「ピタゴラスの定理」の版間の差分

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「[[ピタゴラス]]が[[直角二等辺三角形]]のタイルが敷き詰められた床を見ていて、この定理を思いついた」など幾つかの逸話が知られているものの、この定理はピタゴラスが[[発見]]したかどうかは分からない。[[バビロニア数学]]の[[プリンプトン322]]や[[古代エジプト]]<ref name="亀井喜久男" />などでも[[ピタゴラス数]]については知られていたが、彼らが定理を発見していたかどうかは定かではない。
 
中国古代の数学書『[[九章算術]]』や『[[周髀算経]]』でもこの定理が取り上げられている。中国ではこの定理を'''勾股定理'''、'''商高定理'''等と呼び、日本の[[和算]]でも中国での名称を用いて'''鉤股弦の法'''(こうこげんのほう)等と呼んだ<ref>[http://www.ndl.go.jp/math/s1/c6.html コラム ピタゴラスの定理 江戸の数学] 国立国会図書館</ref>。'''三平方の定理'''という名称は、[[敵性語]]が禁じられていた[[第二次世界大戦]]中に[[文部省]]の図書監修官であった[[塩野直道]]の依頼を受けて、数学者[[末綱恕一]]が命名したものである<ref>[https://web.archive.org/web/20131128014957/https://bunbun.hokkaido-np.co.jp/archives/qa/%E3%80%8C%E3%83%94%E3%82%BF%E3%82%B4%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%81%AE%E5%AE%9A%E7%90%86%E3%80%8D%E3%82%92%E3%80%8C%E4%B8%89%E5%B9%B3%E6%96%B9%E3%81%AE%E5%AE%9A%E7%90%86%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86 「ピタゴラスの定理」を「三平方の定理」という由来は?](2013年11月28日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]]) - 道新ぶんぶんクラブ(北海道新聞社)</ref>。[[朝鮮語]]での名称は、[[韓国]]では、「ピタゴラス定理('''피타고라스 정리''')」と表記する一方で、[[北朝鮮]]では、「三平方の定理('''세평방의정리''')」と表記する
 
== ピタゴラス数 ==