「排水量」の版間の差分

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→‎基準排水量: 氏名と事務所所在地を公表している海事代理士のブログ(WP:BLOGSに抵触しないと思料)を出典として、海上自衛隊の採用する「基準排水量」の詳細について加筆。
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年代および国によって定義が異なるが、一般的には[[ワシントン海軍軍縮条約]]において採用された上記の定義が用いられる。仮想敵国から想定される作戦海域は各国で異なり、燃料および予備缶水を含めると長大な航続力を必要としない国が有利になることから、純粋な戦闘能力のみで比較するためにこれらの重量を差し引いた状態とされた。想定作戦海域が広大である英米が不利にならないためであるとも言われている。船の状態としては不自然に過ぎ実用的ではないため、近年ではこの状態を諸元として使用する国はない。
 
なお、[[海上自衛隊]]は艦艇の公式諸元として基準排水量を公表しているが、これは名称こそ同じであるものの、[[1978年]]([[昭和]]53年)に制定された船舶設計基準細則で規定されているものである<ref>{{Cite book|和書|author=北島郁夫|year=2003|chapter=艦艇設計を鑑みて|title=防衛庁技術研究本部五十年史|pages=114-115|ncid=BA62317928|ref=harv}}</ref>。具体的には、ワシントン条約の定義による基準排水量から、「弾薬・食料・乗員」の重さを差し引いたものであり、'''建造排水量'''(純粋な艦としての重さ」と等しい<ref>{{Cite web|title=排水量とトン数の話|url=http://kuro-neko-kuro.cocolog-nifty.com/blog/2013/07/post-fd30.html|website=果てしなき業務日記|accessdate=2019-09-18|publisher=[[海事代理士]] 高橋剛|year=2013|month=7|archiveurl=https://web.archive.org/web/20190918071210/http://kuro-neko-kuro.cocolog-nifty.com/blog/2013/07/post-fd30.html|archivedate=2019-9-18}}</ref>。
 
===常備排水量===