「高野文子」の版間の差分

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[[竹熊健太郎]]は[[つげ義春]]、[[大友克洋]]とともに高野を「音楽界で言うところの『ミュージュシャンズ・ミュージシャン』にあたるマンガ家」と評し、「高野文子の存在なくして後続の[[岡崎京子]]や[[桜沢エリカ]]、[[内田春菊]]、[[一條裕子]]といった女性作家が、今のような形で存在することもなかっただろう」と述べている<ref>「「高野文子なるもの」の系譜」『ユリイカ』2003年7月号、209頁</ref>。
 
2003年に[[スタジオジブリ]]を退社したアニメーター[[安藤雅司]]は高野のファンで、『[[千と千尋の神隠し]]』の作画監督を務めた際、高野の絵のように少ない線で人間のリアルなラインを描く表現を作品に取り入れる試みを行った<ref>千と千尋の神隠し ロマンアルバム(2001年、徳間書店)</ref>。安藤は、リアルな表現を志向し、[[宮崎駿]]とは方向性で対立することもあり、フリーで活動することとなった。
== 作品リスト ==
=== 漫画作品 ===