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→‎表記: Unicode文字には、日本語用文字も含まれます。ですから、Unicode文字と日本語文字コードは、対立しない概念です。ですから、「Unicode文字(日本語にない文字)」という表記は誤りです。何故ならば、「Unicode文字(日本語にない文字)」と表記してしまうと、其の前後の文脈を考慮したとしても、Unicode文字は日本語にない文字のことを指し、あたかも、「Unicode文字」が日本語文字と対立しているように読み取られてしまう危険性があるからです。よって、其の、不適切な、「Unicode文字(日本にない文字)」を、「Unicode文字のうち、日本語にない文字」と表記を改めました。
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=== 辞書ではありません ===
ところで、[[百科事典]]は[[国語辞典]]や[[字書]](字典)などとはどう違うのでしょうか。辞書や用語集は、言葉の意味や定義を説明するものです。もちろん、意味を説明するためにその言葉の背景にも言及しなければならないこともあるでしょうが、それは補助的に行われるだけで、本来の目的ではありません。対して、百科事典は世の中のあらゆる事象を理解するための解説を提供することを目的としています。もちろん解説しようとすれば見出し語の意味の説明も必要なので、ウィキペディアの多くの項目は「○○は××である」という定義で始まっています。その延長として[[ことわざ]]や[[格言]]、[[業界用語]]の意味を説明する項目を作りたくなるのも理解はできます。しかし、単に言葉の意味だけで解説が終わってしまう項目は百科事典の対象としてはあまりふさわしくありません。こういう項目を、ウィキペディアでは「辞書的」と呼んでいます。辞書のような項目は、百科事典にふさわしい項目に成長させるか、姉妹プロジェクトの[[wikt:メインページ|ウィクショナリー]]などへ移すことが推奨されています。
 
何が百科事典的で何が辞書的なのか、その境界線は曖昧なこともあります。そのような微妙なトピックについては、その言葉について、言葉の意味や用法以外に解説と呼べるものができるのかどうか、そこが判断の分かれ目になります。