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また日本においては、「地相」と「家相」の個別の定義があるが、総合して「家相」として用いられてきた。
 
日本に伝わった風水は、八世紀に[[陰陽道]]が国家制度に組み込まれて[[陰陽寮]]が設立されたことで、[[遷都]]や[[宮殿]]の土地選定をおこなう[[占筮相地]](せんぜいそうち)とという[[陰陽寮]]の五つの中の一つの分野であると、述べている{{Sfn|小池|2015|p=17}}。風水を親とすれば、異国に渡り、まったく違う(神仏習合)宗教観の中で育った家相はまったく違うものと考えた方が自然であると{{Sfn|小池|2015|p=17}}、述べている。日本では、古来から[[鬼]]が出入りする方角であるとして、万事に忌むべき方角としているが、方位の呼び名(門)は、[[風水]]と同じく[[中国]]から伝来した[[陰陽道]]であるが、風水では鬼門を必要以上に恐れることはない{{Sfn|小池|2015|p18}}。陰陽道が日本に伝わり[[日本]]の[[神仏習合]]思想{{Sfn|小池|2015|p11}}と深く関わりをもつことで、日本独自の家相の発展が鬼門を異常に恐れる大きな要因とされる{{Sfn|小池|2015|p36}}
 
== 主たる参考文献 ==