「Bビーダマン爆外伝V」の版間の差分

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; しろボン
: 声 - [[桑島法子]]
: 主人公。時空を飛び周り事件を解決するビーダコップの一員。基本的な性格は前作のビーダシティ編でのしろボンと同様に元気がよくてお調子者。それ故にきいろボンやデビル三銃士などを軽く見るところがあるが、ビーダコップおよび警察官としての責任感を自覚している真面目な一面も持つ。ビーダシティ編同様に仲間思いでもあり、あかボンたちがデビル三銃士に捕らわれたり(20話)、くろボンがスリンガーに捕まった時(34話)や、キングベーダーの攻撃で身動きが取れなくなったクリスブラッカーがデビルトライデントに撃破されそうになった時(46話)も己の身も顧みずに助けに行くほど仲間思いな面もある。スポーツ万能な一面も同様で、劇中では[[ウィンドサーフィン]]の腕前を披露している(15話)。
: ビーダコップとしてはまだまだ半人前で、グレイボン博士にジークホワイターでエネルギー弾を撃つことを止められてもデビルベーダーとの戦いで使用した結果、アーマーを大破させて博士に大目玉を喰らう(20話)、キャリバーコアの原型である合体テスト装置を勝手に操作させた結果、回収した5個のクリスモンドを再び飛び散らせてしまう(36話)、クリスホワイターでウェイブレットを装着して水の無い地面に落ちる(38話)など、ドジを踏むことが多い。しかし、ビーダマスターには「元気と勇気のある珍しい良い子」「どんな困難にも立ち向かおうとする強い意志がある」と評価されており<ref>その一方で「(世間的に言えば、上記のことも含めてあおボンやみどりボン、くろボン以上)に特に欠点だらけ」(きいろボンいわく「アホすぎて自分の欠点もよくわからんから気にならん」)という酷評もされている。</ref>、それがくろボンの一匹狼な気質を変えていくこととなる。
: 漫画版ではビーダコップ内ではあおボン共々見習い扱いとなっており、アニメ版以上にお調子者な一面が目立っている。
; あおボン
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: ボーダー王救出後は正式にビーダコップになろうとベストボンたちに取り入るが、今回の手柄では前述の数々の違反行為を帳消しにするのみで、正式採用には至らなかった<ref>その後、しろボンの持っていたゴールドカードを奪って逃げようとしており、ビーダコップになる野望を完全には諦めてはいなかった。</ref>。
: 漫画版では他のメンバーに比べると出番が少なかった。また、唯一アーマーを破壊されることはなく、最終回でも活躍をしている。
; くろボン
; くろボン(1・5・11・18・25~26・29・32・34~36・42~46・50(最終話))
: 声 - [[関俊彦]]
: ビーダコップの一員である男性だが、一匹狼で単独行動を好む。実はビーダコップが誇るエリート捜査官でありベストボンと同じくエリートである単独行動を好む一匹狼。ビーダコップ訓練学校を首席で卒業し、本部においてもその活躍を有望視されながらも、自ら一匹狼の道を選んだ。数々の勲章にも輝いており、無冠の帝王とも言われている。
: 前作のビーダシティ編でのくろボン同様にしろボンたちのピンチに駆けつけたり、しろボンたちの行動にどのような問題点があるかを明確に説明して促すこともあるが、その度に「お前(たち)はダメだ」と罵倒しており、ビーダシティ編に比べてしろボンたちを極端に過小評価する一面が目立つ。一方で、不本意でもしろボンたちに助けられた場合にはきちんと借りを返すなど、筋を通す一面も見せており、後述の最終決戦前からある程度の正義感は持ち合わせていた<ref>一方的に鬼(正体はわかむしゃボン(声 - [[檜山修之]]))を悪と見なし、彼を倒して体内に埋め込まれたクリスモンドを奪取しようとした自身の行動にも非があったことを認めてしろボンたちに謝罪する(5話)、デビルポセイドンとの戦闘にてゲストラーの作戦で危うく返り討ちに遭いそうになったところを間一髪しろボンに助けられ、10個目のクリスモンドを譲り渡すことで借りを返す(26話)など。</ref>。それでもなお、しろボンたちの失敗や迂闊な行為を責め立てたり、それを理由に彼らを一蹴して一人で事態を解決させようとする傾向は変わらず、その一匹狼な性格はビーダマスターから「仲間と協力する心」が欠けていると言われるほどであるが、本人はエリートとしてのプライドから、それを認めようとしなかった。
: 42話ではクリスモンドを奪ったスリンガーが豹変した際、V2の崩壊からしろボンたちを庇い怪我をしてもなお、宇宙征服を果たさんとするスリンガーに立ち向かう程無茶をしていた。だが、デビルベーダーとの最終決戦で自身がキングベーダーに捕まった時、助けてくれたしろボンに「今こそ力を合わせよう!」と発言し「他者を(欠点も含めた上で)認め、仲間達と協力する心」に真に目覚める。最終決戦で勝利した後、この件でしろボンたちを「コイツらはダメじゃない、優秀なビーダコップかもしれない」と認めていた。
: キングベーダー打倒後は、またも再びしろボンたちと別行動を取り、ビーダコップ本部から時空の歪みを消滅させるトップシークレットの任務を受け、なぞのアーマーに搭乗して行動する。最終回でしろボンたちに自身の正体と目的を明かし、ボーダー王救出を目指す彼らをこの件から引き離そうとしつつ任務を遂行せんとするが、ボーダー王救出を誓ったしろボンたちに説得され、最終的には目的を果たした彼らと共に巨大[[ブラックホール]]と化した時空の歪みを消滅させた。
