「ボーイング747-400」の版間の差分

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=== 747-400ER型 ===
[[File:Qantas Airways(VH-OEI) Boeing 747-400 in Tokyo international 438(HANEDAER) at Sydney Airport.jpg|thumb|世界で唯一ボーイング747-400ERを運航するカンタス航空]]
747-400型の航続距離延長型。初飛行は2002年7月31日。当初は747-400X、のちにThe Longer-Range 747-400とも呼ばれた<ref name="400ER">[http://www.boeing.com/news/releases/2000/news_release_001128c.html Boeing, News Release.(2000年11月28日)]</ref>。外観上は従来の-400型と変化はないが、最大離陸重量が従来型に比べ35,000[[ポンド (質量)|ポンド]](約15,870[[キログラム|kg]])引き上げられて910,000ポンド(約412,770kg)となり、操縦席の[[コンソール]]には新型の[[液晶ディスプレイ|LCD]]パネルが採用されている。また、胴体や主翼部分も構造強化され、エンジン出力も強化されたほか、[[タイヤ]]も従来よりも大径のものに変更された。これにより、従来以上の大量輸送が可能になったほか、従来と変わらない[[ペイロード (航空宇宙)|ペイロード]]であればその分搭載燃料を増やして航続距離を500[[海里|マイル]](約805[[キロメートル|km]])伸ばすことが可能となった。