「ハイパートンネルズ&トロールズ」の版間の差分

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略称は、'''ハイパーT&T'''あるいは'''HTT'''など。
 
ケン・セント・アンドレらによるテーブルトークRPG『[[トンネルズ&トロールズ]](以下、T&T)』をもとに、[[安田均]]、[[清松みゆき]]ら[[グループSNE]]のメンバーがルール改変等を行ったもので、1991年に最初のルールブックが[[社会思想社]]より(T&Tの追加ルールと言う位置づけで)出版された。その後、1994年6月に[[角川書店]]([[角川スニーカー・G文庫]])より(T&Tがなくてもプレイできるよう編集された)リニューアル版のルールブックが発刊されており、通常、こちらのルールに従ってプレイされる。
 
T&Tは、ダンジョン探索に特化したルールシステムだったが、スキル制やハイパーポイントなどの導入によりシティアドベンチャーにも対応できるようになったことが大きい。
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**各キャラクターは自分の強さに応じた『ハイパーポイント』をもっており、このポイントを消費することで、1回だけ行動の成否判定に成功しやすくしたり攻撃力を上げたりといったことができる。
 
その他の多くの部分では、テーブルトークRPGの黎明期に作られたT&Tの特徴を、ほぼそのまま受け継いでいる。
すなわち、スピーディーかつ大胆なゲーム進行が可能で、ダイナミックなストーリー展開に向いているが、反面、戦闘中ふつうならありえない出来事(例えば一人の熟練戦士が50体の敵を一撃で退治する)が起こりやすくなっており、細かな面でのバランスは悪い。
また他のテーブルトークRPGに比べて、強力な魔法や武器を比較的弱いうちから使えるのも特徴で、中レベル以上になるとゲームバランスの調整に苦慮することになる。