「エッチングパーツ」の版間の差分

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主な入手経路は、ディテールアップパーツ専門メーカーが製造した市販品の購入であるが、模型自体に同梱していたりもする。
 
なお、近年メーカー純正というエッチングパーツがあり、これは模型自体を製造販売している会社が、それ商品につかってもらうために製作しているエッチングパーツである。ディティールアップ専用メーカー製より安価である場合が多いが、数も少なく、また応用も利きにくいためにシェアは低い。
 
エッチングパーツを販売しているディテールアップパーツ専門メーカーとして主なものは英[[ホワイトエンサインモデルズ]]、米[[ゴールドメダルモデルズ]]、[[トムスモデルズ]]、[[チェコ]]の[[エデュアルド]]といった海外勢、日本では[[ファインモールド]]社が有名。また、[[青島文化教材社]]なども製作しているが、シェアは大きくない。現状、ファインモールドが気を吐いている以外は日本勢のシェアは低いといわざるを得ない業界である
 
価格帯はさまざまであるが、安いものでは1000円以下、高いものでは10000円を軽く越えるものもあり、基本的には判の大きさで変わると考えてもよい。
 
エッチングパーツの材質は、[[ステンレス]]、[[真鍮]]が代表的である。そのため普通のプラモデル用ニッパーでは切ることはできない(ると刃こぼれを起こす)。なので、専用のエッチング用ハサミや、カッターの腹で切るのが一般的。また、さびを防止するためにメタルプライマーを塗布することが多い(塗装の食いつきをよくする効果もある)など、プラスチックとは違った気遣いが必要である。そのため、以前は値段とあいまってハイエンドユーザーのものであったが、近年値段の低下と使用技術の普及により一般化してきている。また、塗装済みのものが販売されるなど、メーカー側も一般化を進めようとしているようである。
 
なお、エッチングパーツは、方法上は版画のエッチングなど技法と一緒であるため、自作している人もいるが、こちらは、まだ一般的とはいえない。
 
==関連項目==