「ルワンダ」の版間の差分

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[[File:KageraRuvubu.jpg|thumb|200px|[[ナイル川]]源流のひとつである[[カゲラ川]]]]
{{main|ルワンダの地理|アフリカ大湖沼}}
ルワンダの面積は2万6,000km<sup>2</sup>で、[[アフリカ大陸]]の中央にあり[[赤道]]から緯度で数度だけ南に位置する。西にコンゴ民主共和国、北にウガンダ、東にタンザニア、南にブルンジと接している。国土の中央に位置する首都のキガリ以外は基本的に丘陵地で、それぞれに小農場が分布する。北西の[[火山]]群から南東へごつごつした山地が連なり、西部に[[コンゴ川]]と[[ナイル川]]の[[流域]]を分ける平均海抜2,740ミリメートルの[[分水嶺]]が南北に走っている。その西斜面を[[キブ湖]]と[[ルジジ川]]渓谷に下ると[[アフリカ大地溝帯]]の一部となる。キブ湖とルジジ川は、コンゴ民主共和国との国境ともなっている。東斜面はなだらかに中央高地から平原、沼沢地、湖へと標高が低下し、東端を南北に流れる[[カゲラ川]]がタンザニアとの国境となっている。
 
一部の山岳地帯を除き国土のほぼ全域がなだらかな丘陵によって覆われているため、ルワンダは「千の[[丘]]の国」と呼ばれた。この丘陵はすべて頂上まで耕されており、ルワンダの稠密な人口を支えている。居住形態は[[散村]]が一般的だったが、ルワンダ内戦後に政府の強力な主導の下で集住化政策が実施されて[[集村]]が誕生し、一部では農村形態が大きく変動した<ref>[[武内進一]]「コンゴ民主共和国、ルワンダ、ブルンジの土地政策史」『アフリカ土地政策史』武内進一編著、アジア経済研究所、2015年11月13日、185頁。</ref>。森林は、開発の制限されている3つの[[国立公園]](東部の[[アカゲラ国立公園]]、北西部の[[火山国立公園]]、南西部の[[ニュングェ国立公園]])を除きほぼ存在しない。ニュングウェ森林では、2006年に[[イギリス]]の探検隊がナイル川の[[源流]]を発見したと発表した。