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{{大学
|国 = 日本
|大学名 = 東京大学
|ふりがな = とうきょうだいがく
|英称 = The University of Tokyo
|画像 = [[画像:Yasuda Auditorium - Tokyo University 3.jpg|270px]]
|画像説明 = [[安田講堂]]<br />{{maplink2|frame=yes|plain=yes|type=point|zoom=13|frame-align=center|frame-width=270|marker=college}}<br />{{Right|{{location map |Japan Tokyo#Japan|width=200}}}}
|大学設置年 = 1877年
|創立年 = 1877年
|学校種別 = 国立
|設置者 = [[国立大学法人|国立大学法人東京大学]]
|本部所在地 = [[日本]][[東京都]][[文京区]][[本郷 (文京区)|本郷]]七丁目3番1号
|緯度度 = 35 |緯度分 = 42 |緯度秒 = 48
|経度度 = 139 |経度分 = 45 |経度秒 = 44
|地図国コード = JP-13
|キャンパス = [[東京大学本郷地区キャンパス|本郷]](東京都文京区)<br />[[東京大学駒場地区キャンパス|駒場]](東京都[[目黒区]])<br />[[東京大学柏地区キャンパス|柏]]([[千葉県]][[柏市]])<br />白金(東京都[[港区 (東京都)|港区]])<br />[[東京大学#中野キャンパス|中野]](東京都[[中野区]])
|学部 = [[東京大学大学院法学政治学研究科・法学部|法学部]]<br />[[東京大学大学院医学系研究科・医学部|医学部]]<br />[[東京大学大学院工学系研究科・工学部|工学部]]<br />[[東京大学大学院人文社会系研究科・文学部|文学部]]<br />[[東京大学大学院理学系研究科・理学部|理学部]]<br />[[東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部|農学部]]<br />[[東京大学大学院経済学研究科・経済学部|経済学部]]<br />[[東京大学大学院総合文化研究科・教養学部|教養学部]]<br />[[東京大学大学院教育学研究科・教育学部|教育学部]]<br />[[東京大学大学院薬学系研究科・薬学部|薬学部]]
|研究科 = [[東京大学大学院人文社会系研究科・文学部|人文社会系研究科]]<br />[[東京大学大学院教育学研究科・教育学部|教育学研究科]]<br />[[東京大学大学院法学政治学研究科・法学部|法学政治学研究科]]<br />[[東京大学大学院経済学研究科・経済学部|経済学研究科]]<br />[[東京大学大学院総合文化研究科・教養学部|総合文化研究科]]<br />[[東京大学大学院理学系研究科・理学部|理学系研究科]]<br />[[東京大学大学院工学系研究科・工学部|工学系研究科]]<br />[[東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部|農学生命科学研究科]]<br />[[東京大学大学院医学系研究科・医学部|医学系研究科]]<br />[[東京大学大学院薬学系研究科・薬学部|薬学系研究科]]<br />[[東京大学大学院数理科学研究科|数理科学研究科]]<br />[[東京大学大学院新領域創成科学研究科|新領域創成科学研究科]]<br />[[東京大学大学院情報理工学系研究科|情報理工学系研究科]]<br />[[東京大学大学院情報学環・学際情報学府|情報学環・学際情報学府]]<br />[[東京大学大学院公共政策学連携研究部・公共政策学教育部|公共政策学連携研究部・教育部]]
|大学の略称 = '''東大'''(とうだい)
|ウェブサイト = https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/
}}
 
== 概観 ==
=== 東京大学全体 ===<!--
長さの目安は400字程度。特定の学部・研究科などを大きく取り上げる形にならないように留意する。さらに歴史的・社会的にどのような価値を持つのかが関係者以外でも理解できるように記述する。-->
東京大学は欧米諸国の諸制度に倣った、日本国内で初の近代的な[[大学]]として設立された。
 
=== 憲章 ===<!--
※この項目はそれぞれの大学に応じて「校訓」「学是」「憲章」などの適切な節名を用いる。なお、校訓などが長文となる場合は、[[著作権]]に注意すること。最後に改訂されてから50年が経過していれば全文の紹介が可能であるが、そうではない場合には概略に止め、全文は公式サイトへのリンクで代用するという手段がある。-->
[[画像:Tokyo uni1 hibaby.JPG|200px|thumb|東京大学本郷キャンパスの銀杏並木]]
東京大学には、特に創立時に明文化された建学の精神はない。しかし、[[国立大学法人]]化に伴い、現在は「東京大学憲章」が定められている。東京大学憲章は、「大学」としての使命を公に明らかにすることと、目指すべき道を明らかにすることを目的として学内有識者会議によって制定されたものである。学部教育の基礎として[[リベラル・アーツ]]教育(教養教育)を重視することを謳っている。
 
=== 教育および研究 ===<!--
※大学の学問的な特徴の概略をこちらでまとめる。各学部ごとに詳細な内容をまとめる必要がある場合は後述の学部をまとめた項目で記すこと。さらに歴史的・社会的にどのような価値を持つのかが関係者以外でも理解できるように記述する。-->
[[画像:東京大学本郷キャンパス正門.JPG|200px|thumb|東京大学本郷キャンパス正門]]
[[画像:Koishikawa Annex.jpg|200px|thumb|総合研究博物館小石川分館<br />(旧東京医学校本館)]]
 
==== 教育研究とキャンパス ====
東京大学は、主な3つの[[キャンパス]]ごとに教育内容・研究内容を異にする。教育内容の面では、主に[[教養課程と専門課程|教養課程]]を実施する[[東京大学駒場地区キャンパス|駒場キャンパス]]、専門教育を行う[[東京大学本郷地区キャンパス#本郷キャンパス|本郷キャンパス]]、主に[[大学院]]課程の教育を行う[[東京大学柏地区キャンパス|柏キャンパス]]に分けられる。また研究内容の面では、伝統的な学問領域の研究を行う本郷キャンパス、学際的な研究を行う駒場キャンパス、新しい学問領域の研究を行う柏キャンパスに分けられる。こうしたキャンパス分立体制は、学部ごとにキャンパスを分けることの多い他の大学と比べると珍しい形態である。さらに、現在でも学部入学時の教養課程を分化して設置していることも、日本国内の大学では珍しい存在となっている(設立の経緯から、[[東京大学 (1877-1886)#大学予備門|大学予備門]]、大学、[[工部大学校]]、東京[[開成学校]]、[[東京医学校]]などが統合してできた大学でもあるからである)。
{{main|#組織構成}}
 
==== リベラル・アーツ教育 ====
上述した通り、[[リベラル・アーツ]]教育を重視しているのが東京大学の教育の大きな特徴である。[[東京大学大学院総合文化研究科・教養学部|教養学部]]前期課程において教養教育科目が開講されており、その実施には東京大学の全ての学部・研究科・研究所が参加している<ref>[https://www.u-tokyo.ac.jp/gen01/reiki_int/reiki_honbun/au07406711.html 東京大学教養学部組織規則] 第3条</ref>。主に担当する教養学部では、各大学1件ずつしか応募できない<ref>{{PDFlink|[http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2015/03/25/1232979_002.pdf 平成15年度 特色ある大学教育支援プログラム公募要領]}}</ref>[[特色ある大学教育支援プログラム]]に「教養教育と大学院先端研究との創造的連携の推進」で応募したことが、大学として教養教育を重視していることの現れであるとしている<ref>{{PDFlink|[http://berd.benesse.jp/berd/center/open/berd/2005/09/pdf/09berd_07.pdf 教養教育モデルの発信拠点を目指す - 東京大学教養学部附属教養教育開発機構の挑戦]}} 『BERD』No.2(2005年9月)、ベネッセ教育研究開発センター</ref>。
{{main2|教養教育内容の詳細|東京大学大学院総合文化研究科・教養学部#前期課程教育}}
 
==== 受賞 ====
2018年10月9日時点、東京大学が学位を授与した[[ノーベル賞]]受賞者は11名おり([[:en:List of Nobel laureates affiliated with the University of Tokyo|英語版]])、そのうち東京大学が[[学士]]の学位を授与した卒業生は8名、博士の学位を授与した者は7名(うち4名は東京大学で学士号も取得)となっている<ref>{{Cite book
|author = 読売新聞編集局編
|year = 2001
|title = ノーベル賞10人の日本人―創造の瞬間
|publisher = 中央公論新社
|id = ISBN 978-4121500304
}}</ref><ref>{{Cite web
|author = [https://www.nii.ac.jp/ 国立情報学研究所]
|url = http://dbr.nii.ac.jp/infolib/meta_pub/G0000016GAKUI1
|title = 博士論文書誌データベース
|work = 学術研究データベース・リポジトリ
|publisher = 国立情報学研究所
|accessdate = 2009-4-26
}}</ref><ref>{{Cite news
|author = 朝日新聞
|publisher = 朝日新聞
|title = 朝日新聞2008年10月8日朝刊、2008年10月9日朝刊
|date = 2008-10-8、2008-10-9
}}</ref>。
 
=== 取り組み ===
現在、東京大学は一層の国際化推進を図り、国際化推進計画を進行させている。
 
[[国立大学法人]]になって以降、積極的な改革を行っている。[[商標]]登録などのブランド力向上の施策([[#シンボルマーク]]を参照)、[[知的財産権]]移転に関する関連団体の設立、任期付講師の積極的な外部からの登用などである。また、教育というサービスを提供する観点から、学内に[[レストラン]]や[[コンビニエンスストア]]など外部テナントの誘致を進めてきた。本郷キャンパスには[[スターバックス]]や[[サブウェイ]]、[[ローソン]]などが店舗を構えており、医学部教育研究棟にはイタリアンレストランが入るなど、[[アメリカ合衆国]]の大学のように小売・飲食店舗を誘致している。
 
=== 大学評価 ===
大学評価の世界的指標の一つである、[[クアクアレリ・シモンズ]]による「[[QS世界大学ランキング]] 2020」(2019年)では世界22位で、過去11年間の最高位を更新した。評価指標別では、Academic Reputation(学術関係者からの世評)で満点を達成した世界の8校のうちの一つであり、アジアでは唯一である。Employer Reputation(雇用者からの世評)では世界第16位等を獲得した。研究パフォーマンスにおける上位100位以内に日本の大学が入らなかったのは初めてのことである<ref>[https://www.topuniversities.com/university-rankings/world-university-rankings/2020 QS World University Rankings 2020 <nowiki>|</nowiki> Top Universities]</ref><ref>[https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000020963.html 日本の大学は世界大学ランキング2020で苦戦 - QS World University Ranking|QS Quacquarelli Symondsのプレスリリース]</ref>。
 
また[[タイムズ・ハイアー・エデュケーション]]による『[[THE世界大学ランキング]] 2020』(2019年)では世界第36位、アジア第5位<ref>[https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/2020/world-ranking#!/page/0/length/-1/sort_by/rank/sort_order/asc/cols/stats World University Rankings 2020 <nowiki>|</nowiki> Times Higher Education (THE)]
{|class="wikitable" style="text-align:center"
|+タイムズ・ハイアー・エデュケーション<br />世界大学ランキング 2004-2013
!
!2004年
128行目:
|}
{|class="wikitable" style="text-align:center"
|+タイムズ・ハイアー・エデュケーション<br />世界大学ランキング 2014-2019
!
!2014年
164行目:
タイムズ・ハイヤー・エデュケーションがベネッセと連携して日本の大学の評価を発表している『世界大学ランキング日本版2019』では京都大学に次ぎ僅差で2位だった<ref>[https://japanuniversityrankings.jp/rankings/ 大学ランキング|THE世界大学ランキング 日本版]</ref>。
 
=== 入学試験 ===
==== 学部入学試験 ====
{{Wikibooks|東大対策|東京大学の入試対策}}
{{main|東京大学の入学試験}}
東京大学の[[入学試験]]は、[[高度経済成長期]]以降に激しくなった[[学歴信仰|受験戦争]]の象徴として、日本社会に対して様々な社会的影響を与えてきた。[[2016年]]入試で初めて[[推薦入学]]制度を導入した。2019年の推薦入試においては、受験者127人中66人が合格(平均倍率1.92)、一般入試においては受験者8,583人中3,018人が合格(平均倍率2.84)、入学者数は特別選考を含め3,125人であった<ref>[https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/about/overview/e08_01.html <nowiki>入学者数・志願者数 | 東京大学</nowiki>]</ref>。
 
==== 大学院入学試験 ====
{{main|東京大学の大学院入学試験}}
2019年の志願者数は7,720人、入学者数は3,260人であった<ref>[https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/admissions/adm-data/e02_01.html 大学院学生の入学状況(修士課程・専門職学位課程・令和元年5月1日現在) <nowiki>|</nowiki> 東京大学]</ref>。
 
== 沿革 ==
=== 略歴 ===
[[画像:Mr. Naokichi Matsui, chief of the Bureau of Special School Affairs.jpg|120px|left|thumb|[[松井直吉]] 帝国大学農科大学学長、東京帝国大学総長]]
[[画像:Suehiro Izutaro 1907.jpg|thumb|1907, 一高剣道部時代の[[末弘厳太郎]](2列目右端)]]
[[明治維新]]直後に政府は[[江戸幕府|旧幕府]]直轄だった[[昌平坂学問所]]、[[開成所]]、医学所を統合して大学校を建設した。紆余曲折を経て[[1871年]](明治4年)に大学本校(旧昌平坂学問所)が廃止され、他2校は南校、東校に改称。その後、[[開成学校|東京開成学校]]、[[東京医学校]]への改組を経て[[1877年]](明治10年)[[4)4月12日]]に至って合同することになり、[[文部省]]所管の官立[[東京大学 (1877-1886)|東京大学]]が創設された<ref name="世界大百科事典">[[世界大百科事典]]([[平凡社]])「東京大学」の項目</ref>。この4月12日は現在「東京大学記念日」となっており、この日に[[入学式]]が行われている。当初は法、理、医、文4学部と予備門を持ち、生徒数1600人ほどの専門教育・普通教育機関であった<ref name="世界大百科事典" />。日本で初めての近代的な大学であったが、[[学士]]の学位を授与する機関としては[[1876年]](明治9年)設置の[[札幌農学校]](現在の[[北海道大学]])に次ぐ2番目に古い高等教育機関とされる。
 
