「2018年の日本シリーズ」の版間の差分

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[[ファイル:2018.11.03日本シリーズ工藤公康監督胴上げ.jpg|代替文=工藤公康監督の胴上げ|サムネイル|工藤公康監督の胴上げ]]
 
舞台が再び広島へと移った第6戦。ソフトバンクは第5戦から欠場しているデスパイネに加え、第5戦で負傷し途中交代した今宮も欠場した。後がない広島はジョンソン、日本一に王手をかけているソフトバンクはバンデンハークと今シリーズ第2戦と同じ先発投手で始まった。1回表、ジョンソンが先頭の川島に四球、一死後自らの野選で1・2塁のピンチを招くが、柳田を二ゴロ、中村晃を三振に仕留めて切り抜ける。その裏、先頭の田中がバンデンハークから左前打で出塁するも菊池が犠打失敗、続く丸の3球目に盗塁を試み、一度はセーフの判定となるも工藤監督からのリクエストによりビデオ検証、判定が覆りアウトとなる。2回裏、広島はこの回先頭の鈴木がヒット、松山はフォアボールで無死1・2塁と攻め、その後安部はダブルプレーを免れるのがやっとのファーストゴロ、野間は空振り三振で打席は石原。二死1・3塁と2016年の日本シリーズではホームスチールも成功している為、ダブルスチールも考えられる状況でありながらノーボールツーストライクから安部だけが盗塁しサードランナーの鈴木が自重してしまい、その結果安部は盗塁死。日本シリーズワースト新記録となる8個目の盗塁阻止をアシストしただけとなってしまい3回表裏<ref>安部の盗塁失敗で、打席が完了していない状況で3アウトとなった為、3回裏は石原からの攻撃となった。</ref>は共に三者凡退となった後の4回表、ソフトバンクは無死1・2塁からキャプテン内川が送りバントし1死2・3塁から、今宮に代わり遊撃で出場した西田のスクイズで1点を先制する。5回表、ソフトバンクは2死からグラシアルのレフトスタンドへのソロ本塁打で1点を追加する。ソフトバンクは6回以降は無安打で、グラシアルの本塁打以外に2回の西田の内野安打と4回の中村晃の左前打の計僅か3安打にとどまったが、先発のバンデンハークが第2戦とは打って変わり、6回を無失点、4者連続を含む10奪三振と好投し、7回以降は武田、嘉弥真、森の3投手が7回以降を1四球のみの無安打に抑え2点差を守り抜き、最後は森が鈴木誠也をサードゴロに打ち取りゲームセット。第3戦から4連勝で4勝1敗1分けとなりソフトバンクの2年連続日本一が決まった。また連覇を達成してない球団が日本シリーズの連覇は史上初となった。一方広島は先発ジョンソンが好投するも、打線が散発の4安打と沈黙。今シリーズを最後に引退する新井は8回に代打出場するも無安打、このシリーズ通算でも無安打に終わった。リーグトップの95盗塁を記録した機動力もソフトバンクの捕手・甲斐と高谷の前に完全に封じられ、2016年と同じ第6戦で敗退、34年ぶりの日本一はならなかった
 
==== 出場選手 ====