: クリスブラッカーのメイルスーツ装着時はボディがグレー色に変化する。
: 漫画版ではビーダシティ編同様、額に傷を持つ。また、新連載予告編ではラストにてしろボンのとぼけた様子を尻目に「きっとまた真の主役は自分」とコメントする一幕が見られた。
; みどりボン(15~16・20・25・31~33・36~37・41~50(最終話))
: 声 - [[宮崎一成]]
:15話から初登場。 元はボーダーランド王国の兵士で、ボーダーランド騎士団の団長を務めていた。クリスモンドが四散した際に乗っていた戦車共々時空の裂け目に巻き込まれ、クリスモンドと共にロビンソン時代のクルー島に流れ着く。
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: 漫画版では爆外伝II・IIIのダークマザーやビーダシティ編のダーク皇帝と同一の存在であり、本性を現した際には口の中に彼らの特徴である目玉が浮かび上がっていた。
 
==== デビル三銃士/デビルベーダー幹部たち ====
デビルキングベーダー直属の4人。当初は下であるデビル三銃士による3人態勢が基本ったが、後に29-42話間は傭兵デビルスリンガーわりえた幹部となる人態勢が取られた。通常のビーダマンとの差異は頭部の突起の有無と肌の色、そして目元の模様。また、前作のダークビーダー同様に腹部のビーダマが赤く濁っている。
 
デビルスリンガーを除くデビル三銃士の3人は、それぞれ自分たちの欲望を叶えるためキングベーダーに忠誠を誓っているが、不満がないわけではない。根っからの悪党で目的のためなら手段も選ばず、ゲストキャラたちを唆す、あるいはその弱みにつけ込む形で利用したり、しろボン達を抹殺しようとしたこともあるが、間抜けでどこか憎めない3人組である。手柄の取り合いや仲間割れでケンカになることもあるが、基本的にメンバー同士の仲は良い。キングベーダーの命令でクリスモンドを求めて各時空に襲来し<ref>16話や17話など、自主的にビーダコップ打倒やクリスモンド入手のための作戦を展開することも。また、3話ではキングベーダーが用意した[[ニトログリセリン]]入りの箱をきいろボンを騙して運ばせることで彼に強盗の濡れ衣を着せ、きいろボンを追って来たしろボンらをニトロの爆発で倒そうと画策した。</ref>、度々ビーダコップと対決してはその都度敗北し、空の彼方に吹き飛ばされたり、爆発に巻き込まれるなどの形で撃退され、本人達もそれがお約束だという自覚はある(辛うじて退却する場合も。また、18話や29話などのように直接ビーダコップと対決しない回もある)。しかし、その実力は決して低くはなく、しろボンたちからは概ね厄介な相手と認識されている<ref>だが、29話にて相次ぐ宇宙貨物船の襲撃事件(実際の実行犯はデビルスリンガー)のことをしろボンたちが聞いた際には連戦連勝で気が緩んでいたため、「ドジなデビル三銃士にそんなことをできるはずがない」と嘗められていた。</ref>。デビルスリンガーがキングベーダーを倒したかに見えた際にはスリンガーに従うも、キングベーダーの生存を知るや再びその部下となったが、キングベーダーの真の目的を知らなかったようで、歴史を破壊しようとする彼を止めようとしたものの、逆に搭乗していたデビルトライデントを乗っ取られてしまう。キングベーダーが倒された後、デビルトライデントが破壊された際の爆発で吹き飛ばされるも生き延びる。その後はボーダー王が巻き込まれていた時空の歪みによって様々な時代に飛ばされながら貧乏生活を送り、最後までビーダコップの邪魔をした。48話からはジニアスボンと組み、そのおかげか現代に戻ることができた。最終回では時空の歪みのエネルギーを悪用しようとするジニアスボンに唆され悪事を手伝うも、時空の歪みに飲み込まれそうになった所をビーダコップに救出される。その後はみどりボンによって更生と社会復帰のためにボーダーランド騎士団に無理やり入隊させられた。
 
しろボンたちに「デベソ三銃士(三兄弟)」・「二流三銃士(三兄弟)」等と間違われたことがある。登場人物の中でも特に多くの[[メタフィクション]]的発言をしており、『デビル三銃士』・『ボンバーデビル三兄弟』に改名すると発言したことも。初期では「お母さんたちのアイドル」を自称することもあった。
なお、漫画版ではこれまでのシリーズの敵幹部たちとほぼ同等の実力を持ち、ボーダーランド王国を圧倒的な力で壊滅させている他、しろボンたち相手にある程度善戦していた。アニメ版とは異なり、最終決戦の末に全員が生死不明となる。
 
デビル三銃士の各メンバーはデビルブライスター、デビルホーネット、デビルポセイドンの順に各パイロットを紹介する<ref name="順番">EDテロップの声の出演欄ではドクダンディ、アクマント、ゲストラーの順に表記されている。</ref>。
; ドクダンディ
 
: 声 - [[子安武人]]
: デビル三銃士のリーダーで、ボンバーデビル三兄弟の次男。悪ノリが大好きなくろボンに恋する細身の[[オカマ]]。1日10時間の睡眠を取る<ref>任務中に母艦のコックピットで居眠りをしていることも多い(9話など)。</ref>、こまめに化粧を塗り直すなど自身の美容に気を配る[[マイペース]]な[[ナルシスト]]であり、くねくねと動くことが多いのが特徴。毒草摘みが趣味。頭脳派の一面を持ち、「やっぱっぱっぱ~ん」が口癖。この他、催眠術も得意できいろボンを洗脳したことがある。一人称は「あたし」で女口調で話すが、キレると荒っぽい男口調になる。夢は「宇宙征服の証に美少年[[ハーレム]]を作ること」。ゲストラーからは「ドクちゃん」という愛称で呼ばれることが多い。
