「麓」の版間の差分

'''麓'''（ふもと、{{Lang-en|Foothills}}）は'''山麓'''（さんろく）<ref>[http://dictionary.nifty.com/word/%E5%B1%B1%E9%BA%93-71641 山麓さんろく（コトバンク）]</ref>、'''裾野'''（すその）などとも呼ばれ、山体の基部で、[[山]]の下部で傾斜がゆるやかになっている部分をいう。山の上部の頂（いただき）や頂上、中部の山腹や中腹に対する言葉である。山の麓には方向によって、北の北麓、南の南麓があり、東麓や西麓という言葉はあまり使われない。山麓には山からの水を集めた湖、草木が茂る草地・山林があったり、丘陵や高原になっていたり、観光用道路が敷かれたり、村や町がある場合もある。

富士山に例を取ると、独立峰なので裾野が広く、北麓には[[青木ヶ原樹海]]や[[富士五湖]]の4つの[[湖]]（[[西湖]]・[[本栖湖]]・[[精進湖]]・[[河口湖]]）や富士山信仰の[[富士山本宮浅間大社]]や[[富士吉田市]]があり、東側には[[忍野八海]]や[[山中湖]]や[[東富士演習場]]や[[東富士五湖道路]]などがある。南麓には[[御殿場市]]や[[富士サファリパーク]]などがあり、東西側にはキャンプ地として名高い[[朝霧高原]]や[[白糸の滝]]や[[芝川]]などがある。