「アカディ」の版間の差分

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歴史上の軋轢(上記:「歴史」を参照)から、年配のフランス系住民の間では現在に至るまで英国および英語を母国語とする住民に対する反感が根強い。若い世代は英語文化の浸透、また就職に有利なことから英仏[[二言語話者|バイリンガル]]であることが多く、母語であるフランス語の喪失が危惧されている。
 
現在のアカディは「国土なき国家」と呼ばれることもある。国歌は「[[アヴェ・マリス・ステラ]] ({{Lang|en|Ave Maris Stella}})」(「めでたし、海の星」)。国旗はフランスの三色旗の青地に金の星(被昇天の聖母の象徴、「海の星」)をあしらったもの。[[1884年]]制定。アカディ人が全人口の3割弱を占めるニューブランズウィック州では、州立の公共機関には必ず国旗、州旗に並んでアカディの国旗を掲揚する決まりがある。
 
ニューブランズウィック州北東部の{{日本語版にない記事リンク|アケイディアン半島|en|Acadian Peninsula|links=no|short=on}}には、[[18世紀]]から[[20世紀]]までのアカディ人の生活を再現した歴史村型[[テーマパーク]]「{{日本語版にない記事リンク|ル・ヴィラージュ・イストリーク・アカディアン|en|Village historique acadien|links=no|short=on}}」がある。家屋、家具・調度のほとんどが実際にアカディ人が居住または使用したものであり、資料的価値が高い。しばしば年中行事の再現を行っており、アカディの伝統料理も味わえる。夏期のみ開園。