: 前述の通り、11話で初めて姿を目の当たりにして以来くろボンに恋心を抱いており<ref>正確に言えば初対面を果たしたのは1話だが、この時くろボンはアーマーに乗ったままであり、続く5話でもくろボンが神社の本殿の中に隠れていて物陰で顔が見えなかったこと、突如現れた鬼に気を取られていたことなどから姿を見ていない。</ref>、度々彼と結ばれる妄想に浸ったり、自分を倒したのが彼だと大喜びして星になったり、直接再会した際には仕事を忘れて歓喜するなどして'''リーダーであるにも関わらず一人脱線することが多く'''、その都度アクマントとゲストラーに呆れられたり、無視されて置いてけぼりを食らったり、余りにも脱線や妄想がひどく気持ち悪い時にはツッコミを入れられたり、制裁されたり、チーム内の指揮もアクマントたちに取って代わられりしている。そのため、直接戦うことはほとんどない。そのくろボンをライバル視しているデビルスリンガーに対しては三銃士の中で最も嫌悪感を抱いている<ref>デビルスリンガーに踏み潰されそうになったり足蹴にされる悪夢を見る、肌荒れや睡眠不足の原因で、呼ばわりするほど(31話・33話)。</ref>。また、自身同様にくろボンに惹かれているあかボンを恋敵と見なしている他、きいろボンとも何かといがみ合ったり、食って掛かることが多い<ref>ビーダコップ基地に潜入してクリスモンドを奪う作戦のために嫌々きいろボンに変装させられたことも(39話)。</ref>。
: マイペースゆえに(無断も含めた)単独行動も多いが、その間にクリスモンドをはじめとする財宝やその在り処に関する情報収集を行っていることもある(13話)。他にもヒロインボンへのアプローチで無我夢中になり任務を忘れたアクマントたちを尻目に、一人で行動したこともある。
: アクマントが出撃中の時はゲストラー、ゲストラーが出撃中の時はアクマントと共に主に実況を行い、解説はいずれも1回ずつ行っている<ref>(三銃士全員での出撃時やアーマー戦の無い回を除き)9話-11話など、アーマー戦があっても実況そのものを行わない場合もある。</ref>。また全キャラ中唯一、ヘッドオン時は横に回転してアーマーモードになる。
: 最終回にてボーダーランド騎士団に強制的に入隊させられた際にはその境遇をひどく嘆いていた。
: 漫画版では空間を切り裂く巨大なハサミを持ち、それによって生じた次元の裂け目に相手を吸い込む技を使う。なお、アニメ版に比べて小柄な体型をしている。
; アクマント
: 声 - [[園部啓一]]
: デビル三銃士のサブリーダーで、ボンバーデビル三兄弟の長男戦闘要員頑固な性格で、語尾に「~(で)マント」を付ける口調(漫画版の予告編ではゲストラー共々普通の口調だった)と「フーハッハー(フッハッハー)」という独特の笑い方が特徴。チャームポイントは[[髭|ヒゲ]]と短パン。一人称は「オレ」<REF>ごく稀に「ワシ」と言ったことも(29・42話)</REF>。騎士道精神の持ち主で、しろボンのライバル的存在。戦闘要員のため、三銃士の中で一番戦闘回数が多い。自ら積極的に出撃することも多々ある。夢は「宇宙中の美味い物を独り占めすること」。ドクダンディとゲストラーから名前または「アクちゃん」という愛称で呼ばれるが、逆に自身は他の二人を基本的に名前で呼んでおり、後述の愛称で呼ぶことはほとんどない<ref>実況解説時などにドクダンディを「さん」付けで呼んだり(26話・42話)、ごく稀に二人を愛称で呼んだこともある(36話・39話・最終回)。</ref>。
: [[変装]]や[[西洋剣術]]を特技としており(8話など)、特に変装に関してはなりすました人物の声までも真似ているため、外見だけでは彼だと判断できないほどの腕を持つ。ビーダマンだけではなく、一定の大きさを有するビーダロンにも変装可能で、クリスモンド探索の邪魔が入らないよう、ハウンド山に近づく者を追い払うためにデビルブライスターに搭乗した状態で護り神・[[ケルベロス|ケルベロン]]に変装したこともある(13話)。だが、人気アイドルのヒロインボン(声 - [[渕崎ゆり子]])が持っていた『幸運を呼ぶ首飾りの玉<ref>「ネコのカワ」というクリスモンドとは無関係の宝玉。持ち主の性格を猫を被ったものに変化させる魔力を持つ。</ref>』を奪うために[[タコ|タコロン]]型エイリアンの着ぐるみを着て彼女が主演を務める映画の撮影現場に潜り込んだ際には正体に気付かれないまま、きいろボンに一方的に殴り倒されるという裏目の結果を招いてしまった(33話)。
