「オイルショック」の版間の差分

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== 第3次その後のオイルショック ==
=== ミニオイルショック ===
{{main|:en:1990 oil price shock}}
 
[[1990年]]、[[イラク]]が[[クウェート侵攻|クウェートに侵攻]]したことで経済制裁([[国際連合安全保障理事会決議661|国連決議661]])を受け、イラクおよび{{仮リンク|クウェート県 (イラク)|label=イラク占領下のクウェート|en|Kuwait Governorate}}からの原油輸出が停止した。これにより原油価格が高騰したが、長続きはせず、[[1991年]]の[[湾岸戦争]]により紛争が一応の終結を見ると、速やかに以前の価格に戻った。
 
この原油価格高騰を、ミニオイルショックと呼ぶことがある<ref>[https://core.ac.uk/download/pdf/36732922.pdf The Gulf War and the Price of Oil:Prospects for the Medium Term] Looney, R.E. (1992)</ref>。こちらを第3次オイルショック(第3次石油危機)と呼ぶこともある<ref>[http://www.naragakuen-u.jp/social_science/pdf/jss8_furuta.pdf 国際政治と第4次石油危機の可能性― エネルギー資源確保をめぐる地政学・地経済的変動の一考察 ―古田雅雄] 『社会科学雑誌』第8巻(2013年12月)</ref>。
 
=== 第3次オイルショック ===
[[ファイル:Brent Spot monthly.svg|thumb|600px|「第3次石油危機」前後(1987年5月~2011年11月)の原油価格の推移
{{Legend|#FF0000|[[実質と名目|実質]]([[消費者物価指数|物価変動]]補正)}}
当時、原油先物相場が史上最高値を更新し続けていたことなどによる[[原油価格]]高騰を受け、石油が関係している製品の値上げが相次ぎ、航空機では[[燃油サーチャージ]]の導入で、さらなる原油価格高騰および値上げ幅の上昇を招いた。
 
その後、サブプライム問題が[[世界金融危機 (2007年-)|世界的な景気の後退]]を引き起こし、余剰マネー自体が乏しくなり、2008年[[9月]]下旬頃より僅か2カ月で、原油価格は半分程度まで大きく落ち込んだ。しかし暫くすると、原油価格は再びゆるやかに回復、2008年のピークには及ばないものの、高値が続いた。物価連動では金融危機後のピークの方が高値だったとする計算もある<ref>[http://www.garbagenews.net/archives/2332069.html 150年以上にわたる原油価格の推移をグラフ化してみる(最新)]</ref>
 
高値は2014年の暴落([[逆オイルショック]])まで続き、2015年の底値のあと少し回復したが、ピーク時の半値程度の60ドル前後にとどまっている。この(比較的)低値が維持されている要因は、50ドルを超えるとアメリカの休止[[海底油田]]が再開することと、新技術である[[シェール革命]]が大きい。
 
== 出典 ==
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