「ライン生産方式」の版間の差分

流れ作業を始めた当初から、単純労働による労働者の労働意欲の低下や[[離職率]]の高さはすさまじく、賃上げや作業工程の見直しなどが相次いだ。[[1936年]]には、[[チャーリールズ・チャップリン|チャップリン]]の[[映画]]、『[[モダン・タイムス]]』で題材に取り上げられている。労働者に対して人間性よりも、ひたすら機械の一部としての忍耐を求めるこのシステムは批判は受けつつも、[[第二次世界大戦]]中の[[武器]]、[[軍需物資]]の生産に応用されたり、戦後は工業以外の[[食品]]製造など広範な分野に広まり、世界中で普及した。