: 基本的にはやられ役だがアーマー戦では複数人(2-4人以上)で攻めてくるしろボンたちを相手に1人で応戦したり、ビーダロイド弾を駆使した攻撃で苦戦させることが多く、他のメンバー共々それなりの実力はある。パワーや体力に自信があり、生身の戦闘能力も鍛えている模様<ref>フラフラン国国王のルイボン(声 - [[広瀬正志]])に変装した状態でドクダンディとゲストラーをあっさりと打ち負かしたかめんボン=王女プリンセスボン(声 - [[浅川悠]])を相手に西洋剣術で互角に戦う(8話)、自分を食べようとした怪獣の口の中にビーダマを撃ちまくって返り討ちにする(17話)など。しかし、ヤマタのオロチロンや白兵戦でのしろボンたちの一斉攻撃には敵わなかった(18話・36話)。</ref>。本気で怒ると怒りに任せて辺り構わずビーダマを撃ちまくって暴れる。初期では頭の回る一面を見せることもあったが<ref>空腹で血を求めていたドラキュラロン(声 - [[龍田直樹]])に脅されてあかボンを生贄にしようとしたが「目的はあくまでもクリスモンドであり、あかボンごとクリスモンドを手に入れたのなら後は撤退すればいいだけなのでわざわざ約束を守る義理はない」(実際にはあかボンはビードルフィン内にクリスモンドを置いてきており、その段階では手元に所持してはいなかった)と気づいたり(1話)、「しろボンたちが恐竜ロンと戦っている隙に恐竜ロンの巣穴からクリスモンド(実際には恐竜ロンの卵だった)を盗み出す」・「鬼の仲間に変装して金棒を奪い、鬼が金棒を取り返しに来たところを逆に捕まえてクリスモンドを奪い取る」という作戦(2話・5話)を立案するなど。</ref>、話が進むにつれてドクダンディやゲストラーに比べてオツムが悪く、単純かつ間抜けな描写が目立つようになった<ref>怪獣の餌にされて怒り心頭だったにも関わらずドクダンディとゲストラーにあっさりと言いくるめられてしまう(17話)、あおボンとあかボンに母親(ママ)の悪口を言われて激怒した隙を突かれてしろボンに敗れる(21話)、人質を取った際に「なんだかオレたち悪党みたいだマント」とボケをかましてゲストラーにツッコまれる(22話)、キングベーダーからの咄嗟の質問とはいえ、3+5=35と答えてしまう(36話)など。</ref>。
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: デビルベーダー壊滅後は最終回でボーダーランド騎士団に強制的に加入させられるも、一応は自身の境遇を受け入れていた。
: 漫画版ではメイルスーツを装着した状態で腕から衝撃波を出すことができる(この攻撃で片手一本でしろボンを圧倒した)。また、最終決戦の直前であかボンを人質にするためにくろボンに変装したが、こちらはアニメ版に比べてかなり雑なものであった(あかボンを捕える作戦そのものは成功させている)。
 
; ドクダンディ<ref name="順番">EDテロップの声の出演欄ではドクダンディ、アクマント、ゲストラーの順に表記されている。</ref>
: 声 - [[子安武人]]
: デビル三銃士のリーダーで、ボンバーデビル三兄弟の次男。悪ノリが大好きなくろボンに恋する細身の[[オカマ]]。1日10時間の睡眠を取る<ref>任務中に母艦のコックピットで居眠りをしていることも多い(9話など)。</ref>、こまめに化粧を塗り直すなど自身の美容に気を配る[[マイペース]]な[[ナルシスト]]であり、くねくねと動くことが多いのが特徴。毒草摘みが趣味。頭脳派の一面を持ち、「やっぱっぱっぱ~ん」が口癖。この他、催眠術も得意できいろボンを洗脳したことがある。一人称は「あたし」で女口調で話すが、キレると荒っぽい男口調になる。夢は「宇宙征服の証に美少年[[ハーレム]]を作ること」。ゲストラーからは「ドクちゃん」という愛称で呼ばれることが多い。
: 前述の通り、11話で初めて姿を目の当たりにして以来くろボンに恋心を抱いており<ref>正確に言えば初対面を果たしたのは1話だが、この時くろボンはアーマーに乗ったままであり、続く5話でもくろボンが神社の本殿の中に隠れていて物陰で顔が見えなかったこと、突如現れた鬼に気を取られていたことなどから姿を見ていない。</ref>、度々彼と結ばれる妄想に浸ったり、自分を倒したのが彼だと大喜びして星になったり、直接再会した際には仕事を忘れて歓喜するなどして'''リーダーであるにも関わらず一人脱線することが多く'''、その都度アクマントとゲストラーに呆れられたり、無視されて置いてけぼりを食らったり、余りにも脱線や妄想がひどく気持ち悪い時にはツッコミを入れられたり、制裁されたり、チーム内の指揮もアクマントたちに取って代わられりしている。そのため、直接戦うことはほとんどない。そのくろボンをライバル視しているデビルスリンガーに対しては三銃士の中で最も嫌悪感を抱いている<ref>デビルスリンガーに踏み潰されそうになったり足蹴にされる悪夢を見る、肌荒れや睡眠不足の原因で、呼ばわりするほど(31話・33話)。</ref>。また、自身同様にくろボンに惹かれているあかボンを恋敵と見なしている他、きいろボンとも何かといがみ合ったり、食って掛かることが多い<ref>ビーダコップ基地に潜入してクリスモンドを奪う作戦のために嫌々きいろボンに変装させられたことも(39話)。</ref>。
: マイペースゆえに(無断も含めた)単独行動も多いが、その間にクリスモンドをはじめとする財宝やその在り処に関する情報収集を行っていることもある(13話)。他にもヒロインボンへのアプローチで無我夢中になり任務を忘れたアクマントたちを尻目に、一人で行動したこともある。
: アクマントが出撃中の時はゲストラー、ゲストラーが出撃中の時はアクマントと共に主に実況を行い、解説はいずれも1回ずつ行っている<ref>(三銃士全員での出撃時やアーマー戦の無い回を除き)9話-11話など、アーマー戦があっても実況そのものを行わない場合もある。</ref>。また全キャラ中唯一、ヘッドオン時は横に回転してアーマーモードになる。
: 最終回にてボーダーランド騎士団に強制的に入隊させられた際にはその境遇をひどく嘆いていた。
: 漫画版では空間を切り裂く巨大なハサミを持ち、それによって生じた次元の裂け目に相手を吸い込む技を使う。なお、アニメ版に比べて小柄な体型をしている。
 