[[1886年]](明治19年)の[[帝国大学令]]によって帝国大学と改称するとともに、[[工部大学校]]を吸収合併して法、理、医、文、工の5分科となった。逆に予備門は分離して第一高等中学校(旧制第一高等学校)となった<ref name="世界大百科事典" />。[[1890年]](明治23年)に東京農林学校を吸収合併し、農科大学が設置された<ref name="世界大百科事典" />。1897年(明治30年)には京都帝国大学([[京都大学]])創設により東京帝国大学に改称<ref name="世界大百科事典" />。1919年(大正8年)の[[大学令]]による改革で学部制が採用され、この際に経済学部が新設された<ref name="世界大百科事典" />。
 
[[第二次世界大戦]]後の[[1947年]](昭和22年)10月に東京大学へ改称し、[[1949年]](昭和24年)5月に[[新制大学|新制国立大学]]に転換された。この際に第一高等学校と東京高等学校を吸収合併し、それぞれ教養学部と教育学部となった<ref name="世界大百科事典" />。[[1953年]](昭和28年)に大学院が設置され、[[1958年]](昭和33年)には薬学部が新設されている<ref name="世界大百科事典" />。
 
詳細な歴史は下記年表を参照のこと。
191行目:
====明治====
{{See also|東京大学 (1877-1886)}}
*1877年4([[明治]]10年)4月12日 東京開成学校と東京医学校が合併し「'''[[東京大学 (1877-1886)|東京大学]]'''」設立{{efn|旧東京開成学校を改組して法・理・文の3学部、旧東京医学校を改組して医学部を設置、[[東京大学 (1877-1886)#大学予備門|東京大学予備門]]を付属。}}
*1878年12(明治11年)12月 文部省、東京大学に学位([[学士|学士号]])の授与権を与える
*1879年4(明治12年)4月 東京大学の授与する学士号を[[学士(法学)|法学士]]・[[学士(理学)|理学士]]・[[学士(文学)|文学士]]・[[学士(医学)|医学士]]・[[学士(薬学)|製薬士]]とする
*1880年8(明治13年)8月 法理文の3学部に学士研究科を設置(大学院の前身)
*1881年6(明治14年)6月 東京大学職制を制定(東京大学に総理を置き、4学部と予備門を統括)
*1884年10(明治17年)10月 東京大学副総理を置く
*1885年9(明治18年)9月 東京法学校([[司法省法学校]])を法学部に統合。工芸学部設置(理学部より分割)
*1886年3(明治19年)3月 [[工部大学校]]を統合し、[[帝国大学令]]により「'''[[帝国大学]]'''」と改称{{efn|法・医・工・文・理の5分科大学および大学院を設置。}}。初代総長は[[慶應義塾大学|慶應義塾]]出身の[[渡辺洪基]]。同年施行の[[私立法律学校特別監督条規]]により、[[五大法律学校]]を監視下においた。
*1887年7(明治20年)7月 分科大学卒業生に授与する学士号は称号とし法学士・医学士・薬学士・工学士・文学士・理学士とする
*1888年11(明治21年)11月 東京天文台を設置
*1890年6(明治23年)6月 [[東京農林学校]]を統合し、[[東京大学大学院農学生命科学研究科|農科大学]]を設置
*1895年4(明治28年)4月 [[東京大学大学院人文社会系研究科・文学部|文科大学]]に[[東京大学史料編纂所|史料編纂掛]]を設置
*1897年6(明治30年)6月 [[京都大学|京都帝国大学]]の設置に伴い「'''東京帝国大学'''」と改称
*1905年8(明治38年)8月 [[七博士意見書|戸水事件]]起こる
*1908年7(明治41年)7月 [[東京大学大学院法学政治学研究科・法学部|法科大学]]に経済学科を設置<ref>『日本教育史事典』 日外アソシエーツ、2011年、54頁</ref>
*1909年6(明治42年)6月 法科大学に商業学科を設置<ref>『日本教育史事典』 56頁</ref>
*1910年4(明治43年)4月 農科大学に水産学科を設置<ref>『日本教育史事典』 57頁</ref>
<gallery mode="packed-hover" heights="150px" widths="px">
Akamon ca. 1910.jpg|赤門(1910年頃撮影)
Imperial University of Tokyo.jpg
University of Tokyo. Before 1902.jpg|1902年(明治35年)
University of Tokyo. Faculty of law. Before 1902.jpg|1902年(明治35年)法学部校舎
University of Tokyo. Physical office. Before 1902.jpg|1902年(明治35年)物理研究塔
</gallery>
 
====大正====
*1914年7(大正3年)7月 法科大学の修業年限を4年から3年に短縮<ref>『日本教育史事典』 63頁</ref>
*1916年4(大正5年)4月 伝染病研究所を設置
*1918年(大正7年)
**4月 [[東京大学航空研究所|航空研究所]]を設置(7月[[深川区]][[越中島]]に移転)
**12月 弁論部学生により[[新人会]]結成(1929年解散)
*1919年(大正8年)
**1月 [[森戸事件]]起こる
**2月 分科大学制を廃し学部を設置。経済学部を新設
*1920年2(大正9年)2月 女子聴講生の入学許可(9月入学)<ref>『日本教育史事典』 69頁</ref>
*1921年(大正10年)
**4月 学年を4月1日から翌年3月31日までとする
[[画像:Tokyo Imperial University after Great Kanto earthquake.JPG|200px|thumb|1923年([[大正]]12年)の[[大正関東地震]]([[関東大震災]])で被災した東京帝国大学]]
*1923年9(大正12年)9月 [[関東大震災]]により甚大な被害を受ける
*1925年(大正14年)
**7月 [[安田講堂]]落成
**9月 [[東京大学運動会硬式野球部|野球部]]が[[東京六大学野球連盟]]に正式加盟
237行目:
====昭和(旧制)====
[[画像:General Library, University of Tokyo, 2012-12.jpg|200px|thumb|東京大学総合図書館]]
*1928年12(昭和3年)12月 [[ロックフェラー財団]]からの寄付により[[東京大学総合図書館|新図書館]]完成
*1929年7(昭和4年)7月 史料編纂掛を[[東京大学史料編纂所|史料編纂所]]と改称
*1935年7(昭和10年)7月 [[東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部|農学部]]が[[第一高等学校 (旧制)|一高]]と用地を交換し、本郷に移転
*1939年1(昭和14年)1月 [[平賀粛学]]により、経済学部が壊滅状態となる
*1941年11(昭和16年)11月 [[東京大学東洋文化研究所|東洋文化研究所]]を設置
*1942年3(昭和17年)3月 [[千葉県]][[千葉市]]に[[東京帝国大学第二工学部|第二工学部]]を設置{{efn|本郷の工学部は第一工学部に改称。}}
*1944年1(昭和19年)1月 南方自然科学研究所を設置
*1945年1(昭和20年)1月 輻射線化学研究所を設置
*1946年(昭和21年)
**3月 南方自然科学研究所を改組して立地自然科学研究所を設置、航空研究所を改組して理工学研究所を設置
**5月 女子学生19名が入学<ref>[https://www.u-tokyo.ac.jp/kyodo-sankaku/ja/activities/model-program/library/UTW_History/Page03.html 初めての東大女子入学生は19名|東京大学男女共同参画室] 2019.7.29閲覧。</ref>
**8月 [[東京大学社会科学研究所|社会科学研究所]]を設置
*1947年9(昭和22年)9月 「'''東京大学'''」に改称
 
====昭和(新制)====
*1949年5(昭和24年)5月 [[第一高等学校 (旧制)|旧制第一高等学校]]・[[東京高等学校 (旧制)|旧制東京高等学校]]高等科を併合し、[[新制大学|新制]]の東京大学となる{{efn|法・医・工・文・理・農・経済・教養・教育の9学部}}。教養学部・教育学部を設置。新聞研究所を設置。
*1950年(昭和25年)
**輻射線化学研究所を廃止(月は不明)
**5月 文学部附属の史料編纂所を東京大学附置研究所([[東京大学史料編纂所]])とする
*1951年3(昭和26年)3月 [[東京大学教育学部附属中等教育学校|教育学部附属中学校・高等学校]]を設置、第一工学部、第二工学部を改組{{efn|第二工学部跡地は新制千葉大学と東京大学生産技術研究所(生研)になる。}}
*1952年(昭和27年) 立地自然科学研究所を廃止(月は不明)
*1953年(昭和28年)
**3月 旧制最後・新制最初の卒業式を挙行<ref>『朝日新聞』 昭和28年3月28日夕刊</ref>。新制の大学院を設置(人文科学・社会科学・数物系・化学系・生物系の5研究科)
**7月 応用微生物学研究所、[[宇宙線]]観測所(全国共同利用研究所)を設置
[[画像:TAC 1959 Toshiba Science Museum.jpg|200px|thumb|TAC 1959]]
*1955年3(昭和30年)3月 全国共同利用研究所として原子核研究所を設置
*1957年4(昭和32年)4月 全国共同利用研究所として物性研究所を設置
*1958年4(昭和33年)4月 薬学部設置{{efn|学部新設は皆無(2010年4月末現在)。}}。理工学研究所を改組し航空研究所を設置
*1962年4(昭和37年)4月 前期課程の4科類(文科一類・二類、理科一類・二類)を6科類に再編。全国共同利用研究所として海洋研究所を設置
*1963年4(昭和38年)4月 大学院人文科学研究科・社会科学研究科を改組し、人文科学・教育学・法学政治学・社会学・経済学の5研究科を設置
*1964年4(昭和39年)4月 航空研究所を改組し全国共同利用研究所として宇宙航空研究所を設置
*1965年4(昭和40年)4月 大学院数物系研究科・化学系研究科・生物系研究科を改組し、理学系・工学系・農学系・医学系・薬学系の5研究科を設置
*1967年6(昭和42年)6月 伝染病研究所を改組して医科学研究所を設置
*1969年2(昭和44年)2月 [[東大紛争]]の余波で入学試験見送り
[[画像:Kashiwa canpus, University of Tokyo.jpg|thumb|[[東京大学宇宙線研究所|宇宙線研究所]]が入居しているビル]]
*1976年5(昭和51年)5月 宇宙線観測所を宇宙線研究所に改組
*1981年4(昭和56年)4月 宇宙航空研究所を廃止(→[[宇宙科学研究所]])
*1983年4(昭和58年)4月 大学院総合文化研究科を設置
*1987年5(昭和62年)5月 先端科学技術研究センターを設置
*1988年7(昭和63年)7月 東京天文台を廃止(→[[国立天文台]])
 
====平成====
[[画像:Ars Electronica 2008 Kotaro.jpg|thumb|Ars Electronica 2008 Kotaro]]
*1991年4(平成3年)4月 [[大学院重点化]]を開始
*1992年(平成4年)4月 大学院数理科学研究科を設置
*1993年4(平成5年)4月 応用微生物学研究所を分子細胞生物学研究所に改組
*1994年(平成6年)
**4月 大学院農学系研究科を大学院農学生命科学研究科に改称
**6月 地震研究所が全国共同利用研究所となる
*1995年4(平成7年)4月 大学院社会学研究科を廃止し、人文科学研究科を人文社会系研究科に改組
*1997年4(平成9年)4月 大学院重点化が完了。原子核研究所を廃止(→[[高エネルギー加速器研究機構]])
*1998年4(平成10年)4月 大学院新領域創成科学研究科を設置
*2000年4(平成12年)4月 大学院情報学環・学際情報学府を設置。教育学部附属中学校・高等学校が[[中等教育学校]]へ移行
*2001年4(平成13年)4月 大学院情報理工学系研究科を設置
*2003年3(平成15年)3月 東京大学憲章を制定
*2004年4(平成16年)4月 <!--国立大学法人法の規定により-->「[[国立大学法人]]東京大学」となる。[[#特別栄誉教授|特別栄誉教授]]制度を創設。大学院の改組{{efn|法科大学院大学院法学政治学研究科法曹養成専攻(法科大学院)、大学院公共政策学連携研究部、公共政策学教育部(公共政策大学院)を設置。}}。先端科学技術研究センターを附置研究所へ転換。
*2005年4(平成17年)4月 全学的な海外学術交流拠点として[[北京市|北京]]代表所を設置
*2006年1(平成18年)1月 国際研究型大学連合 (IARU) 発足
*2007年(平成19年)
**10月 <!--世界トップレベル 国際研究拠点|年表記載には不必要な記載?-->「数物連携宇宙研究機構」発足
**11月 <!--東京大学創立130周年記念式典挙行。|年表のガイドラインで創立記念は記載しないことが原則です-->東大-[[イェール大学]]・イニシアティブ設立
*2009年(平成21年)
**1月 [[世界経済フォーラム#ダボスで開催される年次総会|ダボス会議]]にて東大・[[慶應義塾大学|慶應]]レセプションを開催
**10月 東京大学放射光連携研究機構 物質科学ビームライン完成
*2010年4(平成22年)4
**海洋研究所、気候システム研究センターを統合改組して[[東京大学大気海洋研究所|大気海洋研究所]]を設置
**農場と緑地植物実験所(検見川キャンパス)を統合し、演習林田無試験地を組み入れ[[東京大学大学院農学生命科学研究科附属生態調和農学機構|生態調和農学機構]]が発足。
*2011年3(平成23年)3月 [[名城大学]]と社会連携協定締結
*2013年7(平成25年)7月24日 新図書館建設工事のため掲示場所が確保できないとして、本郷キャンパスで行われていた合格発表を2014年から3年間取り止めることを発表<ref>{{Cite web |title=東大「風物詩」合格者掲示を当面取りやめ |url=http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130724-OYT1T00640.htm |archiveurl=https://web.archive.org/web/20130726024550/http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130724-OYT1T00640.htm |archiveservice=wayback machine |archivedate=2013-07-26 |publisher=[[読売新聞]] |date=2013-07-24 |accessdate=2013-07-24}}</ref>。
*2014年(平成26年)
**1月29日 平成28年度より、後期日程試験による入学者選抜を停止し、推薦入試を導入することを発表<ref>{{Cite web |url=https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/admissions/undergraduate/e01_25.html |title=平成28年度推薦入試学生募集要項(予告)について |publisher=東京大学 |date=2015-04-01 |accessdate=2017-10-22}}</ref>。
**6月11日 海洋アライアンス海洋教育促進研究センターが、[[福井県立若狭高等学校]](福井県立若狭高等学校海洋キャンパスを含む)と海洋教育促進拠点としての連携に関する協定を締結。
*2017年(平成29年)
**6月 [[国立大学法人#指定国立大学法人|指定国立大学法人]]に指定される。
**10月10日 国際高等研究所ニューロインテリジェンス国際研究機構 (RCN) が発足<ref>{{Cite web |url=https://research-er.jp/projects/view/1005717 |title=機構長から |website=東京大学 国際高等研究所 ニューロインテリジェンス国際研究機構 |accessdate=2019-05-10}}</ref>。
*2018年4(平成30年)4月 分子細胞生物学研究所を[[東京大学定量生命科学研究所|定量生命科学研究所]]に改組・改称<ref>{{Cite web |url=http://www.todaishimbun.org/bunseiken20180411/ |date=2018-04-11 |title=LATEST NEWS > 分生研を改組 論文不正続発を受け |website=東大新聞オンライン |accessdate=2019-05-10}}</ref>。
*2019年4(平成31年)4月 政策ビジョン研究センターと[[サステイナビリティ学連携研究機構]]が統合し[[東京大学未来ビジョン研究センター|未来ビジョン研究センター]]が発足<ref>{{Cite document |url=https://www.u-tokyo.ac.jp/content/400109851.pdf |format=PDF |date=2019-03-01 |publisher=国立大学法人東京大学政策ビジョン研究センター;国立大学法人東京大学サステイナビリティ学連携研究機構 |title=東京大学未来ビジョン研究センター(Institute for Future Initiatives)の設立について ~卓越した学術知および多様な社会のステークホルダーとの協働を通じ、持続可能な未来社会の創造に貢献~ |website=東京大学 |accessdate=2019-05-10}}</ref>。
<gallery mode="packed" heights="150">
Tokyo University School of Law Bilding.jpg|法学政治学系総合教育棟<br>(東京都文京区、[[槇文彦]]設計、2004年)
322行目:
</gallery>
 
