削除された内容 追加された内容
43行目:
==来歴==
=== 生い立ち ===
[[東京都]]の[[練馬区]]に生まれ<ref name="Twitter" />、9歳から[[清瀬市]]の[[旭が丘 (清瀬市)|清瀬旭が丘団地]]で過ごす。のちに旭が丘団地は『[[海よりもまだ深く]]』の主人公の実家として撮影場所にも使われた<ref>{{Cite web |url=http://cinema.pia.co.jp/news/0/65325/|title=是枝裕和監督の新作『海よりもまだ深く』が公開決定。主演は阿部寛|date=2015-12-25 |publisher=ぴあ映画生活 |accessdate=2018-06-17}}</ref>。母親が映画好きだったため、幼いころから[[池袋]]の映画館でさまざまな映画を鑑賞<ref name="locationjapan" />。TV作品では[[ウルトラマン]]や[[ウルトラセブン]]に描かれた怪獣や宇宙人に差別や戦争のメタファーを託した名作たちに影響を受け、<ref>[[映画秘宝]]2018年9月号での[[町山智浩]]との対談「独占12000字対談!「モンスター映画が撮りたい!」 『万引き家族』是枝裕和VS町山智浩!」での発言。この対談では他に『[[ジェイムズ・ホエール]]『[[フランケンシュタイン]]』と『[[フランケンシュタインの花嫁]]』が大好きでフランケンシュタインなどの怪物のフィギアを多く所有しているや大学時代に『[[自転車泥棒]]』や『[[無防備都市]]』などのイタリアン[[ネオレアリズモ]]に衝撃を受けた、[[チャールズ・チャップリン]]『[[キッド]]』や[[アメリカン・ニューシネマ]]『[[ペーパー・ムーン]]』が『万引き家族』に与えた影響、悪の魅力を描いた作品が作りづらくなっている咋今の状況などを語り、ウルトラシリーズからの影響は[[社会学者]]の[[宮台真司]]からの指摘で気づいたという。</ref>、[[萩原健一]]のファンでもあり、萩原主演の[[前略おふくろ様]]や[[傷だらけの天使]]に一番大きな影響を受けたと語り、[[アルフレッド・ヒッチコック]]の[[鳥]]にも衝撃を受け、[[鳥]]をみた翌日に道で鳥を見かけ怖いと感じほど衝撃を受けた<ref>[[週刊プレイボーイ]]2019年42号の122pの[[角田陽一郎]]の映画インタビューコーナー</ref>[[[[1972年ミュンヘンオリンピック]]の[[男子バレーボール]]の金メダル獲得に感動し、中学・高校とバレーボールに没頭し部活では部長を務めていた<ref>{{Cite web |url=http://daigakushinbun.com/post/views/853|title=第30号(平成28年4月30日発行)映画監督 是枝裕和さん|date=2016-05-10 |publisher=大學新聞 |accessdate=2018-06-17}}</ref>。物書きになろうと、[[早稲田大学第一文学部]]文芸学科に進学するが<ref name="specialissue-koreeda2">{{Cite web| title = 「誰も知らない“是枝先生”」インタビューVol.1 いかにして監督は先生になったか| publisher = 早稲田ウィークリー| url = https://www.waseda.jp/inst/weekly/features/specialissue-koreeda2/| accessdate = 2018-06-17}}</ref>、大学に入学してすぐに[[フェデリコ・フェリーニ]]の映画を観て衝撃を受け、大学よりも映画館に足を運ぶ日々が続く<ref name="bunroku">{{Cite web| title = 是枝裕和監督単独インタビュー| publisher = ブンロク| url = https://hizen.nagoya/news/1678| accessdate = 2018-06-17}}</ref>。特に早稲田の近くにあった[[ACTミニ・シアター]]は年会費1万円でフリーパスで映画が観れたため毎日通っていた<ref name="bunroku" />。[[シナリオ文学]]にも熱中し、ビルの警備や[[福武書店]]のバイトを掛け持ちでやりながら、バイト代は[[倉本聰]]、[[向田邦子]]、[[山田太一 (脚本家)|山田太一]]、[[市川森一]]のシナリオ集を揃えるのに当てていた<ref>{{Cite web| title = 「是枝監督が挑んだ心理サスペンス『三度目の殺人』、かつてない法廷劇を生み出した斬新な創作術とは!?| url = https://otocoto.jp/interview/sandome/3/| date = 2017-09-05 | accessdate = 2018-06-17}}</ref>。大学では[[岩本憲児]]に師事し、卒論は創作脚本を書いた<ref name="specialissue-koreeda2" />。
 
=== ドキュメンタリーディレクターとして ===