; ゲストラー
: 声 - 長島雄一(現:[[チョー (俳優)|チョー]])
: デビル三銃士の司令塔でボンバーデビル三兄弟の三男(末弟)[[参謀]]天然な性格で、語尾に「~でゲス」と付ける口調が特徴。ちょっと太り気味で一人称は「ワシ」。クリスモンドを手に入れるために自身の小遣いをはたくなど、悪役ながらお人好しな一面も見せる。アクマントやドクダンディに比べるとやや常識的。その一方、参謀でありながら作戦の不手際を責められた際に「どんな作戦にもリスクは付き物」と開き直るなど、少々無責任なところ一面ある。夢は「宇宙征服で全宇宙の富と権力を手に入れること」。ドクダンディから「ゲスちゃん」という愛称で呼ばれることが多い。
: ドクダンディ同様に頭脳派の一面を持ち、様々な作戦を考案するが自身の間抜けな性格や想定外の事態によって毎回失敗に終わっている。また、三銃士のデビルアーマーをはじめとするメカの発明にも携わっており、数々の発明品を駆使してビーダコップたちに挑むこともある。故にメカ系統の知識にも詳しく、みどりボンと初対峙した際にグラングリーバーに迷彩機能が備わっていることを一目で見抜いた。
: また、ドクダンディにメチャボレ草<ref>グレイボンがドクダンディの摘んだ毒草の入った籠にうっかり身体ごと突っ込んでしまった時に偶然落としていったもの。食べると身体が熱くなり、恋愛感情を掻き立てられる作用がある。なお、この作用から当初グレイボンはカップルが急増する現象の原因ではないかと睨んでいた(実際はクリスモンドの影響だった)。</ref> という薬草を知らず知らずのうちに毒見させられた際には興奮状態のまま彼やキングベーダーに迫ったり(7話)<ref>ドクダンディに迫った際には「後引く味」と言いながら自分の意志で食べていた。</ref>、初期では連敗続きの負い目からデビルベーダーを[[解雇|クビ]]にされ、レギュラーからも[[降板|降ろされる]]のではないかと怯えることもあった(10話)<ref>最終的にはしろボン・あおボン・あかボン・アクマント・ドクダンディの5人共々、全50話すべての回に登場するという皆勤賞を得る結果となった。</ref>。この他、大自然での暮らしに憧れている旨を語ったり(2話)、魔法で変身したウィッチーの姿やヒロインボン(31話・33話)にアクマント共々魅了される一幕も見せた。そのポジション故後方支援に徹することが多いが、レーザーホワイターの初陣戦では「偶にはワシもバトルで活躍したいでゲス」と述べるなど、目立ちたがり屋でもある。
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; デビルスリンガー
: 声 - [[安井邦彦]]
: 中盤29話から登場した傭兵で、デビル三銃士のサポーター。ガンマンを思わせる薄紫色の服装をしており、白いギターを持ったクールで冷酷非情かつ強い男。一人称は「オレ」。強者に敬意を払う一面があり、デビルスリンガー十ヶ条なる独自のルールを持つ。その反面プライドが高く、弱い相手とは話そうともしない。持っている白いギターはビーシャーク合体時のメイルになる。
: 元々はビーダ連邦から指名手配を受けている一匹狼の宇宙海賊で、くろボンもその存在を知っていた。しかし、宇宙支配を目論むデビルベーダーに雇われる形で加担し、キングベーダーの命で失敗続きのデビル三銃士をサポートしたり、作戦を立案するようになった。くろボンをライバル視する。その実力は非常に高く、くろボンに終生のライバルと言わしめたほどである。生身での戦闘能力も高く、くろボンを負かす程の実力を誇る。クリスモンドを持った状態でアーマーに乗ったデビル三銃士を圧倒したことも。
: クリスモンドを手にしてからはその魔力により性格が豹変し<ref>豹変する前からクリスモンドに意識を奪われそうになっていることは自覚していた。</ref>、一度はキングベーダーを裏切り倒すが、実際には倒されておらず生きていた。自身の乗る親衛隊戦艦内にキングベーダーが現れたことでその生存を知り、キングベーダーの襲撃によって正気を取り戻す。そしてくろボンとの最後の戦いにより敗北を喫する。その後、これまでの贖罪のためにキングベーダーの操る自身の戦艦を相手に単独で決戦を挑んで撃墜するも姿を消し、それ以降は登場していない。漫画版でも同様に姿を消しているは未登場
 
== 登場メカ ==
「V」の世界では、これまでのシリーズでのボンバーファイター、ビーダアーマーやダークアーマーにあたる戦闘ロボット・'''Vビーダアーマー'''および'''デビルアーマー'''が存在する。いずれの機体も、"メイルスーツ"を装備したパイロットがロボットの頭部に変身し、ロボットのボディに合体するというプロセスをとる。これを'''ヘッドオン'''と呼ぶ。
 
=== ビーダコップ(登場メカ) ===
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: カラーリングとスタイルは爆外伝IIIのタイトニングボンバーアタッカーにインスパイアされている。
; ナイトブラッカー
: ビーダコップの別の支部に所属しているくろボンの初代Vビーダアーマー。ジークホワイター同様のランドホバータイプから変形し、そのスピードと機動力はジークホワイターをも上回るほどである。初登場(1話)時から通常のビーダマを射できるスーパービーダユニットと同機構のビーダユニットを装備していたが、18話で発見された6個目のクリスモンドの力でメタルビーダマを連射する「スーパーメタルユニット」にパワーアップした。必殺技はスーパーメタルユニットからの連射・「スーパーメタルシュート」。34話でクリスホワイターとビーダマスターを庇ってビーシャークの攻撃を受けて戦闘不能となった。
