「エドワード・ゴードン・クレイグ」の版間の差分

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'''エドワード・ゴードン・クレイグ('''([[1872年|1872]]-[[1966年|1966]])は、英国の演出家、装置家、理論家。女優エレン・テリーと建築家エドワード・ウィリアム・ゴドウィンの間に生まれ、16歳の時初めて俳優として舞台に立った。[[1900年]]にパーセルのオペラ「ディドーとアエネアス」で演出に転じる。[[1911年]]には[[モスクワ芸術座]]で「[[ハムレット]]」を演出、[[コンスタンチン・スタニスラフスキー|スタニスラフスキー]]と協働。
 
著作に「演劇芸術論」、またその中の13編から9編を選んで日本語に翻訳したものに「俳優と超人形」がある。
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そして彼は俳優を、役の感情を感じ共感しそれから批判出来なければならず、役に取り組む前にそれを遠くから眺め最小限の感情を選ぶべきだとする。そして、それを感じるのが少ないほど表情や身体に対する支配力がしっかりすると説く。彼はこれを”超人形”と呼んだ。
 
また彼は俳優が劇作家に対して犯しうる最大の違反が、セリフの省略や笑いの要素を入れることであると言う。()[[ウィリアム・シェイクスピア|シェイクスピア]]は原本では〇幕と〇場しか書いていない=演出家を侵害していない(舞台指示は後世の編集))。
 
また彼は俳優が劇作家に対して犯しうる最大の違反が、セリフの省略や笑いの要素を入れることであると言う。(例)[[ウィリアム・シェイクスピア|シェイクスピア]]は原本では〇幕と〇場しか書いていない=演出家を侵害していない(舞台指示は後世の編集)
 
演劇には軍のような規律がいるものであり、俳優は演出家の指示を聞くだけの存在でないといけない。俳優は他の技能を勉強しない、もしそれをしたら演出家になってしまうと言う。
 
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== 参考文献 ==
エドワード・ゴードン・クレイグ著『俳優と超人形』武田清訳 2012年、有限会社而立書房
 
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[[Category:イギリスの演出家]]
[[Category:1872年生]]
[[Category:1966年没]]