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すでにアイドルとして活躍していた姉の美穂を家族と共に[[成田国際空港|成田空港]]へ見送りに来ていた時に、美穂の事務所スタッフの目にとまり、スカウトをされる([[吉田啓一郎]]監督から声を掛けられた<ref>[https://tvtopic.goo.ne.jp/program/tx/66477/978141/ (2016年7月15日放送回) の番組概要ページ] - gooテレビ番組(関東版)[[じっくり聞いタロウ〜スター近況(秘)報告〜]]</ref>)。「20歳までやってみて、芽が出なかったら辞めたらいい」との母の言葉に背中を押され、デビューを決めた。
 
[[1988年]]、テレビドラマ『[[オトコだろッ!]]』で女優デビュー。同時期に歌手活動も行っていたが、本人は歌に自信がなく積極的ではなかった。同期歌手デビューに[[島崎和歌子]]、[[マルシア]]、[[田村英里子]]、[[深津絵里]]、[[千葉美加]]、[[河田純子]]、[[細川直美]]、[[川越美和]]などがいた。当時は忍を取り上げた記事やインタビューに必ず「中山美穂の妹」とキャプションがつくことから「やはり姉の傘の下に守られているから仕事の依頼がくるのではないのか」と自らの仕事や在り方に悩んだこともあり、「妹と言われることも嫌だった」という。そのような時だった[[1991年]]、[[フジテレビジョン|フジテレビ]]の番組『[[ものまね珍坊]]』に出演した時、所属事務所から番組側に「姉の話題はNG」と通達が出ていたにもかかわらず、同番組出演者の[[清水アキラ]]から姉・美穂のものまねを要求された(これは清水のアドリブで、番組の台本にも無かったことだったという)ことで、本人曰く「心が傷付き」泣きながら「もうバラエティーには出たくない」と訴えて、結局この一件がアイドルを辞める原因となり<ref name="daily180919">{{Cite web|url=https://headlineswww.yahoodaily.co.jp/hl?a=20180919-00000157-dal-entgossip/2018/09/19/0011655856.shtml|title=2時間ドラマの新女王・中山忍 アイドル辞めた原因は清水アキラだった|publisher=[[デイリースポーツ]]|date=2018-09-19|accessdate=2018-09-20}}</ref><ref>{{Cite web|url=https://headlineswww.yahoosponichi.co.jp/hl?a=20180920-00000071-spnannex-ententertainment/news/2018/09/20/kiji/20180920s00041000081000c.html|title=中山忍、アイドル引退の真相 大物タレント“無茶ぶり”きっかけ「傷つきました」|publisher=[[スポーツニッポン]]|date=2018-09-19|accessdate=2018-09-20}}</ref>{{refnest|group="注釈"|中山が[[2018年]][[9月19日]]放送のフジテレビ系「[[梅沢富美男のズバッと聞きます!]]」に出演した際に、その清水アキラからこの件について謝罪されている<ref name="daily180919"/>。}}、女優として経験を積み重ねていくしかないと決意し、歌手活動も休止。
 
現在まで[[2時間ドラマ]]を中心に<ref name="sanspo171117">[http://www.sanspo.com/geino/news/20171117/geo17111720310040-n1.html 中山忍、駄目だしされた渡瀬恒彦さんに感謝「役者人生が変わった」] - サンケイスポーツ、2017年11月17日</ref>連続ドラマ、舞台、CMなどで活躍している。2時間ドラマに本気で向き合い、役者人生が変わったきっかけともなった[[渡瀬恒彦]]からは、兄・[[渡哲也]]と比べられるなど自分と似たような境遇があっただけに良く思いやられたことがあった<ref name="sanspo171117"/>。[[1993年]]に『[[ゴジラvsメカゴジラ]]』、[[1995年]]に『[[ガメラ 大怪獣空中決戦]]』に出演したことで、[[ゴジラ]]映画と[[ガメラ]]映画の双方に出演した初の女優となった。[[日本放送協会|NHK]]の科学番組などへの出演も多い。