: 漫画版では初登場時からスーパーメタルユニットを装備しており、破壊される描写も描かれなかった。
; グラングリーバー
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:: スーパービーダ・ガトリング・トリプルバースト・スーパーメタル・ダブルメタル・ハイパービーダ・ホーミング・スーパーダブルメタル・ブローバック・ファイヤースキャン・サンダースキャン・ブリザードスキャンの12のビーダユニット(これらは12個のクリスモンドが変化したもの)を装備した姿が“パーフェクトモード”である。これは玩具でも再現可能であった。
; シロミドク
: 25話で登場。ひょんなことからクリスホワイター・グラングリーバー・デビルホーネット・デビルブライスター混成ベタベ玉<ref>持ち主を中心に周囲の者たちをベタベタと引き寄せる魔力を持つ。クリスモンドとは無関係</ref>という宝玉の力で合体した姿。クリスホワイターの下半身にライドモード形態のグラングリーバー、右腕にデビルホーネットのサンダースキャンユニット、左腕に(合体と無関係な)デビルブライスターのファイヤースキャンユニットが付いた外見をしている。これ命名者玩具きいろボン、各アーマーのパイロットの頭文字('''しろ'''ボン、'''みど'''りボン、'''ドク'''ダンディ)を掛け合わせている。最後は救援に駆けつけたナイトブラッカーがクリスホワイターのキットビーダマ発射口付属している専用の接続スーパーメタルシュート使う撃ち込んだことで再現可能であ強制的に合体が解除されて元に戻った。
: 玩具でもクリスホワイターのキットに付属している専用の接続パーツを使うことで再現可能であった。
; なぞのアーマー
: 47話から登場しており、ボーダー王を探すしろボンたちの前に現れた、灰色のカラーリングが特徴の謎多きビーダアーマー。当初はしろボンたちに正体を明かさなかったが、最終話直前にパイロットがくろボンであることが判明する。時空の歪みをも消し去る威力のビーダシュートを放つことが可能。ヘッドオンが採用されていない、頭部のツインカメラに瞳が描写される、ライドモードに変形しないなど、ほかのVビーダアーマーとの相違点が多い機体であった。
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=== 宇宙海賊デビルベーダー(登場メカ) ===
==== Vーダアーマー ====
; デビルブライスター
: アクマントのVーダアーマー。[[サソリ]]型のライドモードから変形する。空陸両用。装備ユニットは物質をスキャンして、それに似せた形状をした炎属性のビーダロイド弾を造り出す「ファイヤースキャンユニット」で、ボーダー王国襲撃時に手に入れた最初のクリスモンドのエネルギーを動力源としている。炎属性ということもあり、ファイヤースキャンユニットで造ったビーダロイド弾は水に弱い。必殺技はファイヤースキャンユニットからビーダロイド弾を造り出して攻撃する「ファイヤースキャンシュート」。格闘戦では両手首に付いた鉤爪「アサルトクロー」と両脚先端の爪「ハイパークロー」(ライドモードでのハサミに相当するパーツ)を使用。回によっては小型のバルカン砲のような武器を使用することもあった。
: 当初、ライドモード時は後部にブラックブライスターが連結された状態だったが、デビルホーネット・デビルポセイドン登場後はホーネットが新型母艦に連結されたため、新型母艦の格納庫に収納されることとなった。ホーネット・ポセイドンと同様毎回ビーダコップとの戦闘で敗れているものの、いずれも最終決戦でのデビルトライデントとなっての戦闘まで破壊されることはなかった。ただし、修理のために一度[[オーバーホール]]に出している(26話)。13話ではケルベロンに偽装している<ref>ケルベロンを模した巨大な布を上から被ったもので当初はしろボンたちを追い払ったが、彼らが道中で出会ったビーグルロン(本物のケルベロンが変身していた)が噛み千切った布の端とブライスター本体の足跡から正体を見抜かれた。</ref>。
: 1話から登場しており、'''本作において最初にヘッドオンを披露したアーマーでもある'''。戦闘回数は全33回<ref name="devilarmor">単独・他2機との同時出撃・デビルトライデント合体時を含む。</ref>。
: 漫画版および玩具では、ヒットすると大顎「チョッパーシザース」が閉じるギミックを持つビーダロイド弾(ライドモードでの頭部に相当するパーツ)を発射する。漫画版では「ファイアーファングシュート」と呼称されている。
; デビルホーネット
: ドクダンディのVーダアーマー。[[スズメバチ]]型のライドモードから変形する。背中の巨大な翼「ビーウイング」によって高い飛行能力を有する。物質をスキャンして、雷属性のビーダロイド弾を造り出す「サンダースキャンユニット」が武器で、19話で入手した7個目のクリスモンドが動力源。必殺技はサンダースキャンユニットからビーダロイド弾を造り出して攻撃する「サンダースキャンシュート」。ユニットに搭載した巨大な「スタングドリル」(ライドモードでの腹部の針に相当するパーツ)を飛ばしての攻撃も可能(漫画版では「ポイズンドリルシュート」と呼称されている)。
