「ノアの方舟」の版間の差分

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先述の[[旧約聖書]]『[[創世記]]』による物語の要約は以下の通りである。
 
は地上に増えた人々の堕落(墜落)を見て、これを洪水で滅ぼすと「と共に歩んだ正しい人」であったノア(当時500~600歳)に告げ、ノアに箱舟の建設を命じた<ref>該当既述箇所:[[s:創世記(口語訳)#5:28|創世記5章28節~6章14節]]</ref>。
 
箱舟は[[ゴフェル]]の木でつくられ、三階建てで内部に小部屋が多く設けられていた。箱舟の内と外は木のタールで塗られた。ノアは箱舟を完成させると、妻と、三人の息子とそれぞれの妻、そしてすべての動物のつがいを箱舟に乗せた<ref>[[新世界訳聖書]]の創世記6:20後半では、「それぞれ二匹ずつが入ってあなたのもとに行き、命を長らえさせる。」と、動物達が自分で方舟に入って来るかのように訳されている。</ref>。洪水は40日40夜続き、地上に生きていたものを滅ぼしつくした。水は150日の間、地上で勢いを失わなかった。その後、箱舟は[[アララト山]]の上にとまった<ref>該当既述箇所:[[s:創世記(口語訳)#6:14|創世記6章14節~8章5節]]</ref>。
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40日のあと、ノアは[[カラス|鴉]]を放ったが、とまるところがなく帰ってきた。さらに[[鳩]]を放したが、同じように戻ってきた。7日後、もう一度鳩を放すと、鳩は[[オリーブ]]の葉をくわえて船に戻ってきた。さらに7日たって鳩を放すと、鳩はもう戻ってこなかった<ref>該当既述箇所:[[s:創世記(口語訳)#8:6|創世記8章6節~8章12節]]</ref>。
 
ノアは水が引いたことを知り、家族と動物たちと共に箱舟を出た。そこに祭壇を築いて、焼き尽くす献げ物をに捧げた。神はこれに対して、ノアとその息子たちを祝福し、ノアとその息子たちと後の子孫たち、そして地上の全ての肉なるものに対し、全ての生きとし生ける物を絶滅させてしまうような大洪水は、決して起こさない事を契約した。神その契約の証として、空に[[虹]]をかけた<ref>該当既述箇所:[[s:創世記(口語訳)#8:13|創世記8章13節~9章17節]]</ref>。
 
== 形状 ==