「静岡新聞」の版間の差分

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本社構内の印刷工場(制作センター)で県内向け紙面すべての印刷を行っている。特に夕刊中部版の締切は遅く、株式市況欄は13時30分時点の情報を掲載していた時期があった(現在では全県で午前終値となっている)また、[[日本経済新聞]]の静岡県内向け紙面についても印刷を受託している。
 
静岡新聞は他紙に比べると紙の質が良く<ref>裏移りを嫌ったため厚めの紙を使用している。逆に朝日などは配達員の負担軽減のために紙を薄めにしている</ref>、またカラー印刷の能力は以前から業界内で評価が高い。1959年(昭和34年)、新聞界の先陣を切ってカラー新聞を発行している。1992年(平成4年)、輪転機1台で新聞最大8ページ分のカラー印刷ができる画期的な輪転機を、静岡新聞社の印刷局技術陣と輪転機メーカーの[[東京機械製作所]]とで共同開発した<ref name="com.shizuokaonline.printing-history">{{Cite web|url=http://printing.shizuokaonline.com/020/024/ |title=沿革 |publisher=静岡新聞総合印刷 |accessdate=2019-10-01}}</ref><ref>{{Cite journal|和書|journal=CONPT |volume=41 |issue=1 |year=2017 |url=http://conpt.jp/bulletin/241.pdf |format=pdf |title=新聞製作技術の軌跡 |author=深田一弘 |page=14 |accessdate=2019-10-01}}</ref>。カラー印刷の大きなズレが発生すると印刷済み紙面を廃棄処分にしていたとも言われている。インキ調整の実績を反映したインキ変換カーブの割り出しの開発に対し、2003年に「平成15年度日本新聞協会技術委員会賞」<ref name="com.shizuokaonline.printing-history" />。2006年(平成18年)には「国際新聞カラー品質コンテスト」で国内唯一日本の新聞では初の受賞を果たした<ref name="com.shizuokaonline.printing-history" />
 
旧輪転機は[[日本新聞博物館]]に寄贈され、同博物館の入っている[[横浜情報文化センター]]の吹き抜けロビーに展示されており、訪れれば誰でも見ることができる。