「JR九州BEC819系電車」の版間の差分

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| 常用減速度 =
| 非常減速度 =
| 減速度 = 非増圧時 3.6 km/h/s <ref name="Tetsushako254">日本鉄道車輌工業会「車両技術」254号「JR九州 BEC819系蓄電池駆動交流電車」記事。</ref><br />増圧時 4.2 km/h/s <ref name="Tetsushako254"/>
| 編成定員 = 264人
| 車両定員 = 133人(Mc)<br/>131人(Tc)
 
== 概要 ==
JR九州が非電化区間で運行している[[国鉄キハ40系気動車 (2代)|キハ40系]]等の[[気動車]]の経年置き換えを目的として開発した。世界初の交流方式による蓄電池電車となった[[JR九州817系電車#蓄電池電車(試作車)|817系改造の試作車]]による試験結果を踏まえ、実用化した量産車両として製作されるものであり、車体・接客設備は817系2000番台をベースとしつつ、[[JR九州305系電車|305系]]からのフィードバックも行われている<ref name=":0">[http://www.tetsushako.or.jp/page_file/20170117132720_B7Z3QFXyG2.pdf 畠田 賢司『BEC819系交流架線式蓄電池電車 の量産開発について』(pdf)]-「鉄道車両工業」 481号(2017年1月号)pp13-pp18(一般社団法人 日本鉄道車輌工業会のサイトにホームページ掲載)</ref>。
 
2014年11月に投入を公式発表<ref name="mynavi20141128">{{Cite news|url=http://news.mynavi.jp/news/2014/11/28/148/|title=JR九州、架線式蓄電池電車が筑豊本線若松〜折尾間に - 2016年秋にデビュー|newspaper=[[マイナビニュース]]|date=2014-11-28|accessdate=2014-12-23}}</ref><ref name="response20141128">{{Cite news|url=http://response.jp/article/2014/11/28/238500.html|title=JR九州の蓄電池電車、若松線に投入…2016年秋から|newspaper=[[Response.]]|date=2014-11-28|accessdate=2014-12-23}}</ref><ref name="ITmedia20141128">{{Cite web|url=http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1412/05/news075.html|title=蓄電池電車で動力費5割減、JR九州|work=スマートジャパン|publisher=[[ITmedia]]|date=2014-11-28|accessdate=2014-12-23}}</ref>、2016年1月29日に詳細が発表された。車体の塗装や内装デザインは他のJR九州の車両同様[[水戸岡鋭治]]が担当している<ref name="release20160129">{{Cite press release|url=http://www.jrkyushu.co.jp/top_info/pdf/717/chikudennchidennsha.pdf|format=PDF|title=DUAL ENERGY CHARGE TRAIN 架線式蓄電池電車 DENCHA 今秋デビュー 〜エコでスマートな『人と地球の未来にやさしい』次世代型車両〜|publisher=九州旅客鉄道|date=2016-01-29|accessdate=2016-01-30}}</ref>。
台車は空気ばね式のボルスタレス台車であるDT409K(制御[[電動車|動力車]])・TR409K([[制御車]])であり、車輪直径等の寸法・歯車比は817系のDT404K・TR404Kと同じである。前者は電動機の形式変更に伴って電動機の取付け部分の構造が変更されており、後者は制御車の床下に大容量の主回路蓄電池箱を搭載したことによる重量増(約7.5t)となったため、軸箱支持装置に電動車用の円錐積層ゴム式に変更されており、台車枠に取付けられている差圧弁やユニットブレーキも電動車用のものが使用されている。
 
1両あたり消費電力は、[[国鉄415系電車|415系]]を「100」とした場合、BEC819系は[[JR九州817系電車|817系]]と同じ「53%」(理論値)に削減している<ref>[https://web.archive.org/web/20171002062251/http://www.jrkyushu.co.jp/company/csr/environment/report/effort3.html 九州を走るエコ車両(JR九州 環境報告書2017)] - 九州旅客鉄道(2017 2017年10月1日、10月2日に[http://www.jrkyushu.co.jp/company/csr/environment/report/effort3.html オリジナル]を[インターネットアーカイブ化。]])</ref>。
 
