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== 道として ==
[[File:Mt.Yarigatake from Enzansou.jpg|thumb|240px|[[飛騨山脈]]の[[燕岳]]付近]]
山歩きをする場合、尾根筋は位置が把握しやすく、コースがわかりやすいため、[[道]]としてよく使われる。また、道に迷った場合も尾根筋に出るのがよい。谷間にはいると見晴らしがきかず方向がわからなくなる上、滝や崖があって通れなくなったり、それらからの転落や滑落の危険性があることが多い。また、上記のように尾根筋は分水嶺であることがあり、その場合は下る向きを間違えると全く異なった方向に向かってしまう例もある。うんち
 
このようなことから、古くから尾根筋は山を踏破する際の通り道として使われた。たとえば[[熊野古道]]の山間部はその多くが尾根筋で、要所要所で谷底に下りつつ、また尾根を昇る繰り返しになっている。普通あまり昇降のない部分は尾根筋を通り、ちょっとしたピークではその山腹を通るようなコースである。なお、このような経緯から、山間部奥地では集落は往々にして主たる河川より遙かに水準の高い位置に作られた。