「軌道離心率」の版間の差分

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{{出典の明記|date=2011年7月}}
[[File:OrbitalEccentricityDemo.svg|thumb|right|200px|離心率と円錐曲線]]
'''軌道離心率'''(きどうりしんりつ、{{lang-en|orbital eccentricity}})は、天体の軌道の絶対的な形を決める重要な[[媒介変数|パラメータ]]である。軌道離心率は、この形がどれだけ円から離れているかを表す値であると言う事ができいえる。
 
標準的な条件下で、軌道離心率の値により、[[円 (数学)|円]]、[[楕円]]、[[放物線]]、[[双曲線]]が定義できる。
== 例 ==
[[File:Oumuamua orbit at perihelion.png|thumb|280px|オウムアムアの双曲線軌道]]
[[地球]]の軌道離心率は[[惑星]]間[[重力]]の相互作用により、長年の間にほぼ 0 から約 0.05 までの間を振れており、現在は約 0.0167 である<ref name="nssdc_earthfactsheet"/>([[月]]は 0.0549<ref name="nssdc_moonfactsheet"/>)。[[水星]]は 0.2056 と、[[太陽系]]の他の惑星と比べてかなり大きい値を持つ<ref name="nssdc_mercuryfactsheet"/>。[[準惑星]]の[[冥王星]]はさらに大きく 0.248 である<ref name="nssdc_plutofactsheet"/>。太陽系の[[小惑星]]のほとんどは 0 から 0.35 の間で、その平均は 0.17 であるが、比較的大きい値を持つものは、[[木星]]の強力な重力の影響による。太陽系の中で最も値が小さいのは、[[海王星]]の[[海王星の衛星|衛星]][[トリトン (衛星)|トリトン]]の0.000016である。
 
[[彗星]]の軌道離心率はほぼ1に近い。[[周期彗星]]は非常に長細い楕円軌道で1よりわずかに小さく、例えば[[ハレー彗星]]は0.967である。[[非周期彗星]]は放物線に近い軌道を描き、やはり1に近い。例えば[[ヘール・ボップ彗星]]は0.995086、[[マックノート彗星 (C/2006 P1)|マックノート彗星]]は1.000030である。前者の値は1より小さいため実は楕円軌道で西暦4380年頃に再び現れる。一方後者は[[双曲線軌道]]であり、太陽系を離れれば二度と戻ることはない。[[1980年]]に発見された[[ボーエル彗星]]は1.058と、太陽系内で観測された天体の中での最大記録であったが、[[2017年]]に発見された観測史上初の[[恒星間天体]]である[[オウムアムア (恒星間天体)|オウムアムア]]は1.199と極端な双曲線軌道を描いており、最大値を大きく更新した。その後2019年に発見された2番目の恒星間天体である[[ボリソフ彗星 (2I/Borisov)|ボリソフ彗星]]は離心率がおよそ 3.3 であり、最大値をさらに更新した。
 
観測された中で最も値が小さい(=(=真円に近い)軌道を持つ天体は、[[白色矮星]][[EQ J190947-374414]]と[[連星]]になっている[[パルサー]][[PSR J1909-3744]]の0.000000135である。
 
== 出典 ==
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