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{{出典の明記|date=2015年7月}}
'''僕射'''(ぼくや)は、[[中国]]の官名。[[戦国時代 (中国)|戦国時代]]には各政府機関のほとんどが設置した次官であった。[[漢]]以後、僕射という名称は[[尚書令]]の次官である[[尚書僕射]]にしか使われなくなる。
 
[[隋]]・[[唐]]・[[五代十国時代|五代]]・[[宋 (王朝)|宋]]・[[遼]]・[[金 (王朝)|金]]・[[遼]]では、[[皇帝]]が尚書令に就任したため、尚書僕射が[[尚書省]]の実質的長官になる。そしてこの時代、尚書僕射は[[宰相]]とほぼ同意に使われた。
 
[[日本]]でも[[左大臣]][[右大臣]]の[[唐名]]として用いられた。[[大坂冬の陣]]直前の[[方広寺]]鐘銘事件では幕府側の[[林羅山]]が「『右僕射源[[朝臣]]』は『源朝臣([[徳川家康]])を射る』という意味だ」と因縁を付けている。
 
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[[Category:中国の官名]]
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