「最上の命医」の版間の差分

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:義明と行動を共にするにつれて医者としての志しに目覚め始め、他人の言葉に耳を傾けそれが正しいと分かれば全面的に協力する姿勢を見せ始めており竹中からも味方として認識されていた。
:従兄弟の三好久輔を溺愛しており非常に懐かれている。彼が難病にかかり前例のない治療方法の為倫理委員会への緊急の申し立てをするが通らないと判断し竹中と共に倫理委員長、一式羅剛教授の下へ乗り込む。情に訴えかけた説得も一蹴されたが竹中の機転により同じく難病で苦しんでいる一式教授の娘の治療法を(義明に)発見させると約束し、それが叶えば申請を受理すると誓わせた。
:その後、正に体を張った自虐のおかげで義明が治療法をひらめいたが、大便を移植するという前例があれど奇異な治療法のため、一式教授に却下されただけでなく酷く罵倒され出世の道が閉ざされる。目の前が真っ白になる政安だったが、医者としての使命を思い出し、医師免許を捨てる覚悟で愛する人たちのために食い下がり、義明、竹中の援護もあり説得に成功する。その後、無事一式の娘と共に九輔の治療が成功し命を救った。
:物語終盤では医者として大きな成長を見せており、高速道路で多重事故が発生した際には義明、ミランダと共に現場に駆けつけ、車からガソリンが漏れ出したことによる爆発の危険性があるにも関わらず怯えながらも現場に残り、鉄パイプが突き刺さった患者の救助に全力を尽くした。最後には自身の命の危機すらをも忘れ、肩を血で汚しながら救命活動を続け患者の止血を完了し救助に成功している。
:かつて仕事として医者をしているだけで患者のことを大事に思ったことはないと言っていたが、命を顧みず患者を救う姿は正に医者としての模範であり、血塗れの肩を気にも留めず「助かってよかった」と一息つく名医のその姿に義明も敬意を示した。