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'''言志四録'''(げんししろく)とは、[[佐藤一斎]]が後半生の四十余年にわたって書いた語録。
 
指導者のためのバイブルと呼ばれ、現代まで長く読み継がれている。
『言志禄』、『言志後禄』、『言志晩禄』、『言志耋(てつ)禄』の4書の総称。
[[2001年]][[5月]]に総理大臣の[[小泉純一郎]]が衆議院での教育関連法案の審議中に言志四録についてふれ、知名度があがった。
 
== 概要 ==
『言志禄』、『言志後禄』、『言志晩禄』、『言志耋(てつ)禄』の4書の総称。総1133条
 
*言志禄・・・全246条。佐藤一斎42才(1813年)から53才(1824年)までに執筆されたもの
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*言志耋(てつ)禄・・・全340条。佐藤一斎80才(1851年)から82才(1853年)までに執筆されたもの
 
=== 三学戒 ===
総1133条
*[[{{Wikiquote|佐藤一斎]]}}
 
『言志後録』第六十60の言葉である。
指導者のためのバイブルと呼ばれ、現代まで長く読み継がれている。
::「少にして学べば、則ち壮にして為すことあり<br>壮にして学べば、則ち老いて衰えず<br>老いて学べば、則ち死して朽ちず」
 
斉藤一斎の言葉として有名な「三学戒」
 
『少にして学べば、則ち壮にして為すことあり
 
壮にして学べば、則ち老いて衰えず
 
老いて学べば、則ち死して朽ちず 』
 
は『言志後録』第六十条の言葉である。
 
 
[[2001年]][[5月]]に総理大臣の[[小泉純一郎]]が衆議院での教育関連法案の審議中に言志四録についてふれ、知名度があがった。
 
 
== 関連項目 ==
*[[佐藤一斎]]
 
[[Category:日本の随筆作品|けんししろく]]