「日本の漫画」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
編集の要約なし
50行目:
 
かつて欧米では日本の漫画を[[翻訳]]出版する際、左から右に読む欧米言語の[[正書法]]に合わせるため、左右反転し左開きにすることが一般的だったが、この手法では作品全体が左右逆になるという弊害があり、近年では元の作品を尊重して、日本と同じ右開きのまま出版するケースが増えている。この場合、欧米の言語であっても日本式に右から左へ読み進める。巻頭に読み方のレクチャが掲載されることも多い。
 
近年では[[スマートフォン]]での閲覧を意識し、縦長のコマを連続させる「縦スクロール漫画」が登場し、これに合わせた表現手法も研究されている<ref name=rookie_201905_blog>[https://rookie.shonenjump.com/info/entry/201905_blog 【第51回】縦スクロール漫画徹底解剖!! 少年ジャンプ+連載作家に聞く! 縦スクロール漫画の作り方!! - 運営からのお知らせ] - ジャンプルーキー</ref>。
 
=== 技法 ===
110 ⟶ 112行目:
* [[成人向け漫画]]‐18歳以上を対象とした、性描写を含む漫画。[[レディースコミック]]を含む。
 
=== ジャンルによる分類 ===
更に題材によっては主に次のように分類されるが、1つのジャンルに縛られない作品も多い。
 
123 ⟶ 125行目:
* [[料理漫画]] - 食に関することを題材にした漫画
* [[推理漫画]] - 「ミステリー漫画」もしくは「探偵漫画」とも称される
* [[格闘漫画]] - 格闘技や戦闘を題材とした漫画。バトル漫画とも称される。
 
その他にも[[冒険漫画]]、[[格闘漫画|バトル漫画]]、アクション漫画なども主流であ多数発表されている。
 
=== 表現形式による分類 ===
外見上の表現形式による分類は比較的明快である。いくつのコマをセットとして話題を展開するかによって、多くの漫画は次のように分類される。
 
=== 表現形式による分類 ===
* コミック(1ページが数個のコマで分割され、そのようなページ数枚で話題が展開されるもの)
いくつのコマをセットとして話題を展開するかによる分類。
* [[1ページ漫画]](ミニストーリーが1ページ内で完結するもの)
* [[4コマ漫画]](4コマが1セットとなって話題が展開されるもの。いわゆる起承転結。)
* [[一コマ漫画]](1コマの中で話題が展開されるもの)
 
* コミック(1 - 1ページが数個のコマで分割され、そのようなページ数枚で話題が展開されるもの
単行本や雑誌など出版形式によらない配布形式による分類
* [[1ページ漫画]] - ミニストーリーが1ページ内で完結するもの
* [[4コマ漫画]](4 - 4コマが1セットとなって話題が展開されるもの。いわゆる基本的に起承転結に対応する
* [[一コマ漫画]](1 - 1コマの中で話題が展開されるもの
* 縦スクロール漫画 - スマートフォンでの閲覧を意識し、コマを縦に積み重ねたり縦長のコマで構成される<ref name=rookie_201905_blog />。
 
連載形式か1話完結かなどによる分類。
* [[ウェブコミック]](インターネット上で発表されるもの)
 
* 続きもの - 作品が数話に渡って展開され、年月をかけて小出し発表されていくもの
作品がいくつの「話」で構成されるかによって分類することもできる。
* 読み切り(1 - 1話だけで作品が完結するもの
 
=== 出版形式 ===
* 続きもの(作品が数話に渡って展開され、年月をかけて小出し発表されていくもの)
* 紙媒体
* 読み切り(1話だけで作品が完結するもの)
** 雑誌連載 - 雑誌に連載した後、単行本に纏められる。
** 単行本 - 連載を経ずに直接書籍として刊行する。日本ではアマチュア作家の[[同人誌]]に多い。
* 電子媒体
** 漫画アプリ - [[少年ジャンプ+]]のように[[スマートフォン]]用のアプリが雑誌の役割を果たす例もある。
** [[ウェブコミック]](インターネ - [[ウェブコミク投稿サイ上で発表]]などに投稿されるもの)
** [[デジタルコミック]]
** [[携帯コミック]]
 
== 画材 ==