「GT.M」の版間の差分

'''GT.M''' とは、高速でスキーマレスな[[階層型データモデル|階層構造型]][[データベース]]エンジンで、[[トランザクション処理]]に最適化されている。GT.M はアプリケーション開発環境であり、[[ANSI]]/[[ISO]]/[[JIS]]国際標準[[MUMPS|M]] 言語（ ([[MUMPS]]）) の[[コンパイラ]]でもある。

GT.M の起原は ''Greystone Technology M'' で、Greystone Technology Corp. によって開発された。現在は、様々な[[Unix|UNIX]]システムやHewlett-Packard[[ヒューレット・パッカード・エンタープライズ]]の[[OpenVMS]]システム等向けに実装されている。又、伝統的なM言語の機能に加え、実行中に[[インタプリタ]]を必要としないオブジェクトコードを生成する最適化コンパイラが提供されている。尚、階層構造データにおいては、RDBを凌駕する検索速度などが報告されている。

[[IBM]] [[System p|RS/6000]] [[AIX]], [[Hewlett-Packardヒューレット・パッカード|HP]] [[DEC Alpha|Alpha/AXP]], [[Tru64 UNIX|Tru64]] [[Unix]], [[OpenVMS]], HP Series [[HP 9000|9000]] [[HP-UX]], [[Sun Microsystemsサン・マイクロシステムズ|Sun]] [[SPARC]] [[Solaris]], x86 [[GNU]]/[[Linux]]

尚、ライセンス形態は[[Affero General Public License|AGPL]]で、x86/Linux, HP Alpha/AXP, Tru64 Unix and HP Alpha/AXP OpenVMS 環境下において提供されている。IA64/HPUX, IA64/Linux 環境向けは現在開発中。