== 基礎データ ==
[[画像:Komaba-campus icho namiki.JPG|thumb|駒場キャンパスの銀杏並木]]
 
=== 所在地 ===
{{座標一覧|section=所在地}}
* [[東京大学本郷地区キャンパス|本郷キャンパス]]([[東京都]][[文京区]][[本郷 (文京区)|本郷]]、東京都文京区[[弥生 (文京区)|弥生]]、{{ウィキ座標|35|42|45.7|N|139|45|42.4|E|region:JP-13_type:edu|位置|name=本郷キャンパス}})
* [[東京大学駒場地区キャンパス|駒場キャンパス]](東京都[[目黒区]][[駒場 (目黒区)|駒場]]、{{ウィキ座標|35|39|38.4|N|139|41|05.4|E|region:JP-13_type:edu|位置|name=駒場キャンパス}})
* [[東京大学柏地区キャンパス|柏キャンパス]]([[千葉県]][[柏市]][[柏の葉]]、{{ウィキ座標|35|54|04.6|N|139|56|11.4|E|region:JP-12_type:edu|位置|name=柏キャンパス}})
* 白金キャンパス(東京都[[港区 (東京都)|港区]][[白金台]]、{{ウィキ座標|35|38|23.5|N|139|43|29.5|E|region:JP-13_type:edu|位置|name=白金キャンパス}})
* 中野キャンパス(東京都[[中野区]][[南台 (中野区)|南台]]、{{ウィキ座標|35|41|09.9|N|139|40|23.0|E|region:JP-13_type:edu|位置|name=中野キャンパス}})
その他、創立以来日本全国各地に研究施設、実習施設、課外活動施設を設けている。
 
=== 象徴 ===
==== スクールカラー ====
東京大学の[[スクールカラー]]は'''淡青(ライトブルー)'''である。これは東京大学ボート部が[[1920年]][[9月24日]]、[[京都大学]]と初めて[[ボート競技]]を行った際、乗るボートを[[くじ]]引きで決めたところ、京都大学は濃青、東京大学は淡青となったことに由来する<ref>[http://utokyo-ent.org/column/school-color/ 東大のスクールカラー「淡青」 <nowiki>|</nowiki> 東大耳鼻科]</ref>。
 
また、各学部ごとのカレッジカラーも存在する。
* 法学部 - [[緑|緑色]]
* 医学部 - [[赤|赤色]]
* 工学部 - [[白|白色]]
* 理学部 - [[紅樺色|樺色]]
* 農学部 - [[紫|紫色]]
* 経済学部 - [[青|青色]]
* 教養学部文科 - [[黒|黒色]]
* 教養学部理科 - [[黄色]]
* 教育学部 - [[橙色]]
* 薬学部 - [[臙脂色]]
 
==== シンボルマーク ====
[[画像:UnivOfTokyo logo.svg|100px|thumb|東京大学のシンボルマーク]]
東京大学の[[シンボルマーク]]は[[黄色]]と[[青]](淡青)の2枚の[[イチョウ|銀杏]]の[[葉]]を組み合わせたもので[[商標]]として登録(登録商標日本第4871651号)されている。このシンボルマークは「東大マーク」と呼称されるが、商標は図案のみの登録で「東大マーク」という名称は商標登録されていない。
 
この「東大マーク」は[[国立大学法人]]化された時に制定されたが、東京大学にはそれ以前から様々なところで使用されてきた銀杏のマークがあり(銀杏の葉の形状は「東大マーク」と類似している、中央に「大學」と書かれている)、「東大マーク(旧)」と呼ばれている。「東大マーク(旧)」は[[1948年]]に「銀杏バッジ」として制定されたものであり、正式な[[校章]]ではない。「東大マーク(旧)」も商標登録(第4868079号、図案のみ)されている。
 
{{small|これらシンボルマークのほかに「東京大学」(第4845999号、第4868078号)、「東大」(第4846000号、第4853892号、第4872824号、第4872825号、第4872826号、第4872827号、第4878617号、第4901389号、第4903509号、第4903510号、第4903511号、第4928970号、第4928971号)、「UNIVERSITY OF TOKYO」(第4871650号)も国立大学法人東京大学によって商標登録されている。}}
362行目:
なお、[[東京大学駒場地区キャンパス#駒場Iキャンパス|駒場Iキャンパス]]でよく見られる3枚の[[カシワ]]の葉を組み合わせたマークは、[[第一高等学校 (旧制)|旧制第一高等学校]]のシンボルであり、現在は[[東京大学大学院総合文化研究科・教養学部|大学院総合文化研究科・教養学部]]のシンボルマークである。
 
==== 校歌・応援歌 ====
東京大学には[[校歌]]が存在しないが、[[応援歌]]『'''ただ一つ'''』と[[東京大学運動会|運動会]]歌『'''大空と'''』が「東京大学の歌」として公認されている。また、「学生歌」として『'''足音を高めよ'''』が存在する。各種学校/専門学校から帝國大學令を廃止して旧制の新「大学令」により1920年以降に旧制大学に昇格した歴史は東大には無く、最初から大学として存在するため、校歌というよりもむしろ、「学生歌」だけの存在で代替できるとの見解もある。2004年6月に東京大学の校歌についての検討会が設置され、『大空と』を暫定的に校歌とする提案がなされた。しかし、『ただ一つ』の方が親しみがあるという意見が多く寄せられたため、『ただ一つ』と『大空と』を校歌ではなく「東京大学の歌」と位置付けた。
 
368行目:
 
東京大学で現在も歌われている歌には以下のようなものが存在する。
; 応援歌『ただ一つ』
: 校歌に代わって、式典での斉唱や[[#東京大学運動会|運動部]]の試合での[[エール (応援)|エール]]交換に使用されている。曲名の表記は、大学当局は『ただ一つ』、[[東京大学運動会応援部|応援部]]などの運動部は『ただひとつ』とすることが多い。
; 運動会歌『大空と』
: [[北原白秋]]作詞、[[山田耕筰]]作曲。[[1932年]]に誕生。制作当時は学歌としての制定を意図していたが、手続上の混乱で学歌とはならなかった経緯がある。北原は格下げともいえるこの処遇に不満を抱いていたという。
; 学生歌『足音を高めよ』
: [[平井富夫]]作詞、[[末広恭雄]]作曲。上の2曲と並んで東京大学の関係者には有名。
; 応援歌『闘魂は』
: 第一応援歌に相当する。
; 第一高等学校[[寮歌]]『[[嗚呼玉杯|嗚呼玉杯に花うけて]](第十二回紀念祭東寮寮歌)』
: 「[[少年倶楽部]]」に連載された[[佐藤紅緑]]の少年小説 「[[あゝ玉杯に花うけて]]」で広く知られるようになった。
各曲の楽譜・歌詞・音源は、公式サイト内の[https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/about/public-relations/b01_05.html 東大マーク・東京大学の歌]に掲載されている。また、これらの歌が収録された [[コンパクトディスク|CD]] も東大[[大学生協|生協]]で販売されている。
 
==== 大学公認商品 ====
東京大学内の大学生協や購買部などでは、商標登録された図形商標および The University of Tokyo 名を入れた商品なども販売している。報道各社では東大ブランドと使うときには、こちらの商品以外のものにも使われる場合がある。大学公認の商品の場合には、図形商標および The University of Tokyo 名が入った商品が大学公認のものである。なお、校章の入ったものは、学生証、本部出版物などに限られている。
 
==== 東京大学卒業生カード ====
[[三菱UFJニコス]]と提携し、同窓生向けの[[クレジットカード]]を発行していた(現在は廃止)。黒を基調にした一般カードとゴールドカードが存在した。付加機能としては総合図書館の入館証を兼ねていた(2011年以降発行者は利用不可)。
 
=== 卒業者数 ===
==== 学部卒業者数 ====
学部卒業者数の累計は286,106人(2019年3月31日時点)である<ref>[https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/admissions/adm-data/e09_03.html <nowiki>学部卒業者数 [平成30年度] | 東京大学</nowiki>]</ref>。
 
==== 大学院修了者数 ====
大学院修了者数の累計は修士号102,949人、博士号36,322人(2019年3月31日現在)である<ref>[https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/admissions/adm-data/e09_04.html <nowiki>大学院修了者数 [平成30年度] | 東京大学</nowiki>]</ref>。論文博士の取得者数は29,681人(2019年3月31日時点)である<ref>[https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/admissions/adm-data/e10_01.html 論文博士の取得者数 <nowiki>|</nowiki> 東京大学]</ref>。
 
=== 職員数 ===
職員数は10,778人<ref>[https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/about/overview/b02_03.html 職員数(平成30年5月1日現在) <nowiki>|</nowiki> 東京大学]</ref>(2018年5月1日時点)である。
 
== 組織構成 ==
東京大学では、学部入学者全員が教養学部へ一旦所属し、2年間の教養学部前期課程を経て、進学選択により各学部学科へ進学する制度を採用している。なお、教養学部においては、学部専門教育組織としての後期課程、そして大学院研究科として総合文化研究科もある。
 
=== 学部 ===
東京大学の学部入学者は全員が6つの科類(文科一類、二類、三類、理科一類、二類、三類)に分かれて教養学部に所属し、2年間の前期課程を履修する。その後、教養学部も含めた10学部に分かれて2年間(ただし医学部医学科、農学部獣医学課程、薬学部薬学科は4年間)の後期課程を履修する。前期課程から後期課程への進学時に行われる進学選択については[[東京大学大学院総合文化研究科・教養学部#進学振分け]]を参照。
 
なお、後期課程(3年次)への[[編入学]]、[[学士入学]]を行っている学部もある。<!--
※学士の課程が学部でない場合(学群・学系制度など)は、節名を適切なものにして、学部以外の学士の課程であることを文章で説明するとよい。また、学科が置かれず課程を置く学部の場合も同様である。-->
* 法学部{{See|東京大学大学院法学政治学研究科・法学部}}
** 第1類(法学総合コース)(旧第2類公法コース)
** 第2類(法律プロフェッションコース)(旧第1類私法コース)
** 第3類(政治コース)
*** 新しいコース制度は2017年進学者から適用
* 医学部{{See|東京大学大学院医学系研究科・医学部}}
** 医学科(6年制)
** 総合健康科学科
* 工学部{{See|東京大学大学院工学系研究科・工学部}}
** 社会基盤学科
** 建築学科
** 都市工学科
** 機械工学科
** 機械情報工学科
** 精密工学科
** 航空宇宙工学科
** 電子情報工学科
** 電気電子工学科
** 物理工学科
** 計数工学科
** マテリアル工学科
** 応用化学科
** 化学システム工学科
** 化学生命工学科
** システム創成学科
* 文学部{{See|東京大学大学院人文社会系研究科・文学部}}
** 人文学科
***2016年4月に思想文化、歴史文化、言語文化、行動文化の4学科を改組<ref>{{Cite web |title=文学部「人文学科」の設置について |url=https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/articles/n_z1305_00004.html |website=東京大学 |accessdate=2019-09-03}}</ref>
* 理学部{{See|東京大学大学院理学系研究科・理学部}}
** 数学科
** 情報科学科
** 物理学科
** 天文学科
** 地球惑星物理学科
** 地球惑星環境学科
** 化学科
** 生物化学科
** 生物学科
** 生物情報科学科
* 農学部{{See|東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部}}
** 応用生命科学課程
** 環境資源科学課程
** 獣医学課程(6年制)
* 経済学部{{See|東京大学大学院経済学研究科・経済学部}}
** 経済学科
** 経営学科
** 金融学科
* 教養学部{{See|東京大学大学院総合文化研究科・教養学部}}
** 前期課程(文科一類・二類・三類、理科一類・二類・三類)
** 後期課程
*** 教養学科
*** 学際科学科
*** 統合自然科学科
* 教育学部{{See|東京大学大学院教育学研究科・教育学部}}
** 総合教育科学科
* 薬学部{{See|東京大学大学院薬学系研究科・薬学部}}
** 薬科学科
** 薬学科(6年制)<!--
※学部ごとに詳細な説明を加えたい場合には以下のようにする方法もある。ただし、独立した節を入れて解説する場合、独立した節にできるほど歴史的・社会的にどのような価値を持つのかが関係者以外でも理解できるように記述する。
 