: 初登場時はブライスター・ポセイドンと共同で戦ったが、各々が撃ったビーダロイド弾同士が投げられて衝突した末に仲違いしてしまい(スキャンした物がそれぞれヘビロン・カエルロン・ナメクジロンという『三すくみ』の関係)、以後は各機とも主に単独で戦うようになった。
: 戦闘回数は全10回<ref name="devilarmor" /> 。
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: 漫画版では氷のクリスモンドの力を有しており、巨大な[[雪崩]]で攻撃してしろボンたちを苦しめたが、最後はナイトブラッカーに敗れてクリスモンドも取り返されてしまう。
; デビルポセイドン
: ゲストラーのVーダアーマー。[[オウムガイ]]型のライドモードから変形する。水中戦用機だが地上戦・空中戦でも活動可能なため、あらゆる地形で戦える。両肩に装備したシールド兼水中可変翼「ホイールバインダー」であらゆる攻撃を跳ね返す。武器は物質をスキャンして、氷属性のビーダロイド弾を造り出す「ブリザードスキャンユニット」(動力源は19話で入手した8個目のクリスモンド)とシールドで覆われた上半身を飛ばす「グランドローラー(アニメ未登場)」。必殺技はブリザードスキャンユニットからビーダロイド弾を造り出して攻撃する「ブリザードスキャンシュート」。生成されたビーダロイド弾は氷のボディを有している場合が多く、粉砕された後の破片は強い光を反射させて敵の目を怯ませる閃光にも利用できる。26話ではこの特性を利用して勝利を確信したくろボンを太陽の光で怯ませ、その隙に止めを刺すという戦法を披露した<ref>最終的にはしろボンの横槍が入ったため、ナイトブラッカー撃破は失敗に終わっている。</ref>。また、ビーダユニットは後述のデビルトライデントの武器にもなる。
: 戦闘回数は全11回<ref name="devilarmor" />。
: 漫画版ではグランドローラーでジークホワイターを大破させ、その後の古生代での再戦時もクリスホワイターを得意の水中戦と電撃攻撃「ノーチラスショック」で追い詰めるが、救援に駆けつけたくろボンに海水を吹き飛ばされ、水が無くなった一瞬の隙を突かれハイパービーダシュートに敗れる。
:; デビルトライデント
:: 44話でキングベーダーによって合体機構を与えられたブライスター・ホーネット・ポセイドンが合体した姿。必殺技は「ウルティマデビルシュート」で、バリアーを張っての防御や瞬間移動も可能。
:: 最終決戦ではデビルカノンを装備したり、戦う相手をスキャンしてその弱点となるものを造り出す新型ビーダロイド弾「ビーダロイド光線」を使用した。最終的にキングベーダーと強制的融合さ乗っ取らるがてしまいそのままビーダキャリバーのハイパーブローバックシュートによって破壊された。
; ビーシャーク
: スリンガーのVーダアーマー。[[サメ]]型のライドモードから変形。カーゴイエーガー同様、ライドモード時にはコックピットがキャノピーで密閉される。武装は胸部に装備した主砲のメタルビーダマ「シャークカノン」と、頭頂部と腹部、両腕に装備された計4門の小型メタルビーダカノン。回によってはシャークカノン発射口カバーの上部から超小型のメタルビーダマを発射する描写も見られた。デビル三銃士の機体を凌駕する性能を持つとされる。高い頭身と長い手足というVビーダアーマーとしては異色のスリムなデザインである。
: 玩具化されていないため、詳細な機体スペックや変形機構などは不明であるが、前述のように他のVビーダアーマーとは全く異なるデザインになっており、アニメでも非常に複雑な変形をしている。そのため、玩具化は初めから予定されていなかったと思われる<!--ビーシャークという名称はGBC用ソフトでも用いられているので、正式名称とみて間違いないでしょう。-->。
 
==== ゲストラーの発明品 ====
デビル三銃士の参謀ゲストラーが主にビーダコップたちを倒す、クリスモンドを手に入れるなどの目的に応じて開発した自作のメカの数々。本項ではゲストラーが開発したという明確な言及がなされていないものについても同様の扱いで詳述する。
 
; メカ[[始祖鳥]]ロン
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: 32話で登場。みどりボンとくろボンの決闘を利用して両者を倒すためにボーダー巌流島の砂浜にあらかじめ埋めていた。決闘が開始されると同時にボクシングリングとその周囲を覆う特殊なフェンスシールドが砂の中からせり上がる形で出現。フェンスシールドは内部で放つビーダマの威力を10倍にまで引き上げる他、内部と外部両方からのビーダシュートでは破壊されないように作られている。反面、ビーダシュート以外の攻撃に対しては非常に脆く、クリスホワイターのパンチでフェンスシールドに穴を開けられた挙句(ゲストラーいわく「あんな原始的な攻撃方法は想定していなかったでゲス」とのこと)、くろボンたちにも逃げられてしまう。
; デビルバキューマー
: 39話で登場。ブラックホーネット新型母艦に搭載された状態で登場。掃除機型の吸い込み口から相手のビーダシュートを吸収し、ブラックホーネット新型母艦内部でエネルギーに変換させてからコードで繋いだデビルブライスターにエネルギーを送り込むことでデビルブライスターのビーダマの威力を倍増させる。きいろボンのカーゴイエーガーが装備したジャイアントビーダユニットに対してはパワーが薄まっていたことから溜め込まないとエネルギー変換ができないと判断し、ビーダマを次々に吸い込むが、溜め過ぎたせいでエネルギーオーバーに陥り、エネルギーが暴発した勢いでデビルブライスターを切り離すと同時にブラックホーネット新型母艦を吹き飛ばしてしまった。
