「ポテンシャル」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
タグ: 取り消し
34行目:
{{Indent|<math> W_\mathrm{A-B} \, = V_\mathrm{A} - V_\mathrm{B} </math>}}
 
となる。''V''<sub>A</sub> は位置Aでのポンシャル、''V''<sub>B</sub> は位置Bでのポテンシャルである。この結果は、質点の動いた経路に依らない。どのような経路を通るかに関わらず、なした仕事がどの経路でも等しい場合、この時に質点に働く力を'''保存力'''(conservative force)と言う。また、保存力のみが作用する場(力場)を'''保存力場'''(conservative force field)と言う。また保存力では、質点が位置Aから出発して位置Aに戻る経路(閉じた経路)の場合、質点のなした仕事は、途中の通った道筋に関係なくゼロとなる。
 
このように(スカラー)ポテンシャルによる力は保存力となる。また、逆に保存力は必ずポテンシャルを伴うことが言える。
58行目:
{{Indent|<math> {\mathrm{d} \over {\mathrm{d}t}} V (\boldsymbol{r}) = {\mathrm{d}\boldsymbol{r} \over {\mathrm{d}t}} \cdot \nabla V(\boldsymbol{r}) </math>}}
 
から求められる。constantは時間''t'' に関しての積分から出てくる[[積分定数|定数]]である。これは積分して得られた式の左辺において、第一項が[[運動エネルギー]]であり、それと第二項の''V'' ('''''r''''' )との和が一定であることを意味し、この場合、''V'' ('''''r''''' )のことを'''ポンシャルエネルギー'''([[位置エネルギー]])と呼ぶ。形式上ポテンシャルと同じ形だが、この時の''V'' ('''''r''''' )の'''''r''''' は質点の位置であり、'''''r''''' = '''''r''''' (''t'' )である。
 
== 参考文献 ==