「偏差値」の版間の差分

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→‎数式による解説: 標本ではない。母集団からの「標本」の場合は,N-1 になる。
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== 数式による解説 ==
偏差値 ''T<sub>i</sub>'' は次の式で求まる。
:<math>T_i=\frac{10(x_i-\mu_x)}{\sigma_x}+50</math>
ただしここで
:<math>\begin{align}
&\mu_x=\frac{1}{N}\sum_{i=1}^Nx_i\\
&\sigma_x=\sqrt{\frac{1}{N}{\sum_{i=1}^N(x_i-\mu_x)^2}}=\sqrt{\frac{1}{N}{\sum_{i=1}^Nx_i^2-\mu_x^2}}\\
\end{align}</math>
:''N'' :サンプルの大きさデータ数、 ''x<sub>i</sub>'' 個々の値(標本値) &mu;<sub>''x''</sub> [[平均#相加平均|算術平均]] &sigma;<sub>''x''</sub> [[標準偏差]]
である。なお分母 &sigma;<sub>''x''</sub> は[[標準偏差]]であり、分子 ''x<sub>i</sub>'' -&minus; &mu;<sub>''x''</sub> は[[偏差]]である。偏差が 0 であるとき(ある標本 ''x<sub>i</sub>'' が平均値 &mu;<sub>''x''</sub> に等しいとき)は偏差値は 50 となる。また、全ての標本 ''x<sub>i</sub>'' が同じ値である等しいときは標準偏差 &sigma;<sub>''x''</sub> = 0 となってしまうためのでこの式では偏差値は定義できないが、その場合とき便宜上全ての標本値の偏差値を 50 と考えることがある。
 
==応用例==