[[自動列車停止装置|ATS]]は新製時から、JR九州が2011年頃から設置を進めている[[ATS-DK|ATS-DK形]]を装備。[[自動列車停止装置|ATS-SK形]]の機能に加えて、省令に基づくパターン連続照査に対応した形になっている。
 
一方電化区間突入の際は、IDタグ(下り、パンタグラフ上げ)により、パンタグラフ上げの指令をモニターに注意喚起を出すとともに、その後に運転停車してパンタグラフを上昇させずに力行(加速)させても、力行禁止の指令が働き車両を停止させ続ける。運転士が停車中にパンタグラフを手動操作で上げることで、力行禁止が解除される。万が一、パンタグラフを下げたまま電化区間に突入した場合でも、走行中にはパンタグラフは架線に接触しないため、損傷の心配はない<ref name=":0" />。
 
 
300番台及び0番台から改造された100番台では車側カメラを設置しホームミラーに代えている。それに伴い運転席には新たに2画面のモニター画面が設置されている。
 
=== 投入までの経過と今後 ===
2016年(平成28年)4月に1編成2両が落成し<ref name="release20160129"/>、試運転を経て、同年8月24日に車両が[[筑豊篠栗鉄道事業部|直方車両センター]]で報道陣に公開され、同年10月1日には筑豊本線直方駅 - [[中間駅]]間で試乗会が行われた<ref>{{Cite press release|url=http://www.jrkyushu.co.jp/top_info/pdf/947/dencyasijoukaikaisai.pdf|format=PDF|title=架線式畜電池電車DENCHAの試乗会開催!|publisher=九州旅客鉄道|date=2016-08-24|accessdate=2016-9-27}}</ref>のち、同年10月19日に[[筑豊本線]]([[筑豊本線#地域輸送|若松線]])[[折尾駅]] - [[若松駅]]間での営業運行を開始した。運行開始初日には若松駅で出発式を行った<ref>{{Cite news|url=http://www.sankei.com/west/news/161019/wst1610190049-n1.html|title=地球にやさしい“蓄電池電車”「DENCHA」運行開始 JR筑豊線|newspaper=産経新聞|date=2016-10-19|accessdate=2016-10-19}}</ref>。導入当初は2両1編成のみでの運用で、同区間で昼間時間帯に火曜日以外の各日1日4往復運行した<ref>{{Cite press release|url=http://www.jrkyushu.co.jp/top_info/pdf/948/dencyaunkoukaisi.pdf|format=PDF|title=架線式蓄電池電車運行開始について|publisher=九州旅客鉄道|date=2016-08-24|accessdate=2016-9-27}}</ref>。
 
続いて[[2017年]](平成29年)2月13日・24日に下松から量産車が3編成ずつ甲種輸送され、この6編成は同年[[3月4日]]のダイヤ改正より営業運転を開始した。これにより若松線を走行する全列車がBEC819系での運転となった。同ダイヤ改正では若松線の列車の多くが若松駅 - 直方駅間の運転となり、折尾駅を経由し非電化区間と電化区間を直通する営業運転も開始された。また、[[篠栗線]]を含む直方駅 - [[桂川駅 (福岡県)|桂川駅]] - 博多駅間でも運用されるようになり、当形式だけでなく、従来の817系との連結運用も存在する<ref>[http://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2016/12/16/H29TimetableRevision.pdf 平成29年春ダイヤ改正について] - JR九州(旅客鉄道 2016年12月16日)</ref>。
 