===== ○○学部 =====
* ××学科
* △△学科
この学部は…
 
===== □□学部 =====
* ×△学科
* △×学科
この学部は…-->
 
=== 研究科 ===<!--
※研究科組織でない場合は、節名を適切なものにして、研究科以外の大学院組織であることを文章で説明する。大学院がない場合、書いていないのか未設置なのかの区別をつけるためにその旨も記述する。-->
特記している以外の専攻には[[修士課程]]および[[博士後期課程]]が設置されている。
* 人文社会系研究科{{See|東京大学大学院人文社会系研究科・文学部}}
** 基礎文化研究専攻
** 日本文化研究専攻
** アジア文化研究専攻
** 欧米系文化研究専攻
** 社会文化研究専攻
** 文化資源学研究専攻
** 韓国朝鮮文化研究専攻
* 教育学研究科{{See|東京大学大学院教育学研究科・教育学部}}
** 総合教育科学専攻
** 学校教育高度化専攻
* 法学政治学研究科{{See|東京大学大学院法学政治学研究科・法学部}}
** 総合法政専攻
** 法曹養成専攻([[法科大学院]])([[専門職学位課程]])
* 経済学研究科{{See|東京大学大学院経済学研究科・経済学部}}
** 経済理論専攻
** 現代経済専攻
** 経営専攻
** 経済史専攻
** 金融システム専攻
* 総合文化研究科{{See|東京大学大学院総合文化研究科・教養学部}}
** 言語情報科学専攻
** 超域文化科学専攻
** 地域文化研究専攻
** 国際社会科学専攻
**広域科学専攻
* 理学系研究科{{See|東京大学大学院理学系研究科・理学部}}
** 物理学専攻
** 天文学専攻
** 地球惑星科学専攻
** 化学専攻
** 生物科学専攻
* 工学系研究科{{See|東京大学大学院工学系研究科・工学部}}
** 社会基盤学専攻
** 建築学専攻
** 都市工学専攻
** 機械工学専攻
** 精密工学専攻
** 航空宇宙工学専攻
** 電気系工学専攻
** 物理工学専攻
** システム創成学専攻
** マテリアル工学専攻
** 応用化学専攻
** 化学システム工学専攻
** 化学生命工学専攻
** 先端学際工学専攻(博士後期課程)
** 原子力国際専攻
** バイオエンジニアリング専攻
** 技術経営戦略学専攻
** 原子力専攻(専門職学位課程)
* 農学生命科学研究科{{See|東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部}}
** 生産・環境生物学専攻
** 応用生命化学専攻
** 応用生命工学専攻
** 森林科学専攻
** 水圏生物科学専攻
** 農業・資源経済学専攻
** 生物・環境工学専攻
** 生物材料科学専攻
** 農学国際専攻
** 生圏システム学専攻
** 応用動物科学専攻
** 獣医学専攻([[4年制博士課程]])
* 医学系研究科{{See|東京大学大学院医学系研究科・医学部}}
** 分子細胞生物学専攻(4年制博士課程)
** 機能生物学専攻(4年制博士課程)
** 病因・病理学専攻(4年制博士課程)
** 生体物理医学専攻(4年制博士課程)
** 脳神経医学専攻(4年制博士課程)
** 社会医学専攻(4年制博士課程)
** 内科学専攻(4年制博士課程)
** 生殖・発達・加齢医学専攻(4年制博士課程)
** 外科学専攻(4年制博士課程)
** 健康科学・看護学専攻
** 国際保健学専攻
** 医科学専攻(修士課程)
** 公共健康医学専攻([[公衆衛生大学院]])(専門職学位課程)
* 薬学系研究科{{See|東京大学大学院薬学系研究科・薬学部}}
** 薬科学専攻
** 薬学専攻(4年制博士課程)
* 数理科学研究科{{See|東京大学大学院数理科学研究科}}
** 数理科学専攻
* 新領域創成科学研究科{{See|東京大学大学院新領域創成科学研究科}}
** 基盤科学研究系
*** 物質系専攻
*** 先端エネルギー工学専攻
*** 複雑理工学専攻
** 生命科学研究系
*** 先端生命科学専攻
*** メディカルゲノム専攻
** 環境学研究系
*** 自然環境学専攻
*** 海洋技術環境学専攻
*** 環境システム学専攻
*** 人間環境学専攻
*** 社会文化環境学専攻
*** 国際協力学専攻
** 情報生命科学専攻
* 情報理工学系研究科{{See|東京大学大学院情報理工学系研究科}}
** コンピュータ科学専攻
** 数理情報学専攻
** システム情報学専攻
** 電子情報学専攻
** 知能機械情報学専攻
** 創造情報学専攻
* 情報学環・学際情報学府{{See|東京大学大学院情報学環・学際情報学府|東京大学大学院情報学環教育部}}
** 学際情報学専攻
* 公共政策学連携研究部・公共政策学教育部 (GraSPP){{See|東京大学大学院公共政策学連携研究部・公共政策学教育部}}
** 公共政策学専攻([[公共政策大学院]])(専門職学位課程)<!--
 
==== 専攻科 ====
設置無し
 
==== 別科 ====
設置無し
 
==== 短期大学部 ====
設置無し-->
 
=== 附属機関 ===
各学部、大学院各研究科が運営・管理している組織。各組織は教育および研究課題別に組織されており、学部附属が教育組織・実習組織、センターが大学院研究科毎の研究室に相当する組織。研究課題や共同研究によっては、学外からの利用も可能。
 
==== 学部附属機関 ====
* 医学部附属
** [[東京大学医学部附属病院|病院]](東大病院)
* 教養学部附属
** [[東京大学大学院総合文化研究科・教養学部#教養学部附属教養教育高度化機構 (KOMEX)|教養教育高度化機構]] (KOMEX)
 
==== 大学院研究科附属機関 ====
* 人文社会系研究科附属
** 次世代人文学開発センター
** 北海文化研究[[常呂町|常呂]]実習施設
** 死生学・応用倫理センター
* 教育学研究科附属
** 学校教育高度化センター
** バリアフリー教育開発研究センター
* 法学政治学研究科附属
** ビジネスロー・比較法政研究センター
** 近代日本法政史料センター
* 経済学研究科附属
** 日本経済国際共同研究センター (CIRJE)
** 金融教育研究センター (CARF)
** 経営教育研究センター (MERC)
* 総合文化研究科附属
** グローバル地域研究機構 (IAGS)
** 国際環境学教育機構
** 国際日本研究教育機構
* 理学系研究科附属
** [[東京大学大学院理学系研究科附属植物園|小石川植物園]]
*** [[東京大学大学院理学系研究科附属植物園#日光植物園(日光分園)|日光植物園]]
** [[東京大学大学院理学系研究科附属臨海実験所|臨海実験所]]
** スペクトル化学研究センター
** 地殻化学実験施設
** [[東京大学大学院理学系研究科附属天文学教育研究センター|天文学教育研究センター]] (IoA)
*** [[木曽町|木曽]]観測所
** 原子核科学研究センター (CNS)
** [[東京大学大学院理学系研究科附属ビッグバン宇宙国際研究センター|ビッグバン宇宙国際研究センター]] (RESCEU)
** 超高速強光子場科学研究センター (CUILS)
** 遺伝子実験施設
** フォトンサイエンス研究機構
* 工学系研究科附属
** 水環境制御研究センター (RECWET)
** 量子相エレクトロニクス研究センター (QPEC)
** 総合研究機構 (IEI)
** エネルギー・資源フロンティアセンター (FRCER)
** 光量子科学研究センター (UT-PSC)
** 国際工学教育推進機構 (IIIEE)
** 医療福祉工学開発評価研究センター (MDRRC)
** レジリエンス工学研究センター
* 農学生命科学研究科附属
** [[東京大学大学院農学生命科学研究科附属生態調和農学機構|生態調和農学機構]] (ISAS)
** 演習林
*** 千葉[[演習林]] (2,226ha)
*** 北海道演習林 (22,715ha)
*** 秩父演習林 (5,812ha)
*** 田無演習林 (9ha)
*** 生態水文学研究所 (1,922ha)
*** 富士癒しの森研究所 (41ha)
*** 樹芸研究所 (247ha)
** 牧場(通称:高等動物教育研究センター)
** 動物医療センター(ベテリナリーメディカルセンター)
** 水産実験所(通称:水圏生物教育研究センター)
* 医学系研究科附属
** 疾患生命工学センター (CDBIM)
** [[東京大学大学院医学系研究科医学教育国際研究センター|医学教育国際研究センター]] (IRCME)
* 薬学系研究科附属
** 薬用植物園
* 新領域創成科学研究科附属
** 生涯スポーツ健康科学研究センター
** オーミクス情報センター
** バイオイメージングセンター
** ファンクショナルプロテオミクスセンター (FPXC)
** 革新複合材学術研究センター (TJCC)
* 情報理工学系研究科附属
** ソーシャルICT研究センター
* 情報学環附属
** 社会情報研究資料センター (MSSA)
** 総合防災情報研究センター (CIDIR)
** [[ユビキタス]]情報社会基盤研究センター
** 現代韓国研究センター (CCKS)
 
==== 附置研究所 ====
専門研究、大学院教育を行う。研究課題によっては、学外からも利用可能。
* [[東京大学医科学研究所|医科学研究所]] (IMSUT)
*: [[福澤諭吉]]などが[[北里柴三郎]]のために私財を投じて[[1892年]]に設立した伝染病研究所を源流とし、[[1967年]]に現在の名称・組織となる。感染・免疫、癌・細胞増殖、基礎医科学の3部門および以下の附属施設からなる。
** [[東京大学医科学研究所附属病院|病院]]
** 実験動物研究施設
** [[奄美大島|奄美]]病害動物研究施設
** 遺伝子解析施設
** ヒトゲノム解析センター (HGC)
** システム疾患モデル研究センター
** 先端医療研究センター
** 幹細胞治療研究センター
** 感染症国際研究センター
** 疾患[[プロテオーム解析|プロテオミクス]]ラボラトリー
* [[東京大学地震研究所|地震研究所]] (ERI)
*: [[1925年]]設立。数理系、地球計測系、物質科学系、災害科学系の4研究部門および以下の附属施設からなる。
** [[地震予知]]研究センター
** 火山噴火予知研究センター (VRC)
** 海半球観測研究センター (OHRC)
** 高エネルギー素粒子地球物理学研究センター (CHEER)
** 巨大地震津波災害予測研究センター
** 地震火山噴火予知研究推進センター
** 観測開発基盤センター
** 地震火山情報センター (EIC)
* [[東京大学東洋文化研究所|東洋文化研究所]]
*: [[1941年]]設立。汎アジア、東アジア第一、東アジア第二、南アジア、西アジア、新世代アジアの6研究部門および以下の附属施設からなる。
** 東洋学研究情報センター (RICAS)
* [[東京大学社会科学研究所|社会科学研究所]] (ISS)
*: [[1946年]]設立。比較現代法、比較現代政治、比較現代経済、比較現代社会、国際日本社会の5部門および以下の附属施設からなる。
** 社会調査・データアーカイブ研究センター (SSJDA)
* [[東京大学生産技術研究所|生産技術研究所]] (IIS)
*: [[東京帝国大学第二工学部|第二工学部]]を前身とし[[1949年]]設立。当初は第二工学部以来の[[千葉市]][[稲毛区]](現・西千葉地区)であったが、[[1962年]]に[[六本木]]に移転し、[[2001年]]に駒場キャンパスに移転した。基礎系、機械・生体系、情報・エレクトロニクス系、物質・環境系、人間・社会系の5研究部門と1客員部門、3寄付研究部門、7社会連携研究部門および以下の附属施設からなる。
** 千葉実験所 {{Color|red|〒}}277-8574 [[千葉県]][[柏市]][[柏の葉]]5-1-5
** 価値創造デザイン推進基盤
** 次世代モビリティ研究センター (ITS Center)
** 統合バイオメディカルシステム国際研究センター (CIBiS)
** マイクロナノ学際研究センター (CIRMM)
** 持続型エネルギー・材料統合研究センター (IRCSEM)
** 都市基盤安全工学国際研究センター (ICUS)
** 海中観測実装工学研究センター
** 光物質ナノ科学研究センター (NPEM)
** ソシオグローバル情報工学研究センター (CSGI)
** 革新的シミュレーション研究センター (CISS)
* [[東京大学史料編纂所|史料編纂所]]
*: [[1950年]]に文学部から独立して東京大学附置研究所となった。古代史料、中世史料、近世史料、古文書古記録、特殊史料の5つの部および以下の附属施設からなる。
** 画像史料解析センター
** 前近代日本史情報国際センター
* [[東京大学定量生命科学研究所|定量生命科学研究所]] (IQB)
*: [[1953年]]応用微生物研究所として設置され、[[1993年]]に分子細胞生物学研究所に改称・改組、[[2018年]]に現名称・組織となる。2研究部門(先端定量生命科学、応用定量生命科学)と2研究センター(生命動態研究センター、高度細胞多様性研究センター)からなる。
* [[東京大学宇宙線研究所|宇宙線研究所]] (ICRR)
*: 1953年に東京大学宇宙線観測所が設置され、[[1976年]]に現名称に改称された。[[2000年]]に柏キャンパスに移転した。東京大学宇宙線観測所は日本初の全国共同利用研究機関である。宇宙ニュートリノ、高エネルギー宇宙線、宇宙基礎物理の3研究部門および以下の附属施設からなる。
** 神岡宇宙素粒子研究施設([[スーパーカミオカンデ]])
** 宇宙ニュートリノ観測情報融合センター (RCCN)
[[画像:Norikura Solar Observatory、乗鞍コロナ観測所、8128356.JPG|200px|thumb|乗鞍コロナ観測所]]
:* [[乗鞍岳|乗鞍]]観測所
:* [[明野町|明野]]観測所
* [[東京大学物性研究所|物性研究所]] (ISSP)
*: [[1957年]]に六本木に設置され、2000年に柏キャンパスに移転した。ナノスケール物性、物性理論、凝縮系物性、社会連携、データ統合型材料物性の5研究部門および以下の附属施設からなる。
** 物質設計評価施設
** 中性子科学研究施設
** 国際超強磁場科学研究施設
** 計算物質科学研究センター
** 極限[[コヒーレント光]]科学研究センター
*** 軌道放射物性研究施設
* [[東京大学大気海洋研究所|大気海洋研究所]] (AORI)
*: [[2010年]]に海洋研究所([[1962(1962]]設置)と気候システム研究センター([[1991(1991]]設置)を統合して設置された。気候システム研究系(気候モデリング研究部門、気候変動現象研究部門)、海洋地球システム研究系(海洋物理学部門、海洋化学部門、海洋底科学部門)、海洋生命システム研究系(海洋生態系動態部門、海洋生命科学部門、海洋生物資源部門)の3研究系8研究部門および以下の附属施設からなる。
** 国際沿岸海洋研究センター
** 国際連携研究センター
** 地球表層圏変動研究センター
** 高解像度環境解析研究センター
* [[東京大学先端科学技術研究センター|先端科学技術研究センター]] (RCAST)
*: [[1987年]][[5月21日]]学内共同利用施設として設立。[[東京大学航空研究所|東京帝国大学航空研究所]]([[1918(1918]]4月1日に設立)を源流とする。[[2004年]]に附置研究所となる。材料、環境・エネルギー、社会科学、情報、生物医化学、バリアフリーの6カテゴリーに42の専門分野、2寄付研究部門からなる。大学院工学系研究科先端学際工学専攻の教育も担当している。
** 産学連携新エネルギー研究施設
* かつて存在した研究所
** 東京天文台
**: [[1878年]]に理学部に設置された観象台がその前身である。[[1888年]]に理科大学附属東京天文台となり、1921年には東京帝国大学の附置研究所となった。[[1988年]]に名古屋大学空電研究所(現:[[名古屋大学太陽地球環境研究所|太陽地球環境研究所]])の一部などと改組統合し、大学共同利用機関[[国立天文台]]となった。{{main|国立天文台}}
** [[東京大学航空研究所|宇宙航空研究所]]
**: 1921年に東京帝国大学に設置された航空研究所が前身である。[[1946年]]に理工学研究所、[[1958年]]に航空研究所となり、[[1964年]]に全国共同利用研究所として宇宙航空研究所が駒場IIキャンパスに設置された。[[1981年]]に[[文部省]]所管の[[宇宙科学研究所]]および工学部附属境界領域研究施設([[1988(1988]]廃止)に改組された。
** 社会情報研究所{{See|東京大学大学院情報学環・学際情報学府#社会情報研究所}}
** 立地自然科学研究所
**: [[1944年]]設置の南方自然科学研究所を改組して[[1946年]]に設置された。[[1952年]]に廃止された。
** 輻射線化学研究所
**: [[1945年]]に設置され、[[1950年]]に廃止された。
** 原子核研究所
**: [[1955年]]に全国共同利用研究所として東京都[[田無市]]に設置された。[[1997年]]に[[高エネルギー加速器研究機構]]に改組された。
 
