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→‎古墳時代: 新編武蔵風土記稿 上和田村 塚原
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稲荷塚古墳の近くには[[臼井塚古墳]]があり、こちらも築造時期は7世紀前半で[[凝灰岩]]の切石を用いた石室である。
 
他、6世紀中頃から7世紀中頃までの100年間に渡り造られた[[塚原古墳群 (多摩市)|塚原古墳群]](つかっぱらこふんぐん)がある。江戸時代後期の『[[新編武蔵風土記稿]]』には「古墳が[[元禄]]の頃には40〜50基あったが、14、5基に減少した。」とされている{{efn|『新編武蔵風土記稿』巻ノ98多磨郡ノ10 日野領 上和田村 小名 塚原<ref>{{cite book|和書|title=新編武蔵風土記稿|volume=巻ノ98多磨郡ノ10.上和田村 日野領 上和田村 小名 塚原|id={{NDLJP|763990/13}}}}</ref>}}。しかし現在までに確認されているのは10基である。川原石を用いた[[横穴式石室]]を持つ古墳群である。
 
他に[[多摩丘陵]]最大の[[横穴墓]]群である[[中和田横穴墓群]]や[[庚申塚古墳]]、市境にある[[日野市万蔵院台古墳群]]など6世紀中頃〜7世紀中頃にかけて幾多の古墳があり、都内でも有数の古墳群の一つである。