「熱膨張率」の版間の差分

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== 概要 ==
[[列車]]の走行が[[線路]]を通過時にガタンゴトンと音がするのは、[[分岐器]]以外であれば、[[鉄]]の線膨張による[[軌条|レール]]の歪みとは夏に伸びること防ぐ為に前提として敷き、冬は[」レール]]同士のつなぎ目に設けられた大きな隙間に起因が空くからである([[分岐器]]は別とする)。{{efn2|ただし、この隙間は(電車の場合)1両あたり30トン前後の重量がある鉄道車両が通るため、乗り心地を悪くしたり、車輪を傷つける要因ともなる。そのため、2009年現在では、25mのレールを現地で溶接して長いロングレールにしたうえで、熱膨張による影響を抑えるために、レールの先端を斜めに加工して接続するのが主流となっており、ガタンゴトンというジョイント音は過去のものとなりつつある<ref>{{Cite web|url=http://news.mynavi.jp/series/trivia/008/|title=鉄道トリビア(8)電車の「ガタンゴトン、ガタンゴトン」という音が消えた?|date=2009/06/26|accessdate=2017-3-22|author=杉山淳一}}</ref>。}}。そのためこの音は[[気温]]の低い時の方がより大きくなる。
 
[[電柱]]に架けられる[[電線路|送電線]]([[架線]])は夏は[[配線]]がたわんでも安全な[[高度]]を確保できるよう、冬は配線が縮れて[[破断]]しないよう、それぞれ念頭に設計させる。
 
[[超音速機|超音速]]で飛行する[[航空機]]は[[機体]]が[[断熱圧縮]]の影響で[[高温]]に晒されることから対策は必須である。特に[[マッハ]]3を優に超える[[スーパークルーズ|超音速で飛行する]][[SR-71]][[ブラックバード]]では[[膨張]]が著しいことから、飛行中の機体状態を正常とすべく部品同士に[[遊び (工学)|隙間]]が設けられている。これによって地上ではどうしても[[燃料]]が漏れ出てしまう[[仕様]]となっていた。(ただし[[引火点]]は極めて高く、[[マッチ]]くらいで燃えることはない)
 
==解説==
 
物体の長さは温度上昇と元の長さに比例した量で伸び縮みする、すなわち