==== 全学的研究施設・センター ====
東京大学教員、学生全てに開放されている。学生証のIDおよび教員のIDで利用可能。大学共同利用の場合にも開放している。総合研究博物館は学外にも開放されており、企画展なども開催されている。
* [[東京大学総合研究博物館|総合研究博物館]] (UMUT)
** 小石川分館
* 低温センター
* [[放射性同位体|アイソトープ]]総合センター
* 環境安全研究センター (ESC)
* 人工物工学研究センター (RACE)
* 生物生産工学研究センター (BRC)
* アジア生物資源環境研究センター (ANESC)
* 大学総合教育研究センター
* [[東京大学空間情報科学研究センター|空間情報科学研究センター]] (CSIS)
* [[東京大学情報基盤センター|情報基盤センター]] (ITC)
* 素粒子物理国際研究センター (ICEPP)
* 大規模集積システム設計教育研究センター (VDEC)
* [[東京大学未来ビジョン研究センター|未来ビジョン研究センター]] (IFI)
*:政策ビジョン研究センター (PARI) と[[サステイナビリティ学連携研究機構]] (IR3S) が統合し2019年4月1日に発足。
* [[バーチャル・リアリティ|バーチャルリアリティ]]教育研究センター(VRセンター)<ref>[https://tech.nikkeibp.co.jp/it/atcl/news/17/020103075/ 【速報】東大が全学横断のVR研究センター、民間企業と連携強化][[日経BP|日経コンピュータ]](2018年2月1日)2019年6月8日閲覧。</ref>
 
==== 附属図書館 ====
[[画像:東京大学総合図書館.JPG|thumb|総合図書館(本郷キャンパス)]]
東京大学附属[[図書館]]は本郷キャンパスの総合図書館、駒場キャンパスの駒場図書館、柏キャンパスの柏図書館と、学部・研究科・研究所等に設置されている部局図書館の27館・室から構成されている。蔵書数は全館合計で約983万冊、国内の大学機関で最も多い。卒業生でも利用カード、あるいは東京大学卒業生カードを作れば利用が可能である。
* 図書館
** [[東京大学総合図書館|総合図書館]]
** 駒場図書館
** 柏図書館
** 医学図書館
** 工学・情報理工学図書館
** 理学図書館
** 農学生命科学図書館
** [[東京大学経済学図書館|経済学図書館]]
*** 経済学部資料室
** 薬学図書館
 
* 図書室
** 法学政治学研究科・法学部研究室図書室
*** 法制史資料室
*** 外国法令判例資料室
** 法学政治学研究科附属近代日本法政史料センター(明治新聞雑誌文庫)
** 人文社会系研究科・文学部図書室
** 総合文化研究科自然科学図書室
** 総合文化研究科附属アメリカ太平洋地域研究センター図書室
** 教育学研究科・教育学部図書室
** 数理科学研究科図書室
** 情報学環・学際情報学府図書室
** 情報学環附属社会情報研究資料センター
** 医科学研究所図書室
** 東洋文化研究所図書室
** 社会科学研究所図書室
** 生産技術研究所図書室
** 史料編纂所図書室
** 宇宙線研究所図書室
** 物性研究所図書室
** 大気海洋研究所図書室
** 地震研究所図書室
** 先端科学技術研究センター図書室
** 総合研究博物館図書室
 
==== 国際高等研究所 ====
東京大学全体の学術の卓越性の向上および国際化を強力に推進するため、全学組織である「東京大学国際高等研究所」(UTIAS) を[[2011年]](平成23年)[[1)1月1日]]に設置した。世界最高水準の研究と、国際発信力を強化し総合研究大学としての国際的プレゼンスを高めることなどを達成目標としている。
* [[カブリ数物連携宇宙研究機構]] (Kavli IPMU)
* ニューロインテリジェンス国際研究機構 (IRCN)
*[https://www.tc.u-tokyo.ac.jp/ja/ 東京カレッジ] (Tokyo College)
 
==== 総長室直属機構 ====
東京大学総長室直属の研究機構。最大の目的は、研究分野毎の研究科連携を進める学際横断型研究機構および専門研究機構からなる。総括プロジェクト機構が大学本部内機構。事務部門の効率化を進め、各研究分野毎の公平性を保つことを目的にしている。
* 総括プロジェクト機構
* 地球観測データ統融合連携研究機構 (EDITORIA)
* 創薬機構 (DDI)
* ナノ量子情報エレクトロニクス研究機構 (Nano Quine)
* 海洋アライアンス
* トランスレーショナル・リサーチ・イニシアティブ (TRI)
* IRT研究機構
* 高齢社会総合研究機構 (IOG)
* 生命科学ネットワーク
* フューチャーセンター推進機構 (UTFC)
* 海洋基礎生物学研究推進センター (CMB)
* マイクロ・ナノ多機能デバイス研究ネットワーク
* 日本・アジアに関する教育研究ネットワーク (ASNET)
* 文書館
* ゲノム医科学研究機構
* こころの多様性と適応の統合的研究機構 (UTIDAHM)
* 分子ライフイノベーション機構 (MLI)
* スポーツ先端科学研究拠点 (UTSSI)<!--
※数が多い、あるいは特徴的な機関があるという場合には、上記一覧表を掲示した下へ下記のように節を入れて解説することも考慮すべきである。ただし、独立した節を入れて解説する場合、独立した節にできるほど歴史的・社会的にどのような価値を持つのかが関係者以外でも理解できるように記述する。-->
 
==== 東京大学出版会 ====
東京大学総長を会長とする[[財団法人]]。正確には附属機関ではなく独立採算制を執る独立した機関であるが、[[#本郷キャンパス|東京大学本郷キャンパス]]内に事務所があることや東京大学関係者の書籍を発行することを目的としているため、本節にまとめた。主に学術書や大学の講義で使う教科書などを出している。
{{main|東京大学出版会}}
 
==== 附属学校 ====<!--
※学校教育法上、それそれの学校と大学は、別々の1つの学校である。よって必要な場合は、独立した記事を立ててここでは簡便な記述に留める。-->
以下の[[附属学校]]がある。本学への優先的入学制度はない。
* [[東京大学教育学部附属中等教育学校]]
* 東京大学医学部附属看護学校([[2002(2002]]閉校)
* 東京大学医学部附属助産学校(2002年閉校)
 
==== その他 ====
* 日本語教育センター(国際本部)
* 国際センター(国際本部)
** 本郷オフィス(国際センター相談室)
** 駒場オフィス
*** 駒Iキャンパス
*** 駒II支所
** 柏オフィス(柏インターナショナルオフィス)(柏IO)
* 保健・健康推進本部(保健センター)
** 本郷支所
** 駒場支所
** 柏支所
 
== 教育および研究 ==
=== 教育 ===<!--
※以下のプログラムに指定されたプロジェクトがあれば、以下のように項目を作り記述する。採択がない場合、書いていないのか未採択なのかの区別をつけるために<nowiki>* ○○プログラムの採択はない。</nowiki>」と記述する。歴史的・社会的にどのような価値を持つのかが関係者以外でも理解できるように記述できる場合は、プログラムに関する列記以外に教育内容の特色を別途記すこともできる。-->
==== 教養教育(前期課程教育) ====
東京大学の教養教育は、[[カリキュラム]]こそ現代に合わせて変化しているものの実質的に旧制高等学校時代で重視されていた教養教育の流れを汲んでいる。[[三大予備校|大手予備校]]などの教育関係者やマスメディアの間では、旧制高等学校からの教養教育体系がそのまま維持されている大学は、現在の日本では東京大学以外存在していないという評価がある。これは現在の日本では実学が重視されており、多くの大学で[[教養]]教育を大幅に縮小するというカリキュラム改変が実施されているためである。
{{main2|カリキュラムの詳細|東京大学大学院総合文化研究科・教養学部#前期課程教育}}
 
==== 採択されたプログラム ====
文部科学省の国公私立大学を通じた大学教育改革の支援プログラムに採択されたプログラム名を以下に掲げる。
* [[現代的教育ニーズ取組支援プログラム]]
** ICTを活用した新たな教養教育の実現 -アクティブラーニングの深化による国際標準の授業モデル構築-
* [[特色ある大学教育支援プログラム]]
** 教養教育と大学院先端研究との創造的連携の推進
* 大学教育の国際化推進プログラム
** 国際標準の学部初年次教育実現のモデル構築 -留学生も視野に入れた先進的研修プログラムの試行-
** 国際連携による初年次教養教育のモデル実現 -職員・学生の参画をとおした「学び」のエンパワーメント-
** 世界公共政策ネットワーク推進計画(ダブル・ディグリーの導入とグローバル化に対応する教育基盤の構築)
* 法科大学院等専門職大学院形成支援プログラム
** トランスナショナル・ロー・プログラムズ
** 国際化・実践化手法による政策形成能力試行
* [[質の高い大学教育推進プログラム]]
**PISA対応の討議力養成プログラムの開発 -日本における国際先端の教養教育の実現-
<!--
* 地域医療等社会的ニーズに対応した医療人教育支援プログラム
** ○○プロジェクト
* 大学・大学院における教員養成推進プログラム
** ○○プロジェクト-->
 
==== 授業料減免制度 ====
学生の家計について、所得評価額が基準値以下の場合に授業料の半額〜全額を免除、また総所得が218万円以下(給与所得のみの場合は400万円以下)の場合は原則として授業料全額が免除される制度が存在する<ref>[https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/admissions/tuition-fees/h01_02.html 授業料等の免除 <nowiki>|</nowiki> 東京大学]</ref>。これにより、入学試験合格者のうち年収450万円以下の家庭の占める割合は18%となった<ref>{{Cite journal|和書
|url = https://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20121002/237545/
|title = 子供を守れ!国際レベル最下位になった「日本の教育」に犠牲にならぬ方法陰山英男氏が唱える「子供たちを守る新しい教育」
|journal = 日経ビジネス
|date = 2012-10-12
}}</ref>。
 
ただし、私費外国人留学生については、外国人留学生奨学金(150,000円/月)受給時に、授業料減免申請の取下げ手続きを行うこととする<ref>{{PDFlink|[http://www.p.u-tokyo.ac.jp/~edudaiga/ryuugaku/H28/20160927Fellowship/20160927yoko.pdf 東京大学外国人留学生特別奨学制度(東京大学フェローシップ)平成28年度(9月期)研究奨励費受給者募集要項]}}</ref>。
 
==== その他 ====
2010年に、創立史上初の学位の取り消しが行われた。
 
2003年3月28日に博士(工学)の学位を授与されたトルコ国籍の大学院工学系研究科博士課程学生(その後、大学院工学系研究科建築学専攻助教となっていた)について、不正な方法で学位を受けた事実が判明したため、学位を取り消すこととなった<ref>{{ウェブアーカイブ
|deadlink = yes
|title = 東京大学:トルコ国籍助教の博士号取り消し  論文盗用で - 毎日jp(毎日新聞)
|url = http://mainichi.jp/select/science/news/20100306k0000m040070000c.html
|archiveurl = http://archive.fo/Rjdt
|archiveservice = Archive.is
|archivedate =
}} [[毎日新聞]]  2010年3月5日</ref>。
 
=== 研究 ===<!--
※歴史的・社会的にどのような価値を持つのかが関係者以外でも理解できるように記述できる場合は、プログラムに関する列記以外に研究内容の特色を別途記すこともできる。-->
* [[1995年]]度に、当時の[[文部省]](現:[[文部科学省]])令により中核的研究拠点形成促進プログラムが始まる。[[日本学術会議]]および科学技術・学術政策局の科学技術・学術審議会答申に基づき、研究課題毎の中核拠点形成の活動が始まる。中核的研究拠点は、大学共同利用研究所に相当する機関を形成することを目的とする。
* [[2001年]]度に新たに法制度化された、競争的研究資金獲得制度に基づく研究プログラムを「[[21世紀COEプログラム]]」(略して21世紀COE)と呼ぶ。21世紀COE制度は、研究者個人ではなく、研究課題毎に採択されるため、大学内審査を経て、第三者評価により採択される。なお、全てのプログラムは数値管理に基づく評価法によって評価される。詳しくは、大学評価および競争的研究資金については書籍「研究評価  研究者・研究機関・大学におけるガイドライン」(根岸正光・山崎茂明  編著)、丸善、2001を参考にされたい。
* [[2006年]]度に21世紀COEプログラム実施後の第三者評価を行い、いくつかの問題点が指摘されたため、それに基づき[[グローバルCOEプログラム]]へ制度変更が行われる。21世紀COEではばらまきの批判があったため、研究課題を精査し産業界への展開や応用研究に絞ることになる。産業界への展開を目的としたため、採択においては研究テーマ課題毎に採択することにした。この事業には日本学術会議、[[科学技術振興機構]]、[[日本学術振興会]]なども参加している。
* [[2007年]]度に、グローバルCOEプログラム開始と同時に、[[世界トップレベル国際研究拠点形成促進プログラム]]が始まる。文部科学省の外郭団体である日本学術振興会の事業で、基礎研究分野の大幅な強化を目的とし、基礎研究分野への大幅な予算を投入することで、大学間連携や専門研究者育成、研究拠点となる研究所の設立および強化が始まる。
 
