「絵手紙」の版間の差分

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最初から絵や文が印刷され市販される[[絵葉書]](ポストカード)と異なり、絵と文章を自分でかくものである。道具は[[書道]]と[[日本画]]で用いる[[筆]]と[[墨]]、着色には[[顔料|顔彩]]、[[画仙紙]]の[[はがき]]を使用する。はがきに[[花]]や[[野菜]]など身近なものをかき、絵手紙を送る相手に最も伝えたい気持ちを短い言葉で添える。小池邦夫は絵手紙について「モットーは『ヘタでいい・ヘタがいい』。テクニックよりも飾らずに自分の味を表現すること」と語る<ref name=minpo /><ref name=komae />。
 
[[郵政民営化]]前の[[郵政省]]時代、郵便局の「[[ふみの日]]記念イベント」で、小池が[[狛江郵便局]]に講師として招かれ「絵手紙教室」を初めて開催したことを発端として<ref name=minpo />、小池が在住する[[東京都]][[狛江市]]では[[町おこし]]の一環として2007年から「'''絵手紙発祥の地 狛江'''」を掲げ、絵手紙を市の文化事業に取り入れている<ref name=komae>[https://www.city.komae.tokyo.jp/images/content/43248/20111213-164305.pdf 「絵手紙発祥の地 - 狛江」ご案内] 狛江市公式サイト</ref><ref name=asahi>[http://www.asahi.com/area/tokyo/articles/MTW20180621131520001.html 街に、人生に、絵手紙の彩り 狛江] [[朝日新聞]]デジタル東京版、2018年6月21日、2019年11月19日閲覧。</ref>。[[小田急小田原線|小田急線]][[狛江駅]]前の排気筒や狛江郵便局のポストには小池邦夫の絵手紙モニュメントが飾られ<ref name=asahi />、狛江市の[[コミュニティバス]]「[[小田急バス狛江営業所#こまバス|こまバス]]」にも小池邦夫による「絵手紙発祥の地 狛江」の[[ラッピング車両|ラッピング]]が施されていた(その後「こまえ子育てネット」ラッピングに変更)。市内でも絵手紙の講習会や愛好会が活動し、市役所や駅構内、[[商店街]]などに市民の手になる四季折々の絵手紙が掲示されている。小池は「日本絵手紙協会」会長として、狛江市が立ち上げた「『絵手紙発祥の地 狛江』実行委員会にも参画している<ref name=minpo />。
 
なお、日本絵手紙協会は「絵手紙」を[[商標]]として登録出願したが、識別能力を有しないとして却下されている<ref>[http://shohyo.shinketsu.jp/originaltext/tm/1039683.html 審判1999-12216] - 商標判例データベース</ref><ref>[http://shohyo.hanrei.jp/hanrei/tm/3467.html 平成 12年 (行ケ) 353号 審決取消請求事件] - 商標判例データベース</ref>。