「データベーススペシャリスト試験」の版間の差分

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*2009年(平成21年) - 制度改正により形式変更及び改称、「データベーススペシャリスト」の名称が復活。
また、同年'''[[情報セキュリティアドミニストレータ]]'''と'''[[テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)試験]]'''が統合し'''[[情報セキュリティスペシャリスト試験]]'''が実施されることになる。この試験は年に2回開催するため、'''データベーススペシャリスト試験'''を受験する前に'''[[情報セキュリティスペシャリスト試験]]'''の合格を目指す者が増えた{{要出典|date=2016年10月}}。また民間では各種'''[[ベンダー]]試験'''などの整備が進み同様に合格者が増加した{{要出典|date=2016年10月}}。これらが一因となり'''ネットワークスペシャリスト試験'''ならびに'''データベーススペシャリスト試験'''の受験者層のレベルが上昇し合格率の上昇を招いたとも考えられている{{要出典|date=2016年10月}}。
*2020年(令和2年) - 午前II科目で[[情報セキュリティ]]分野からの出題が強化される(予定)。
 
IT技術者向けの能力認定試験としては、[[ネットワークスペシャリスト試験]]と並んで昔から社会的な認知度・評価が高く、合格すると技術者として一定の水準に達したと見なされる{{要出典|date=2016年10月}}。
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;午前I
試験時間50分。四肢択一式([[マークシート]]使用)で30問出題され全問解答。他の高度情報処理技術者試験と共通のスキルレベル3相当で、データベースとは関連が薄い「情報化と経営」、「システム監査」等も含めた全分野の問題が出題される。満点の60%を基準点とし、基準点以上で午前I試験通過となる。基準点に達しなかった場合は不合格で、午前II・午後I・午後IIは採点されない。
 
;午前II
試験時間40分。四肢択一式(マークシート使用)で25問出題され全問解答。データベース関連問題(レベル4)が中心であるが、「[[コンピュータシステム]]」「[[情報セキュリティ]]」「開発技術」のレベル3も試験対象である。満点の60%を基準点とし、基準点以上で午前II試験通過となる。基準点に達しなかった場合は不合格で、午後I・午後IIは採点されない。
 
[[2020年]]度(令和2年度)の試験より、「[[情報セキュリティ]]」がスキルレベル4かつ重点分野に引き上げられる予定である<ref>[https://www.jitec.ipa.go.jp/1_13download/youkou_ver4_4_henkou.pdf 情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験「試験要綱」Ver.4.4(変更箇所表示版)]</ref><ref>[https://www.jitec.ipa.go.jp/1_00topic/topic_20191105.html 情報セキュリティマネジメント試験・高度試験・情報処理安全確保支援士試験における人材像・出題範囲・シラバス等の改訂について(新技術への対応、セキュリティ強化など) - IPA 独立行政法人 情報処理推進機構]</ref>。
 
;午後I
試験時間90分。データベース基礎理論、データベース設計、DBMSの保守・運用など中規模の問題が3問出題され、2問を選択して解答。満点の60%を基準点とし、基準点以上で午後I試験通過となる。基準点に達しなかった場合は不合格で、午後IIは採点されない。
 
;午後II
試験時間120分。業務分析からデータベース設計、運用(パフォーマンスチューニングを含む)までを扱う事例解析問題が2問出題され1問を選択して解答する。満点の60%を基準点とし、基準点以上で最終的に合格となる。基準点に達しなかった場合は不合格。