; デビルバギー
: 41話で登場。ブラックホーネット新型母艦に格納されている装甲タイプのバギーで、ブラックブライスターに似たデザインをしている。熱砂による故障して墜落したブラックホーネット新型母艦に代わって砂漠地帯での移動手段に用いられたが、走行中に現れた巨大サソリロンに転倒させられたまま放棄された。
 
==== その他 ====
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: デビル三銃士が時空移動に用いたサソリ型の宇宙母艦。最前部にデビルブライスターが連結しており、戦闘時にはブライスターが母艦本体と分離する。連結したデビルブライスターにアクマント、母艦本体の前部座席にドクダンディ、後部座席にゲストラーが各々搭乗する。武装は母艦本体に装備したアンカー式のロケットクローとその上部に1門ずつ装備した計2門のビーダカノン砲(デビルブライスターからビーダマを発射することもある)、母艦本体底部から投下する対地攻撃用の爆弾、リモコン操作によって機体側面から展開されるマジックハンドなど。機体とほぼ同じ大きさの巨大化した[[ゲンゴロウ|ゲンゴロン]]をコックピットに収納していたことも(15話)。21話でレーザーホワイターに倒されたデビルブライスターの下敷きになり、大破した。
: 玩具は赤外線レーザーを発射できるユニットを装備した組み立て済み製品のレーザーホワイターとセットになって発売された。
; 新型母艦(正式名称不明)
; ブラックホーネット
: 22話から登場。ブラックブライスターの後継機にあたる蜂型の宇宙母艦。母艦本体の中心部にデビルホーネットが連結し、後部左右の格納庫にブライスターとポセイドンが収納されている。41話では後部上側部分にデビルバギーを格納していた。連結したホーネットにドクダンディ、母艦本体の左右に設けた爪型のコックピットにアクマントとゲストラーが各々搭乗する。ブラックブライスターと違い、ホーネットから発射されるビーダマ以外に目立った武装はないが、映像投影機能を持つ。
; デビルベーダー戦艦
: デビルベーダーの量産型戦艦。海賊船と[[イッカク]]を足したような形状をしている。装備は艦首左右に付けられた2門の二連ビームカノン砲と左右の甲板に装備された四対の小型二連ビームカノン砲。デビルスリンガーも搭乗していた親衛隊戦艦もあり、こちらはビーシャークと同系色をしている。
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: ビーダコップの使用するバトルアーマー。操縦者がヘッドユニットになり頭部に合体する。用途に合わせビーダユニットの交換が可能で、時空移動が可能な移動形態をライドモード、ヘッドオンした人型戦闘形態をアーマーモードと呼ぶ。
; デビルアーマー
: デビル銃士とデビルスリンガーが使用するバトルアーマー。Vビーダアーマーと同様の機構がなされており、操縦者がヘッドユニットになり頭部に合体する。
; メイルスーツ
: Vビーダアーマーおよびデビルアーマーの搭乗者が装着するスーツ。ヘッドユニットに変形し、Vビーダアーマーとヘッドオンする。ビーダコップ側のメイルスーツはメイルカード(クリスホワイター、クリスブルード、クリスブラッカーからはゴールドカード)によって換装され、きいろボン・みどりボン・デビル三銃士のメイルスーツはアーマー搭乗時に自動的に換装される。また、スリンガーは愛用のギターがメイルスーツに変化する。
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: しろボンたちの所属するビーダコップ支部の基地。
; 宇宙海賊デビルベーダー
: 宇宙支配をもくろむ宇宙海賊で、異次元空間に存在する城を本拠地としている。クリスモンドを狙っている。46話にてで首領キングベーダーが倒されて以降は幹部のデビル三(四)銃士を除いて目立った行動はなく、事実上の壊滅状態となった。
: 漫画版では「デビルベーダー一族」の呼称もなされた。
; クリスモンド
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: 直接の関係はないが、デビルベーダー側ではルーレット型のクリスモンド発見機らしき機械を用いてクリスモンドの反応を探知することもあった。
; 見つけて君(みつけてくん)
: グレイボンがボーダー王発見のために作ったボーダー王探索装置で、クリスモンド発見を改造したもの。ビーダキャリバーのエネルギーで起動し、反応のあった時代にボーダー王が流れ着いているが、発見しても時空の歪みに飲み込まれてしまう。
; 宝剣ビーダキャリバー
: ボーダーランドの宝剣。クリスモンド全てを合わせることにより復活する。ちなみに作中でビーダキャリバーと呼ばれるものは、宝剣・合体Vビーダアーマー・そしてアーマーが使う巨大剣がいずれも同じ名称で呼ばれる。
359 ⟶ 364行目:
; 悟りの森(さとりのもり)
: ビーダマスターがくろボンを付き添わせてしろボンに行かせた、自分の足りない部分を悟るための森。ビーダマスターはしろボンに弱点を悟るよう行かせたが、実際はくろボンに自身の弱点を自分で知ってもらうため、しろボンに付き添わせた。
; デビルスリンガー十ヶ条
: 作中でスリンガーが唱える信条。
:* その一、名乗りあった相手とはどちらかが倒れるまで戦うべし