なお、非電化区間走行後の蓄電池への充電は、電化されている折尾駅で行われ、その際には非電化区間では折り畳んでいた集電装置を上昇させる。
ZG005編成は[[2017年]][[9月18日]]午前5時20分頃に[[直方駅]]構内において入換中に[[車止め]]に衝突・脱線し<ref name="jtsb">{{Cite web |date= |url=http://jtsb.mlit.go.jp/jtsb/railway/detail2.php?id=1922 |title=調査中の案件 概要 |publisher=運輸安全委員会 |accessdate=2018-03-04}}</ref><ref>{{Cite news |title=JR直方駅 2両編成電車が脱線 |newspaper=毎日新聞 |date=2017-9-18 |url=https://mainichi.jp/articles/20170919/k00/00m/040/041000c |accessdate=2018-03-04}}</ref><ref>{{Cite news |title=準備中車両が脱線 JR九州・中間―直方間、終日運転見合わせ |newspaper=日本経済新聞 |date=2017-9-18 |url=https://www.nikkei.com/article/DGXLASJC18H0K_Y7A910C1ACYZ00/ |accessdate=2018-03-04}}</ref><ref>{{Cite news |title=停止位置誤り列車脱線 JR福北ゆたか線、けが人なし |newspaper=朝日新聞デジタル |date=2017-9-18 |url=https://www.asahi.com/articles/ASK9L2JQ1K9LTIPE001.html | accessdate=2018-03-04}}</ref>、小倉工場へ入場した。2018年9月12日に出場し、翌日運用復帰している。
 
2019年3月16日のダイヤ改正で本系列11編成22両が[[香椎線]]に投入され、同線で運用されているキハ47形およびキハ40形計23両をすべて置き換えた<ref>{{Cite press release|url=http://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2018/12/14/181214Newsrelease01.pdf|format=PDF|title=筑肥線「糸島高校前駅」が開業します。香椎線が快適に生まれ変わります。|publisher=九州旅客鉄道|date=2018-12-14|accessdate=2018-12-15 }}</ref><ref>{{Cite news|url=https://trafficnews.jp/post/82377|title=蓄電池電車「DENCHA」、非電化の香椎線に進出 JR九州|newspaper=乗りものニュース|date=2018-12-14|accessdate~2018-12-15}}</ref><ref>{{Cite news|url=https://this.kiji.is/445513125140268129|title=JR九州、蓄電池電車導入拡大へ|accessdate=2018/12/13|date=2018年12月12日|websitepublisher=共同通信|publisher=}}</ref>。2018年(平成30年)12月4日には、香椎線向けとなる300番台2編成が下松から甲種輸送された。基本設計は0番台に準じているが、従来車にはなかった車側カメラが取り付けられている<ref>{{Cite web|url=https://railf.jp/news/2018/12/05/140000.html|title=BEC819系300番台が甲種輸送される|accessdate=2018-12-13|date=2018-12-05|website=鉄道ファン・railf.jp|publisher=[[交友社]]}}</ref>。その後、2019年2月までに11編成が甲種輸送され運用を開始している<ref>{{Cite web|url=https://railf.jp/news/2019/02/20/170000.html|title=BEC819系300番台「DENCHA」3編成が甲種輸送される|accessdate=2019-02-27|date=2019-02-20|website=鉄道ファン・railf.jp|publisher=交友社}}</ref>。
 
=== 同系車 ===
 
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
=== 注釈 ===
<references group="注" />
=== 出典 ===
<references/>
 
== 関連項目 ==
* [[A-train (日立製作所)]]
* [[JR東日本EV-E301系電車]] - [[東日本旅客鉄道|JR東日本]]が[[烏山線]]で運用する直流用蓄電池駆動電車
 
== 参考文献 ==
* 交友社「[[鉄道ファン (雑誌)|鉄道ファン]]」
** 2016年12月号 {{Cite journal|和書 |title=BEC819系交流架線式蓄電池電車 |ref={{SfnRef|鉄道ファン|2016}}}}
 
*
== 関連項目 ==
* [[A-train (日立製作所)]]
* [[JR東日本EV-E301系電車]] - [[東日本旅客鉄道|JR東日本]]が[[烏山線]]で運用する直流用蓄電池駆動電車
 
{{JR九州の車両リスト}}
{{ブルーリボン賞選定車両一覧}}
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