「珍豪ムチャ兵衛」の版間の差分

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[[徳川氏|徳川家]]が平定して間もない[[江戸]]の、とある長屋に住む[[浪人]]ムチャ兵衛は、豊臣の末裔であるというボケ丸という男児を貧乏ながら育て上げ、[[豊臣氏|豊臣家]]を復興させようとするあらすじの[[ギャグ漫画]]。
 
ギャグ漫画ということで、江戸の街に[[テレビ]]があるのは元より、街中に[[道路標識]]や[[東京タワー]]まがいの塔が立っていたり、[[駕籠]]に[[タクシー]]の料金メーターがあったり、家光とカブレズキンの密話に[[トランシーバー (無線機)|トランシーバー]]を使ったり、江戸と[[大阪|大坂]]の間に「[[東海道新幹線|新幹線]]駕篭」という駕篭が走っていたり、通貨単位が「円」で[[藩札]]が連載(およびアニメ放送)当時発されていた「[[一万円紙幣#C号券|C一万円券]]」と同じである(肖像は家光)など、舞台設定が江戸時代でありながら現代文明が普及しているという荒唐無稽な光景となっている。
 
原作漫画は、[[講談社]]の『[[週刊少年マガジン]]』に1967年31号から1968年20号まで連載された。単行本は、1969年に[[若木書房]]からコミックメイトレーベルで、1976年に[[汐文社]]からホーム・コミックスレーベルで発売<ref>{{Cite web |url=https://mediaarts-db.bunka.go.jp/mg/books/1127401 |title=珍豪ムチャ兵衛1 |publisher=文化庁 |accessdate=2019-05-24}}</ref><ref>{{Cite web |url=https://mediaarts-db.bunka.go.jp/mg/books/1127395 |title=珍豪ムチャ兵衛(ホーム・コミックス / 現代マンガ作家選集)1 |publisher=文化庁 |accessdate=2019-05-24}}</ref>。また、HEWからレジェンドコミックスレーベルで[[電子書籍]]化されている。共に全2巻。中でもHEW版は連載原稿からスキャンした高画質[[デジタルリマスター]]である上に、それまでの単行本未収録の回も収録されている<ref>{{Cite web |url=http://hewinc.co.jp/book/index.html |title=HEW電子書籍 |publisher=HEW |accessdate=2019-05-24}}</ref>。