「人工透析」の版間の差分

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== 利権問題・腎移植 ==
日本は腎臓病患者の透析率が95%で、アメリカ・韓国の40%などに比べて極めて高い。透析に詳しい医師らは患者一人あたり年500万円を国が負担してくれる日本では、病院にとって透析を一旦始めると「儲かるビジネス」になっていると指摘している。[[週刊現代|週間現代]]は透析専門に行う病院・大学病院などから患者を紹介料を払って買っている病院、造血剤を売るために医薬情報担当者に接待する製薬会社など「透析利権」を報道している<ref name=":0" />。
 
高橋公太医師は日本では透析をすれば長生き出来る、腎臓が悪くなったらすぐ透析との誤解が信じられているが、長期間の透析は合併症も引き起こすために、20代で開始なら50-60歳で亡くなると明らかにしている。高橋医師は日本では[[腎移植]]の認知度が低く、[[生活の質]]など肉体的負担や経済的負担を考慮しても、腎移植の方が良いと述べている。2016年に新村浩明医師も週間現代に対して、日本では腎移植が年間1,600で、アメリカ合衆国の1万8,000に対してかなり少ないなど移植医療の普及を訴えている<ref name=":0" />。