==== 21世紀COEプログラム ====
28件のプロジェクトが採択された。
* 2002年
** 生命科学
*** 生体シグナル伝達機構の領域横断的研究
*** 「個」を理解するための基盤生命学の推進
*** 戦略的基礎創薬科学
** 化学・材料科学
*** 動的分子論に立脚したフロンティア基礎化学
*** 化学を基盤とするヒューマンマテリアル創成
** 情報・電気・電子
*** 情報科学技術戦略コア
*** 未来社会を担うエレクトロニクスの展開
** 人文科学
*** 共生のための国際哲学交流センター
*** 生命の文化・価値をめぐる「死生学」の構築
*** 基礎学力育成システムの再構築
** 学際・複合・新領域
*** 融合科学創成ステーション
* 2003年
** 医学系
*** 脳神経医学の融合的研究拠点
*** 環境・遺伝素因相互作用に起因する疾患研究
*** ゲノム医科学の展開による先端医療開発拠点
** 数学・物理学・地球科学
*** 科学技術への数学新展開拠点
*** 極限量子系とその対称性
*** 多圏地球システムの進化と変動の予測可能性
*** 強相関物理工学
** 機械・土木・建築・その他工学
*** 機械システム・イノベーション
*** 都市空間の持続再生学の創出
** 社会科学
*** 国家と市場の相互関係におけるソフトロー
*** 先進国における《政策システム》の創出
*** 市場経済と非市場機構との連関研究拠点
*** ものづくり経営研究センター
** 学際・複合・新領域
*** 生物多様性・生態系再生研究拠点
*** 心とことば — 進化認知科学的展開
* 2004年
** 革新的な学術分野
*** 言語から読み解くゲノムと生命システム(次世代バイオインフォマティクス拠点の創成)
*** 次世代ユビキタス情報社会基盤の形成
 
==== グローバルCOEプログラム ====
17件のプロジェクトが採択されている。
* 2007年
** 生命科学
*** 生体シグナルを基盤とする統合生命学
** 化学・材料科学
*** 理工連携による化学イノベーション
** 電気・電子・情報
*** セキュアライフ・エレクトロニクス
** 人文科学
*** 死生学の展開と組織化
*** 共生のための国際哲学教育研究センター (UTCP)
** 学際・複合・新領域
*** 世界を先導する原子力教育研究イニシアチブ
* 2008年
** 医学系
*** 疾患のケミカルバイオロジー教育研究拠点
*** ゲノム情報に基づく先端医療の教育研究拠点
** 数学・物理学・地球科学
*** 未来を拓く物理科学結集教育研究拠点
*** 数学新展開の研究教育拠点
** 機械・土木・建築・その他工学
*** 都市空間の持続再生学の展開
*** 機械システム・イノベーション国際拠点
** 社会科学
*** 国家と市場の相互関係におけるソフトロー
*** ものづくり経営研究センター アジア・ハブ
** 学際・複合・新領域
*** 次世代型生命・医療倫理の教育研究拠点創成
*** 学融合に基づく医療システムイノベーション
* 2009年
** 学際・複合・新領域
*** ゲノム情報ビッグバンから読み解く生命圏
注:21世紀COEプログラム、グローバルCOEプログラム以外にも通常の研究教育活動や、特に科学研究費(略:科研費)による研究は行われている。なお、科研費以外にも研究テーマによって、特別研究費・企業委託研究費・採択研究費(特定領域など)の研究費があり、これらが研究活動の源泉となっている。例として、[[GRAPE]]プロジェクトは、採択研究費と企業委託研究費(委託研究員も受け入れている)からなる。また、寄附講座によって運営される研究室もあり、この場合には教職員は企業からの派遣によって成り立っている(研究費は企業からの持ち出しであり、税額控除対象となっているようである)。
 
==== 特別栄誉教授 ====
東京大学で世界的に著しい功績を挙げた[[教授]]あるいは[[勤務]]した者に対して授与される終身[[称号]]のことである。東京大学より称号の授与とともに栄誉手当が支給される。[[2004年]][[4月1日]]に「東京大学特別栄誉教授規程」を制定し、[[2005年]][[1月1日]]付で4人の東京大学元教授に初めて東京大学特別栄誉教授の終身称号を授与した。
{{Main2|特別栄誉教授|特別栄誉教授|授与者|東京大学の人物一覧#特別栄誉教授称号授与者}}
 
==== 研究成果の社会展開 ====
[[2005年]]には独立採算制による株式会社「東大TLO」を設立し、研究成果の[[特許]]化および特許流通を進めることになった。研究成果を広く社会に認知してもらうことと、大学研究資金の一助としての活動が期待されている。なお、TLO組織は[[会津大学]]より始まり、東京大学でも[[2008年]]度から特許流通事業を開始したところである。
 
== 学生生活 ==<!--
学生自治会に関係する内容は、適宜下位の節に織り込む。-->
=== 課外活動 ===<!--
各大学によって、活動の呼称や範囲が異なっているので、学生組織の規約または大学事務局発行の資料などに基づいて適切な節名とする。全公認学生団体・部・サークルのリストを掲載しなければ大学に関して説明できないという特段の事情がある場合には、歴史的社会的にどのような価値を持つのかをふまえながらどのような事情であるのかを関係者以外でも理解できるように記述可能な場合のみ、事前にノートで合意を形成した上でこの節にまとめる。-->
{{main2|教養学部前期課程のクラス活動|東京大学大学院総合文化研究科・教養学部#クラス活動}}
1,028行目:
運動系の活動は、運動会に属する部の他、サークルに参加しても行うことができる。音楽系や文化系の活動を行う場合には、サークルに参加することになる。
 
==== 東京大学運動会 ====
学生・院生・研究生・教職員・卒業生・修了生・元教職員などを会員とする[[財団法人]]。学部生は原則として全員加入であり、年会費が必要。[[アメリカンフットボール]]部や漕艇部、[[東京大学運動会硬式野球部|硬式野球部]]、[[東京大学運動会応援部|応援部]]は有名である。[[全国七大学総合体育大会]]の参加校で、2009年より京都大学との間で[[双青戦]]も開催されている。
{{main|東京大学運動会}}
 
==== サークル ====
大きく分けて、学生部(もしくは各学部)学生課の管轄下にある学生団体と、教養学部学友会([[同窓会]]の連合体としての東京大学学友会とは別組織)に加盟しているサークルの2つに分けられる。またこのどちらにも属さない非公認サークルも存在する。
 
===== 学生団体 =====
大学当局の公認サークル。団体設立には必ず顧問教官を置く必要があるほか、本郷キャンパスにサークルの活動拠点になるような場所が事実上存在しないため、サークル活動を維持するには駒場キャンパスでの便宜を受けられる学友会加盟サークルで十分な場合が多いなどの理由から、公認を受けないサークルが多い。
 
===== 教養学部学友会加盟サークル =====
教養学部の[[学生自治]]団体の一つである学友会に加盟しているサークル。サークル設立に際し顧問教官を置く必要がない上、学友会を通じ大学からのサークル援助金を受け取ることが可能。また援助金以外にも部室の確保など、駒場Iキャンパスにおけるサークル活動を行う際の便宜が十分に得られることから、大半のサークルはこちらを選択している。
 
==== 学生自治会 ====
かつては各学部の学生自治会の連合組織として学生自治会中央委員会が置かれていたが、現在は存在していない。学生自治会ないしそれに相当する自治団体としては、教養学部前期課程の東京大学教養学部学生自治会、法学部の東京大学法学部緑会、医学部自治会などがある。
 
=== 大学祭 ===
五月祭(本郷キャンパス)と駒場祭(駒場キャンパス)の2つがある。五月祭は研究発表が中心であるのに対して、駒場祭は教養学部前期課程に在籍している学生の活動の発表を中心に行われている。
 
==== 五月祭 ====
五月祭(ごがつさい、May Festival)は[[東京大学本郷地区キャンパス#本郷キャンパス|東京大学本郷キャンパス]]([[東京大学本郷地区キャンパス#弥生キャンパス|弥生地区]]も含む)で開催される[[大学祭]]。五月祭常任委員会により開催されている。例年5月末の土日の2日間にかけて開催されている。五月祭の起源は、[[1923年]][[5月5日]]に東京帝国大学で催された第1回大園遊會であり、その後、全学大懇親會、全学公開と名称が変わり、[[1933年]]に現在の名称になった。
 
===== テーマ =====
駒場祭と違い、五月祭ではテーマがある回とない回がある。
* 74回([[2001(2001]])あなたが伸ばしたその手のひらに
* 75回([[2002(2002]])-
* 76回([[2003(2003]])-
* 77回([[2004(2004]])Making the Future
* 78回([[2005(2005]])いろとりどり
* 79回([[2006(2006]])My Favorite May Festival
* 80回([[2007(2007]])Re Academic
* 81回([[2008(2008]])En-join
* 82回([[2009(2009]])Academic Pandemic
* 83回([[2010(2010]])東大を、見に行こう
* 84回([[2011(2011]])東大に、出会う夏
* 85回([[2012(2012]])Our Campus is Your Canvas
* 86回([[2013(2013]])aMayzing!
* 87回([[2014(2014]])花咲く未来、建造中
* 88回([[2015(2015]])知識の扉を、開ける夏
* 89回([[2016(2016]])東大生に、恋した日。
* 90回([[2017(2017]])つつむ、ひらく
* 91回([[2018(2018]])渦を巻く
* 92回([[2019(2019]])〈おもしろい〉が、交差する。
 
==== 駒場祭 ====
駒場祭(こまばさい、Komaba Festival, 略称:駒祭)は東京大学駒場Iキャンパスで開催される[[大学祭]]。教養学部前期課程の学生を中心に構成される。駒場祭委員会により開催されている。例年11月下旬[[勤労感謝の日]]付近の3日間に開催される。駒場祭の起源は、[[1891年]](明治24年)に旧制第一高等学校(一高)で開催された第1回[[紀念祭]]にまでさかのぼる。[[1950年]](昭和25年)[[3)3]]一高が廃止され、新制東京大学に移行した後、同年[[11月25日]]に第1回駒場祭が開催され、現在に至る。初代委員長は[[小倉寛太郎]]。
{{main|東京大学大学院総合文化研究科・教養学部#駒場祭}}
 
=== スポーツ ===<!--
部活動の一環として行われているものが多い場合は、その中に織り込むことも可能である。所属連盟に関してはここで記す。-->
* [[東京大学運動会硬式野球部|硬式野球部]]は[[東京六大学野球連盟]]に所属している([[1925(1925]]加盟)。
* 旧帝国大学が持ち回りで開催している[[全国七大学総合体育大会]]に参加している。
* [[一橋大学]]との対抗戦は、同学の前身である[[東京商科大学 (旧制)|東京商科大学]]時代から続いており、[[漕艇]]部、[[柔道]]部、[[陸上競技|陸上運動]]部、[[ゴルフ]]部、[[ホッケー]]部など様々な運動部で開催されている。両大学では東京大学の「東」と一橋大学の旧称である東京商科大学の「商」を取って、東商戦(商東戦)と呼ぶ。また、単に相手校の名を冠して一橋戦(商大戦・東大戦)と呼ぶこともある(イッキョウセンと呼ぶ部もある)。特に漕艇部の「東京大学一橋大学対校競漕大会」('''東商レガッタ''')は、体育会以外の学生や出身者も観戦に訪れるため、他の同対抗戦と比べて盛大であると同対抗戦の関係者は考えている。
* 運動部所属者以外にも運動の場を提供するという趣旨の下、運動会は総長杯サッカー大会・総長杯野球大会・伊豆戸田マラソン等の諸大会、[[ダンス]]・[[グライダー]]・[[ボウリング]]といった数々のスポーツについての講習会・体験会を主催している。
 
== 学内組織と大学関係者 ==<!--
※大学関係者と大学関係者で組織される諸組織はここで解説する。「大学関係者で組織される諸組織」の定義と範囲についてはプロジェクト:大学/大学同窓組織・保護者組織・学生組織の記事独立基準参照。ただし、学生自治会は「学生生活」節で、出版関係組織など大学本部が自ら掌握している組織は「附属機関」節で、それぞれ解説する。なお、この基準で範囲外となっている組織については次節「社会との関わり」において解説するが、その際は「社会との関わり」節の掲載基準に適合していることを条件とする。また、範囲外の組織であり、かつ別記事において解説されている組織に関しては「関連項目」節でリンクを行う。-->
 
=== 学内組織 ===
総長は、学内選挙によって選出される。大学の管理責任者であるのみならず、東京大学という学問の府を象徴する存在として機能している。理事(国立大学法人法の定めにより7名以内)は総長が任命し、総長と理事で役員会が構成される。このほか、幹部職員として副学長(若干名)や監事(2名)、副理事(若干名)等が置かれている。このうち、監事は[[文部科学大臣]]が任命する。
* 幹部職員(総長、理事(外部出身者を含む)、副学長、監事、副理事)
* 経営協議会(総長、理事、教職員、学外委員)
* 教育研究評議会(総長、理事、研究科長、研究所長等)
* 教員(教授、准教授、講師、助教、助手)
* 学生
* 事務部門(本部事務、学部・研究科事務、研究所事務等)
* 卒業生(全学の同窓会である[[赤門学友会]]のほか、各学部、研究科、部活動、同好会毎に組織)
 
==== 職制度 ====
{{未検証|section=1|date=2010年2月}}<!--
基本的には、同じく官立である[[総合研究大学院大学]]と同じ職制である。-->
; ポストドクター
: [[大学院]]修了者に対しては、他大学と同じく、[[ポストドクター]]制度を採用している。
; 特別研究員
: 学位取得者や専門免許職の再教育を目的として設けている。<!--専門免許職においては、専門職としての能力を開発することを目的に設定してある。-->
; 特任研究員
: 学位取得者(本学の内外、[[学位]]の種類を問わない)かつ社会的に顕著な業績を挙げた研究者を招請する。国内では唯一本学から始まった制度である。新規研究分野における人材発掘や社会的に要請される研究課題を遂行するに当たり、各研究センターもしくは大学本部からの推薦、学内会議により任命される(別の研究機関や大学等との併任がない場合には最大雇用期間が設定されていない。なお、併任の場合には[[大学院]]課程相当期間に当たる最大5年となる)。
; 受託研究員
: 過去には国内留学と呼ばれた。企業や公的機関から研究員として受け入れ、研究課題の遂行を支援する。
; 寄附講座職員
: 寄附講座を設立した企業などから職員を受け入れ、研究課題遂行および求人活動を支援する。
; 研究室連携
: [[産学連携|産学官連携]]などを進めるために、希望した企業等に研究室を貸与し、共同研究などを行いやすくする。<!--
注)日本国内では、唯一に近い形でカレッジ制及びグラジュエイト制度(専門職大学院)を有する大学として、戦後一貫して機能している大学なのである-->
 
