、[[第二次世界大戦]]の体験者からも直接話を聞いた<ref>[http://www.sankei.com/life/news/151201/lif1512010003-n1.html 産経ニュース 愛子さま、14歳のお誕生日]</ref><ref>[http://www.news24.jp/articles/2015/07/26/07305386.html 2015年7月26日 日テレNEWS24 愛子さま、「戦後70年」の特別展へ]</ref><ref>[http://www.news24.jp/articles/2015/08/23/07307607.html 2015年8月23日 日テレNEWS24 皇太子ご夫妻と愛子さま 戦時中の生活展へ]</ref>。
[[2016年]]（平成28年）8月、両親の皇太子徳仁親王・同妃雅子（当時）の地方公務に初めて同行し[[長野県]]上高地を訪れた<ref>[http://www.news24.jp/articles/2016/08/10/07337698.html 2016年8月10日 日テレNEWS24 皇太子ご一家、長野で「山の日」記念式典へ]</ref><ref>[http://www.news24.jp/articles/2016/08/11/07337767.html 2016年8月11日 日テレNEWS24 皇太子ご一家「山の日」記念式典に出席]</ref>。同年9月26日から胃腸が弱りふらつきなどの症状のため学校を欠席したが<ref>[http://www.news24.jp/articles/2016/10/07/07343086.html 2016年10月7日 日テレNEWS24 愛子さま 体調不良のため2週間学校を欠席]</ref>、休養に努め11月に学校に復帰した。
[[2017年]]（平成29年）3月、学習院女子中等科を卒業し<ref>[http://www.news24.jp/articles/2017/03/22/07357069.html 2017年3月22日 日テレNEWS24 愛子さま 学習院女子中等科をご卒業]</ref>、発表された卒業文集の作文「世界の平和を願って」<ref>[http://www.news24.jp/articles/2017/03/22/07357085.html 2017年3月22日 日テレNEWS24 愛子さま 中学校の卒業文集に作文を]</ref>では、「『平和』は、人任せにするのではなく、一人ひとりの思いや責任ある行動で築きあげていくものだから」などと、修学旅行で広島を訪れ原爆の悲劇を見て感じた平和を築いてゆく願いを綴り、多くの国民の感動を呼んだ。同年4月、学習院女子高等科に入学<ref>[http://www.news24.jp/articles/2017/04/08/07358497.html 2017年4月8日 日テレNEWS24 愛子さま高校にご入学 スキー日焼けで笑顔]</ref>。
[[2018年]]（平成30年）7月22日-8月9日まで、[[イギリス]]に短期留学した。(学習院女子高等科の海外研修プログラム) 首都[[ロンドン]]郊外の[[イートン校]]で英語教育、更に[[ポーツマス]]や[[オックスフォード]]で英国の文化を体験した<ref>[https://www.jiji.com/jc/amp?k=2018072200128 2018年7月22日 時事通信 愛子さま、英留学に出発]</ref>。
[[2019年]]（[[令和]]元年）[[5月1日]]、[[天皇の退位等に関する皇室典範特例法]]の施行（前日の平成31年4月30日に祖父の天皇[[明仁]]が退位し[[上皇 (天皇退位特例法)|上皇]]となり、祖母の[[上皇后美智子|皇后美智子]]は[[上皇后]]となる。）により父の皇太子徳仁親王が第126代天皇（今上天皇）に即位、母の皇太子妃雅子も立后し皇后となる。これに伴い、学習院女子高等科第3学年在学中の敬宮愛子内親王は第一皇女子として、天皇皇后を両親に持つ唯一の子供となる。
== （皇女）内親王を巡って ==
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