「ペナン島」の版間の差分

北緯5度24分、東経100度14分に位置する。島の面積は295[[平方キロメートル|km²]]で、東西12[[キロメートル|km]]、南北24km24キロメートルの広さをもっているが、全体に平地は多くはない。島の最高峰は標高833[[メートル|m]]のペナン・ヒルである。

マレー半島とは長さ13.5kmの'''ペナン・ブリッジ'''によって（長さ13.5キロメートル）と'''ペナン第2大橋'''（長さ24キロメートル）の2本の大きな橋で結ばれているほか、[[フェリー]]が頻繁に往来している（所要時間は20分ほど）。[[マレーシア]]の首都[[クアラルンプール]]からは北西に約350km350キロメートルの距離れていにある。

[[2007年]]現在のペナン州の人口は約150万人、ペナン島の人口は約70万人程度で、そのうち[[ジョージタウン (ペナン州)|ジョージタウン]]の人口は約30万人である<!--いくつかのWebサイトを参照してこの数字を出しましたが、公式センサスなど確実な情報をお持ちの方がいらっしゃったら、筆を入れていただければ幸いです-->。住民には[[華人]]の割合が高い。次いで、[[マレー系]]、[[タミル人|インド系タミル人]]が多い。[[イスラム教]]、[[仏教]]（[[大乗仏教]]・[[上座部仏教]]など）、[[道教]]、[[ヒンドゥー教]]、[[カトリック教会|カトリック]]、[[英国国教会]]、[[シーク教]]など、きわめて多様な[[宗教]]施設が集中している。

[[1914年]]、[[第一次世界大戦]]に際しては[[ドイツ]][[巡洋艦]][[エムデン (軽巡洋艦・初代)|エムデン]]が[[通商破壊]]活動の一環として[[奇襲]]し、大きな被害を与え受けた。

ペナン島は「'''東洋の真珠''' (The（The Pearl of The Orient)Orient）」と呼ばれ、現在でも[[マレーシア]]随一の[[観光地]]である。近年、世界遺産に登録された市街地のジョージタウンと、島の北部のパトゥ・フェリンギ、テロック・バハンなどの高級[[リゾート]]ホテルが立ち並ぶビーチという二つの観光地の側面を持つ。[[日本人]][[観光客]]の姿も多く見受けられる。

[[Fileファイル:Penang airport view.jpg|thumb|[[ペナン国際空港]]]]

主にコムターとバターワース行きフェリーのりば付近（ジェティ又またはウエルド埠頭）の２つのターミナルに多数のバスが発着しており、ここからビーチリゾートであるタンジョン・ブンガ地区や、空港、ペナン・ヒルなど島内各地へ移動することができる。

[[春節]]（華人系のお正月）やハリ・ラヤ（マレーシアのお盆）などの繁忙期をのぞき除いて空席に困ることはまず無ないが、これまでコムター付近にあった長距離バスターミナルの便が一部を除き郊外のスンガイニボン地区に移されたため、フェリーを利用して、より大きなバタワースのバスターミナルを利用したほうが便利な場合も多い。

バターワースのバスターミナルはフェリー乗り場と[[バターワース駅]]に隣接した所にあり、ジョージタウン発着の便に比べて行き先本数共に豊富である（マレーシア各地とを結ぶ便やバス会社の中にはバターワース止まりでペナン島内まで乗り入れてこない事ことも多いため）。

この様なことから二本目の橋やバイパス道路などが計画された。二2本目の橋であるペナン第2大橋はペナン島南東部の空港付近と本土側バトゥ・カワン地区を結び[[2014年]]3月1日に開通した<ref>{{Cite news|url=http://www.malaysia-navi.jp/news/?mode=d&i=3054|title=ペナン第2大橋の通行料金、4月1日から8.50リンギに|newspaper=マレーシア ナビ!|date=2014-4-1|accessdate=2014-4-17}}</ref>。

また多数の観光用のトライショー（人力車）が存在しているが、それぞれナンバープレートを持ち、ペナン島内では車よりもこちらが優先して走る事ことになっている。