==== 東京大学新聞社 ====
学生新聞「東京大学新聞」を発行している[[財団法人]]。編集部はすべて東京大学の学生で構成されており、新入生募集などが一般のサークルと一緒に掲載されることもあるが、東京大学教授を理事長とする財団法人である点が大きく異なる。
{{main|東京大学新聞社}}
 
===大学関係者===
==== 大学関係者一覧 ====
{{See|東京大学の人物一覧}}<!--
※大学関係者の一覧はWikipedia‐ノート:ウィキプロジェクト 大学/人物一覧記事についてで協議されたように大学の記事自体には挿入せず別に記事を作成する。ここでは、人物一覧記事へのリンクを列挙する。なお、大学の人物一覧記事に関してはプロジェクト:大学/人物一覧記事についての基準に従うこと。-->
 
==== 稷門賞(しょくもんしょう) ====
東京大学の活動の発展に顕著な功績のあった個人、法人あるいは団体に授与される。[[2002年]]度から授与されている。具体的には、私財の寄付、ボランティア活動、寄附講座設置などを行った者が対象とされている。
 
稷門は、中国の[[戦国時代 (中国)|戦国時代]]の[[田斉|斉]]の[[首都]]・[[臨シ|臨淄]]の城門の名前である。斉の[[威王 (斉)|威王]]、[[宣王 (斉)|宣王]]が学者を都に集めたため、学府として栄えたことに由来する。
 
=== 卒業生 ===
==== 同窓会組織 ====
各学部・学科ごとに[[同窓会]]が分立している。これは、東京帝国大学時代に各学部(分科大学)の独立性がとても大きかったことの名残である。近年は、全学的な同窓会連合組織である「[[東京大学同窓会連合会]]」や「[[赤門学友会]]」が発足している。卒業生個人は各学部ごとの同窓会や赤門学友会に加入できる。
* [[東京大学大学院医学系研究科・医学部#同窓会|鉄門倶楽部]](医学部医学科)
* [[東京大学大学院医学系研究科・医学部#同窓会|東京大学保健学同窓会]](医学部健康科学・看護学科)
* [[東京大学大学院工学系研究科・工学部#同窓会|東京大学工学部丁友会]](工学部)
* 東京大学経友会(経済学部)
* [[東京大学大学院薬学系研究科・薬学部#同窓会|東京大学薬友会]](薬学部)
* [[東京大学大学院数理科学研究科#同窓会|東京大学理学部数学教室・大学院数理科学研究科同窓会]](東大数学同窓会)(理学部数学科、数理科学研究科)
* 創域会(新領域創成科学研究科)
* 東京大学公共政策大学院同窓会(公共政策大学院)
* [[東京大学医師会]](医学部医学科)
この他に、サークル・ゼミ・クラス単位の同窓会や地域ごとの同窓会もある。また、女子卒業生のみ(女子在学生も入会可能)の「さつき会」もある。[[東京大学駒場地区キャンパス#駒場友の会|駒場友の会]]は駒場キャンパスの同窓会としての性格をもっている。
 
==== 学士会 ====
[[画像:学士会館分館.JPG|300px|thumb|学士会分館(2006年)。右端にビアガーデンの幟などが見える。]]
[[1886年]]に東京帝国大学卒業生によって設立された同窓会組織であり、[[帝国大学|旧帝国大学]]出身者および教授・准教授(助教授)・学長とその経験者で構成されている。
{{main|学士会}}
2008年度まで本郷キャンパスの赤門付近に学士会分館があったが、一帯の再開発計画(経済学部学術交流研究棟など)に伴い閉鎖された。[[1965年]]から毎年夏季に開かれていた[[ビアガーデン]]も2007年度を最後に廃止された。
 
== 施設 ==
=== キャンパス ===<!--
※各キャンパスの特徴や概要はこの節に以下のような箇条書きの見出しを付けた形式でまとめる。該当する項目が不明な場合には、冒頭の基準にあるようにコメントアウトで隠しておく。
* 交通アクセス:○○線○○駅下車
* ○○キャンパス内には○○の木が多く植えられているがこれは…
※サテライトキャンパスを除き、複数のキャンパスを設置している大学は以下のように各キャンパスを節に区分けしてまとめることもできる。また、キャンパス共通で何か特記すべき内容がある場合にはこの節で説明する。節に分ける場合には以下の記述例の通り、キャンパスの施設的な概要をまとめた部分とその特色を示した部分を一行空ける。また、特色が多い場合には更に小節にして説明することも可能である。
 
大学が同一キャンパス内を「地区」や「構内」などとしてさらに細かく分割して管理している場合はキャンパス節の下に地区や構内の節を立てることもできる。ただし、大学側がそのように管理していることを当該キャンパス節の直下に関係者以外にも判る文章で説明する。さらに本文コメントアウトないしはノートでソースを提示しなければならない。-->
 
東京大学は新制大学となってから長い間(日本全国に分布する研究施設などを除くと)本郷・駒場の主要2キャンパスで構成されていたが、[[1992年]][[6月]]に立案された三極構造構想に基づいて柏キャンパスが設置されてからは、本郷・駒場・柏が主要キャンパスと扱われるようになった。現在、東京大学公式サイトでは、これらに白金・中野を加えた5キャンパス体制を謳っている。本郷・駒場・柏はさらに複数のキャンパスに分かれている。<!--東京大学の場合、「地区」と「キャンパス」の使い分けは曖昧であるが、ここでは https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/about/campus-guide/national.html に基づき、「キャンパス」が「地区(キャンパス)」に内包される形で記述している。-->「東京大学キャンパス計画委員会規則」(平成14年2月19日評議会可決)では、「『本郷地区』とは本郷、浅野および弥生の各キャンパスをいい、『駒場地区』とは駒場第一および駒場第二の各キャンパスをいい、『柏地区』とは柏キャンパスをいい、『検見川・西千葉・柏II地区』とは検見川、西千葉および柏IIの各キャンパスをいう」と定義されていたが、2007年1月の「柏地区キャンパス開発・利用計画要綱」(平成7年12月12日評議会承認)の改正により、現在では柏IIキャンパスは柏地区キャンパスに含まれることになっている。
 
東京大学構内には歴史的建築が多数存在するため、代表的な建造物については[[東京大学の建造物]]で詳しく解説している。
 
==== 本郷地区キャンパス ====
後期課程と大学院のほとんどが設置されているキャンパス。
{{See|東京大学本郷地区キャンパス}}
 
==== 駒場地区キャンパス ====
教養課程などが設置されているキャンパス。
{{See|東京大学駒場地区キャンパス}}
 
==== 柏地区キャンパス ====
自然科学系研究所などが集中設置されているキャンパス。
{{See|東京大学柏地区キャンパス}}
 
==== 白金キャンパス ====
* 使用学部・使用研究科:なし
* 使用附属施設
** [[東京大学医科学研究所|医科学研究所]]
* 交通アクセス
** [[画像:Logo of Tokyo Metro Namboku Line.svg|15px|N]] [[東京メトロ南北線]]・[[画像:Toei Mita line symbol.svg|15px|I]] [[都営地下鉄三田線]][[白金台駅]]徒歩0分
** JR[[画像:JR JY line symbol.svg|15px|JY]] [[山手線]][[目黒駅]]より徒歩15分
「白金地区」あるいは「白金台キャンパス」とも呼ばれる。
 
==== 中野キャンパス ====
* 使用学部・使用研究科・使用附属施設:なし
* 交通アクセス
** [[File:Logo of Tokyo Metro Marunouchi Line.svg|15px|丸ノ内線]] [[東京メトロ丸ノ内線]][[中野新橋駅]]より徒歩10分
** [[File:Number prefix Keio-line.svg|15px|KO]] [[京王新線]][[幡ヶ谷駅]]より徒歩20分、[[File:Toei Oedo line symbol.svg|15px|E]] [[都営地下鉄大江戸線]][[西新宿五丁目駅]]より徒歩15分
** JR[[新宿駅]]西口より[[京王バス]]利用
「中野地区」とも呼ばれる。[[東京高等学校 (旧制)|旧制東京高等学校]]が所在した場所である。現在は[[東京大学教育学部附属中等教育学校]]が所在する。1962年に東京大学海洋研究所が設置されていたが、2010年4月に[[東京大学大気海洋研究所]]として柏キャンパスへ完全移転した。
 
==== その他の施設 ====
; 小石川地区(東京都文京区)
: 使用附属施設
:* [[東京大学大学院理学系研究科附属植物園|理学系研究科附属植物園]]
:* [[東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部|農学生命科学研究科]]附属小石川樹木園
:* [[東京大学総合研究博物館|総合研究博物館]]小石川分館
: 交通アクセス
:* [[File:Toei Mita line symbol.svg|15px|I]] [[都営地下鉄三田線]][[白山駅 (東京都)|白山駅]]より徒歩10分
:* [[File:Logo of Tokyo Metro Marunouchi Line.svg|15px|丸ノ内線]] [[東京メトロ丸ノ内線]][[茗荷谷駅]]より徒歩約15分
 
; 田無地区(田無キャンパス)(東京都[[西東京市]])
: 使用附属施設
:* [[東京大学大学院農学生命科学研究科附属生態調和農学機構|生態調和農学機構]]
:* 農学生命科学研究科附属田無演習林
: 交通アクセス
:* [[File:SeibuShinjuku.svg|18px|SS]] [[西武新宿線]][[田無駅]]より徒歩7分
:* [[File:SeibuIkebukuro.svg|18px|SI]] [[西武池袋線]][[ひばりヶ丘駅]]より[[西武バス]]利用
: 多摩農場は検見川キャンパスに移転する予定であったが、地元の市民団体が反対運動をしたこともあり、[[2007年]]8月に移転中止を決定した。逆に、これまで検見川キャンパスにあった緑地植物実験所および[[神奈川県]][[二宮町]]の附属農場二宮果樹園を田無地区に移転することとなり、[[2010年]]4月、統合して生態調和農学機構が発足した。なお二宮果樹園は、移転に先立って[[2008年]][[3月19日]]に閉鎖された。
: 以前は[[東京大学宇宙線研究所|宇宙線研究所]]、原子核研究所(現・[[高エネルギー加速器研究機構]])も同キャンパスに設置されていたが、現在はいずれも移転している。
 
; 検見川地区(検見川キャンパス)(千葉県[[千葉市]][[花見川区]])
: 使用附属施設
:* 薬学系研究科附属薬用植物園
:* [[東京大学検見川総合運動場|検見川総合運動場]]
: 交通アクセス
:* JR[[File:JR JB line symbol.svg|15px|JB]] [[中央・総武緩行線|総武線]][[新検見川駅]]より徒歩10分
: 将来、検見川キャンパスの運動場機能の一部を柏IIキャンパスに移すことを計画している。
: 農学生命科学研究科附属農場の多摩農場(田無地区)・二宮果樹園を検見川キャンパスに移転させる計画もあったが、これは上述のように中止となった。
 
; 西千葉地区(西千葉キャンパス)(千葉県千葉市[[稲毛区]])
: 使用附属施設
:* なし
: 交通アクセス
:* JR[[File:JR JB line symbol.svg|15px|JB]] 総武線[[西千葉駅]]より徒歩5分
: [[東京大学生産技術研究所|生産技術研究所]]附属千葉実験所があったが、2017年4月1日に柏キャンパスに移転した。2019年現在、民間による街計画の跡地利用が進められている<ref>[https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/about/campus-plans/shisan_00002_j.html 西千葉キャンパス跡地 <nowiki>|</nowiki> 東京大学]</ref>。
: 柏キャンパスに統合・移転した[[東京大学大気海洋研究所|大気海洋研究所]]は、当初西千葉キャンパスに設置される予定だった。当初の予定地は、移転財源確保のため処分する見込みである。
; 東海キャンパス(東海村キャンパス)([[茨城県]][[那珂郡]][[東海村]])
: 使用研究科
:* 工学系研究科原子力専攻
: 使用附属施設
:* [[東京大学物性研究所|物性研究所]]附属中性子科学研究施設
: 交通アクセス
:* JR[[常磐線]][[東海駅]]より路線バス([[茨城交通]])利用
:* JR[[東京駅]]より高速バス(茨城交通)利用
: 原子力専攻は研究室・事務室の他に、研究設備として高速中性子源炉「弥生」、[[加速器#線形加速器|ライナック]] (LINAC)、核融合炉ブランケット研究施設、重照射研究設備 (HIT) を有する。
この他、[[スーパーカミオカンデ]]、農学生命科学研究科附属演習林、[[東京大学医科学研究所|医科学研究所]]附属奄美病害動物研究施設など全国各地に研究施設を持つ。<!--
 
=== 学生食堂 ===
※学食に関する特記事項がある場合は、歴史的にどのような価値を持つのかが関係者以外でも理解できるように記述できる場合、この節にまとめる。-->
 
=== 大講堂(安田講堂) ===
{{main|安田講堂}}
東京大学大講堂は「安田講堂」の異名を持ち、赤門(次節を参照)と並んで東京大学を象徴する建物となっている。[[東大紛争]]の際に発生した[[東大安田講堂事件]]は[[昭和]]の事件史では必ず取り上げられる[[エポック]]となっている。<!--特筆性に疑問  背後に建つ理学部1号館により景観が失われたという声もある。-->
 
=== 赤門(あかもん) ===
{{commonscat|Akamon, University of Tokyo|赤門(あかもん)}}
本郷キャンパスの校門の一つである。正門ではない。[[1827年]]に建てられた、旧[[加賀藩]]主[[前田氏|前田家]]上屋敷の[[御守殿#御守殿門|御守殿門]]である。御守殿門は一般に焼失しても再建を許されない慣習があり、貴重な現存物となっている。[[1931年]]に国の[[重要文化財]]に指定された。
 
