「トロイカ」の版間の差分
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ゲームの曲はコロベイニキであり、トロイカではありません |
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『'''トロイカ'''』({{lang-ru|Тро́йка}}、原題: {{ru|«Вот мчится тройка почтовая»}})は、[[ロシア]]の[[民謡]]。
原題の直訳は「ほら、[[郵便車|郵便トロイカ]]が駆けている」。元来、トロイカとは
金持ちに恋人を奪われた若い馭者の悲しみを歌った哀切な歌である。ただし日本語で主に歌われるのは、楽団カチューシャによる陽気な歌詞である。
[[日本放送協会|NHK
これに関連して、複数人の人物が権力を握って組織を運営する体制を、この3頭立て馬車になぞらえて[[トロイカ体制]]とよぶ。
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=== 楽団カチューシャによる詞 ===
日本で一般に広く歌われている楽団カチューシャによる「訳詞」では、元のロシア語の詞と異なり明るい内容となっている。そのため、カチューシャの面々が間違えて、[[ピョートル・ブラーホフ]] ({{interlang|ru|Булахов, Пётр Петрович}})が[[ピョートル・ヴャゼムスキー]] ({{interlang|ru|Вяземский, Пётр Андреевич}}) の詞に曲をつけた「トロイカ ({{ru|«Тройка»}})」(正題: {{ru|«Тройка мчится, тройка скачет»}}; トロイカが駆ける、トロイカが跳ぶ)を訳したため、このような歌詞で定着してしまった<ref>[[長田暁二]]編「世界抒情歌全集」、[[ドレミ楽譜出版社]]、1993 p.626</ref>、という説が信じられてきた<ref>他に[[山之内重美]]「トロイカから私を呼んでまで」([[東洋書店]]) p14-17などで言及。</ref>。しかし、実際に歌詞をつけたカチューシャ団員の森おくじ
楽団カチューシャの歌詞は:
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『みんなのうた』では、開始間もない[[1961年]][[12月]]に放送、[[荒谷俊治]]が編曲し、[[東京少年少女合唱隊]]が歌った。映像は[[十勝岳]]を舞台にした実写映像だった。この後[[1966年]][[2月]]に[[小林秀雄 (作曲家)|小林秀雄]]編曲・[[NHK東京児童合唱団|東京放送児童合唱団]]の歌でリメイク、この時の映像は[[札幌市|札幌]]の原々種牧場が使われた。
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* [[北川剛]] 編「ロシヤ民謡アルバム」([[音楽之友社]]、1979年 第12刷)
* 飯塚書店編集部 編「ロシア民謡集」([[飯塚書店]]、1980年)
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