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白夜は本質的に夏至に伴う現象。なのに、「南極圏では冬至前後に」と北半球の視点で書かれていたので修正。
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白夜が起きるのは概ね緯度が66.6度(90度-23.4度)以上の地方であり、北緯66.6度以北の地方を'''[[北極圏]]'''、南緯66.6度以南の地方を'''[[南極圏]]'''という。ただしそれより低緯度の60度34分以上の地域でも太陽は完全に沈むものの、真っ暗にならない薄明のまま朝になることがあるのでこれも白夜ということがある。
 
白夜が起きる時期は[[夏至]]の前後であり、北極圏では6月下旬前後、南極圏では12月下旬前後である。また、白夜が起きる期間の長さは緯度により異なり、高緯度になるにつれてその期間は長くなる。例えば、北極線上(北緯66.6度)で白夜が起きる期間は6月12日ごろから7月1日ごろまでであるのに対し、[[スヴァールバル諸島]](北緯78度)では4月20日ごろから8月2231日ごろまでとなる。
 
NHK放送文化研究所によれば、本来の読みは「'''はくや'''」だったが、[[1970年]](昭和45年)<ref>「知床旅情」が最初に発表されたのは[[1960年]](昭和35年)で、この時は森繁久彌が自ら歌っている。</ref>に[[加藤登紀子]]がリリースした「[[知床旅情]]」(作詞・作曲 [[森繁久彌]])のヒットが「'''びゃくや'''」の読みを広めるきっかけになったとみる向きが多いらしく、現在では[[日本放送協会|NHK]]でも「びゃくや」を標準読みとしている<ref>{{Cite web | url = http://www.nhk.or.jp/bunken/summary/kotoba/gimon/057.html | title = 「白夜」の読み方は? | publisher = [[NHK放送文化研究所]] | date = 2000-06-01 | accessdate = 2014-03-29}}</ref>。一方で「知床旅情」発表前にも、[[1958年]](昭和33年)の映画広告で「白夜」に「びゃくや」という読みがふられている例が存在する<ref>[http://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&lsmp=1&kwup=%E5%A4%A9%E5%A3%B0%E4%BA%BA%E8%AA%9E&kwbt=%E5%A4%A9%E5%A3%B0%E4%BA%BA%E8%AA%9E&mcmd=200&mcup=200&mcbt=200&st=score&asc=desc&oldmc=25&oldst=score&oldasc=desc&id=1000169806 「白夜」という言葉について、一般的な読みである「ビャクヤ」は実は誤読で、本来は「ハクヤ」が正しい読みであったが、(以下略)]、[[レファレンス協同データベース]]、2015年3月25日0時30分登録、2015年12月26日12時18分更新。</ref>。なお、[[知床半島]]は北緯4448度に位置しており、白夜になることはない<ref>『[[朝日新聞]]』朝刊掲載のコラム「[[天声人語]]」(1971年12月21日付)でも「知床旅情」の歌詞を引いて「事実は知床、クナシリに白夜はない」と指摘されている。</ref>。
<!-- 昭和基地が白夜・極夜になることは間違いないが、本項で昭和基地の日照時間を示す必要はある?
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