「赤門」は東京大学の異称にもなっている。[[第二次世界大戦]]前における日本国内の大学の異称にも影響を与え、「○門」という異称を持つ大学を増やした。[[東京大学大学院医学系研究科・医学部|東京大学医学部]]が自ら名乗る異称である「[[東京大学の建造物#門|鉄門]](てつもん)」も、赤門に影響されて付けられたものと推測されている。[[テレビ]]などで東京大学を紹介する際にも、東京大学の象徴としてよく背景に用いられる。
{{main|東京大学の建造物#門}}<!--
 
=== 学生会館 ===
○○大学には学生会館があり…
 
※学生会館に関する特記事項がある場合は、歴史的にどのような価値を持つのかが関係者以外でも理解できるように記述可能な場合、この節にまとめる。-->
 
=== 宿舎 ===
東京大学には以下の3つの学生宿舎がある。前期課程学生は三鷹国際学生宿舎に入居できる。
* 豊島国際学生宿舎(男子・女子)- [[2006年]][[4月]]より女子学生も入居可能となった。
* 追分国際学生宿舎(男子・女子)
* 三鷹国際学生宿舎(男子・女子)- 教養学部が管理しており、教養学部生と留学生、留学生のチューターを行う大学院生のみ入居できる。
* かつて存在した学生寮
** 駒場学寮(男子)- 駒場Iキャンパス内に存在した学生寮。教養学部の管轄であった。{{main|東京大学駒場寮}}
** 三鷹学寮(男子)- 教養学部の学生寮。[[1993年]][[6月1日]]に三鷹国際学生宿舎が開館したため、廃寮。
** 向ヶ岡学寮(男子)- 2004年[[3月]]末に閉寮
** 追分学寮(男子)- 2004年3月末に閉寮
** 井之頭学寮(男子)- 2006年3月末に閉寮
** 豊島学寮(男子)- 2010年9月末に閉寮
** 白金学寮(女子)- 2010年9月末に閉寮
 
=== 検見川総合運動場 ===
[[千葉市]][[花見川区]]にある。運動場の利用は東京大学関係者に限定されていない。かつては[[ゴルフ]]コースや検見川学生寮があり、地方から上京した学生が東京都内の駒場、本郷のキャンパスに通っていた。部活動やサークルの合宿が行われることも多かったが、現在はあまり使用されていない。
 
[[大賀一郎]]博士(当時・関東学院大学非常勤講師)が、[[1951年]](昭和26年)に約2000年前の地層から古代ハスの[[種子]]を発見した場所でもある。このハスは[[大賀ハス]]と名付けられ、このため[[植物]][[学者]]の間でも著名な場所となっている。
{{See also|東京大学検見川総合運動場|大賀ハス|}}
 
== 対外関係 ==<!--
※同一法人の運営する教育機関以外の組織との関係はこの節で説明する。大学自らが違いについて公式に広報しているケースなど、類似名称の教育機関との関係有無について説明をしておく必要がある場合は小節に分けず、本節直下で解説を行う。
 
=== 地方自治体との協定 ===
同一協定に複数自治体が入っている場合には箇条を同一とし、同じ協定名でも個別締結の場合にはそれぞれを分割して提示する。箇条名はできるだけ正式な協定名をそのまま提示する。
* ○○市および××市の市民が○○大学図書館を利用することに関する協定(1985年締結)
** ○○市
** ××市
* △△市の市民が○○大学図書館を利用することに関する協定(1985年締結)
** △△市-->
=== 大学発企業の設立 ===
「産学協創推進本部」を設けて、既存企業との[[産学連携]]のほか、東大関係者による[[ベンチャー企業]]起業を支援している。[[インキュベーター (起業)|インキュベーション施設]]への入居受け入れ<ref>[http://www.ducr.u-tokyo.ac.jp/index.html 産学協創推進本部]東京大学(2019年4月23日閲覧)。</ref>のほか、[[ベンチャーキャピタル]]「東京大学協創プラットフォーム開発」「東京大学エッジキャピタル」による投資を行うこともある。こうしたベンチャー支援の取り組みを示すブランド「uTIE」(ユータイ)を2019年に制定した<ref>[https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00507886 東大「uTIE」お目見え/VB支援ブランドシェアラボ施設で活用]『[[日刊工業新聞]]』2019年2月28日(大学・産学連携面)2019年4月23日閲覧。</ref>。
 
それに先立って、研究成果の活用を支援する「東京大学エクステンション株式会社」を2018年に設立した<ref>[https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/articles/t_z0801_00003.html 東京大学エクステンション株式会社の設立について <nowiki>|</nowiki> 東京大学](2018年12月6日)2018年12月23日閲覧。</ref>。
 
=== 民間企業等との連携 ===
[[朝日新聞社]]と連携して度々[[シンポジウム]]や[[世論調査]]を含む共同調査などを行っている<ref>{{Cite web
|date =
|url = http://www.asahi.com/sympo/070202/
|title = asahi.com :東大・朝日シンポジウム「情報革命と人類の未来」 - 朝日新聞社シンポジウム
|publisher = asahi.com
|accessdate = 2017-10-22
}}</ref><ref>[http://www.masaki.j.u-tokyo.ac.jp/utas/utasindex.html 【公式】東京大学大学院法学政治学研究科谷口将紀研究室:東大谷口研・朝日調査ウェブサイト]</ref>。
 
=== 地方自治体との連携 ===
[[三重県]][[四日市市]]にサテライトを設け、地域の課題解決を研究する協定を締結<ref>[http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20181124/CK2018112402000021.html 「四日市に東大研究拠点 県や三重大も設置の構想」]『[[中日新聞]]』2018年11月24日(2018年12月20日閲覧)。</ref>。
 
=== 他大学・研究機関との協力 ===
; 国際学術交流協定
: 東京大学では国際交流を推進するために、世界各地の49ヶ国の大学等研究機関と国際学術交流協定を結んでいる。大学間の協定だけでなく [[東京大学大学院総合文化研究科・教養学部#AIKOM|AIKOM]] のような部局(学部・研究科・研究所など)間の協定もあるが、それらを全て合わせた協定数は891となっている(2018年9月現在)<ref>[http://dir.u-tokyo.ac.jp/SysKyotei/01/?module=User&clear=1 東京大学 <nowiki>|</nowiki> 協定]</ref>。
; [[東アジア4大学フォーラム]] (BESETOHA)
: 東京大学、[[北京大学]]、[[ソウル大学校]]、[[ベトナム国家大学ハノイ校]]の4大学で構成されている学術会議である。[[1999年]]に東京大学駒場Iキャンパスで第1回会議が開催された。
; 東京大学リベラルアーツ南京交流センター(東京大学教養教育南京交流中心)
: 総合文化研究科・教養学部の海外学術交流拠点として[[2004年]][[11月25日]]に[[南京大学]]に設置された。
* [[8大学工学系研究科長懇談会]]
* [[日仏情報学連携研究拠点]] (JFLI)
* [[#国際高等研究所|国際高等研究所]]
* [[産業技術総合研究所]](東大柏キャンパス内に研究拠点「柏センター」開設)<ref>[https://www.aist.go.jp/aist_j/news/pr20181025.html 新たな研究拠点「柏センター」を設立]産業技術総合研究所(2018年10月25日)2018年12月23日閲覧。</ref>
<!--
 
=== 姉妹校 ===
 
=== 関係校 ===
 
=== 系列校 ===
※姉妹校・関係校・系列校は大学あるいは設置者が正式に発表しているものをその表現で扱う。創立者が同一など歴史的に関係があるとしても大学あるいは設置者が正式にその事実を明確に発表していないものは掲載しない。たとえ地方公共団体やマスメディアが記事として取り上げていた内容であっても大学が正式に公表していない事例は掲載しない。
 
※これ以外の組織との文章で調印のなされた協定が存在する場合には本大節直下に節を立てずに説明するか、あるいは数が多い場合には適宜小節を立てて説明を試みる。-->
 
== 社会との関わり ==<!--
この節で取り扱う内容は、学外で取り上げられた事象とする。具体的には
* 政治・経済・国際関係・戦争
* 哲学・科学・教育・学芸文化
* 文学・音楽・芸術・スポーツ
* 社会通念・制度・宗教・地域社会
等とその大学がどのように関わったかという事例が考えられる。
 
※当該大学にとって不名誉な内容であってもそれが社会的に大きな意味を持つ場合には、その事象が大学とどのように関わり、社会的・歴史的にどのような意義を持ち、さらにWikipediaを利用する人に理解できる文章で記述できるのであれば掲載可能である。逆に大学にとって広報したい名誉な内容についてもその事象が大学とどのように関わり、Wikipediaで掲載しておく必要性を社会的・歴史的な意義をきちんと明示しながらWikipediaを利用する人に理解できる文章で記述できるのであれば掲載可能である。-->
 
=== 事件 ===
* [[東大ポポロ事件]]
* [[東大紛争]] - [[東大安田講堂事件]]
* [[宇都宮病院事件]]
*[[東大駒場騒動|駒場騒動]]
* SIGN研究<ref>[https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/press/p01_270213.html 「SIGN研究」等の臨床研究に関する厳重注意について <nowiki>|</nowiki> 東京大学]</ref>
* [[加藤茂明]]元教授による大量論文不正問題<ref>[https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/press/p01_261226.html 記者会見「東京大学分子細胞生物学研究所・旧加藤研究室における論文不正に関する調査報告( 最終 )」の実施について <nowiki>|</nowiki> 東京大学] 平成26年12月26日</ref>
* [[ディオバン事件]]<ref>河内敏康、八田浩輔 「偽りの薬 バルサルタン臨床試験疑惑を追う」 毎日新聞科学環境部、2014年、ISBN 978-4620322827</ref><ref>桑島巌 「赤い罠 ディオバン臨床研究不正事件」日本医事新報社、2016年、ISBN 978-4784944477</ref>
* [[匿名Aによる論文大量不正疑義事件]]<ref name="mushi">[https://www.mag2.com/p/news/4412 【超STAP事件】日本の学会は捏造論文だらけ!大スキャンダルに発展か - まぐまぐニュース!] [[堀川大樹]]「むしマガ」Vol.272 2015年1月11日、2017年2月14日閲覧</ref>
* 東京大学誕生日研究会事件<ref>[http://www.sankei.com/premium/news/161030/prm1610300014-n1.html 【東大生強制わいせつ事件】発端は「誕生日研究会」と称するサークルだった…東大院生に有罪判決  法廷で明らかになった犯行の全容(1/3ページ) - 産経ニュース] 2016年10月29日、2017年10月22日閲覧</ref>
* [[Ordinary researchers]]による論文22報の不正疑義問題<ref name="Dennis">[http://www.sciencemag.org/news/2016/09/university-tokyo-investigate-data-manipulation-charges-against-six-prominent-research <nowiki>University of Tokyo to investigate data manipulation charges against six prominent research groups | Science | AAAS</nowiki>] 2016年9月20日、2017年10月22日閲覧</ref>
*[[小室一成#男性調理師の死亡診断書の改竄|マイトラクリップ手術による死亡事故の隠蔽事件]]<ref>{{Cite web|title=【速報】東大病院で心臓治療の患者が術後16日で死亡、院内からもミス指摘の声 / 医療事故調に届け出ず、「病死・自然死」で処理ーニュース:ワセダクロニクル|url=http://www.wasedachronicle.org/information/c50|website=ワセダクロニクル|accessdate=2019-02-18|language=ja|first=|last=|publisher=}}</ref>
*教養学部・大学院総合文化研究科の教授就任予定者の内定取り消し事件<ref>{{Cite web|title=東大から「内定取り消し」を受けた大学教授がどうしても伝えたいこと(宮川 剛)|url=https://gendai.ismedia.jp/articles/-/59985|website=現代ビジネス|accessdate=2019-03-01}}</ref>
 
=== 発行物 ===
* 1952年(昭和27年)10月1日、東京大学創立75年記念の切手が1種(10円)が発行された。
 
== ギャラリー ==
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Tokyo University-1.jpg|本郷キャンパス正門(2009年4月18日撮影)
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== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
=== 注釈 ===
{{Notelist|2}}
=== 出典 ===
{{Reflist}}
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== 参考文献 == -->
<!-- 参考文献:実際に参考にした文献一覧(本文中の追加した情報の後に脚注を導入し文献参照ページを示して、実際に参考にした出典〈書籍、論文、資料やウェブページなど〉のみを列挙して下さい。実際には参考にしていないが、さらにこの項目を理解するのに役立つ関連した文献は、「関連文献」などとセクション名を分けて区別して下さい。) -->
 
== 関連文献 ==
<!-- 関連文献:実際には参考にしていないが、さらにこの項目を理解するのに役立つ関連した文献(書籍、論文、資料、ウェブページなど)一覧(実際に参考にしているのではないので過多にならないように、多すぎたら除去。宣伝はご遠慮下さい、宣伝は除去。実際に参考にした文献は脚注を導入し「参考文献」節へ追加して下さい。) -->
* 東京帝国大学 『[http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1453584 東京帝国大学五十年史 上册]』 1932年
* 東京帝国大学 『[http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1453613 東京帝国大学五十年史 下册]』 1932年
 
== 関連項目 ==
*[[東京大学の人物一覧]]
*[[東京大学の建造物]]
 
== Wiki関係他プロジェクトリンク ==
<!-- ※Wikipedia以外の姉妹プロジェクトへのリンクはここでまとめる。具体的な姉妹プロジェクトはメインページ参照。 -->
{{Commonscat|University of Tokyo}}
{{Commons|Representation of Imperial University (Japan)|博士の肖像(帝國大學)}}
* [[b:メインページ|ウィキブックス (Wikibooks)]]
** [[b:東大対策|東京大学の入試対策]]
* [[Commons:メインページ|ウィキメディア・コモンズ (Wikimedia Commons)]]
** [[Commons:Category:Toko University|東京大学]]
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== 関連項目 == --><!--
※大学に関する関連項目は原則として本文中にリンクする。関連項目は原則として使用しない。たとえば何かの説明をするために創立者の出身地を紹介する必要がある場合には必要とする項目へ記載する。本文では説明できないが関連項目として他の記事にリンクをする必要がある場合には事前にノートで理由とともに提案を行い、同意が得られた場合にのみ掲載できる。-->
 
== 公式サイト ==<!--
※ここには大学の公式サイトのみ入れる。校友会・保護者会・教職員組合・学生自治会などのサイトは入れない。通常、大学公式サイトは1ドメインになっているはずだが、何らかの理由で大学公式サイトが複数のドメインに分かれている場合は、その理由や背景が関係者以外にも判るように明記した上で追加することが可能である。-->
* [https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/ 東京大学]
 
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