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{{出典の明記|date=2019年9月}}
 
'''知行'''(ちぎょう)とは、[[日本]]の[[中世]]・[[近世]]において、[[領主]]が行使した所領支配権を意味する歴史概念。[[平安時代]]から「知行」の語が使用され始め、以降、各時代ごとに「知行」の意味する範囲は微妙に変化していった。日本の歴史上の領主は[[ヨーロッパ]]の[[農奴制]]における領主のように無制限に[[所領]]の土地と人民を[[私有財産]]として所有したのではなく、徴税権・支配権にかかわる一定の権利義務の体系を所持した存在であった。この体系が知行であり、日本史における領主階層のあり方を理解する上で、知行の概念の理解は欠かせない。