「機械判読可能なデータ」の版間の差分

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この法令ではアメリカの連邦行政機関にデータを基本的に公開するように義務付け、すべての公開データアセットが機械判読可能であることを保証している<ref>{{Cite web|url=http://stratml.us/references/HR4174.htm#machine-readabilty|title=HR4174|website=stratml.us|accessdate=2019-11-29}}</ref>。
 
また、コンピューター上で閲覧・表示可能な[[電子文書]]と同義ではない。
また、「機械判読可能」は「電子的にアクセス可能」と同義ではない。電子的にアクセス可能なドキュメントはオンライン上に存在していたり、人間がコンピューター上で容易に読めるものであったりするかもしれない。しかし、それがもし機械判読可能でなければ、プログラミング言語を用いて抽出・変形・加工といった作業を行うことは困難になる。
オンライン上に存在する電子文書が人間にとっては容易に判読できるものだったとしても、それは必ずしもコンピューターにとって判読できるものとは限らない。
例えば紙データをスキャンした[[PDF]]や画像に記載されている表は、人間は一目見て内容を理解できるが、プログラミング言語を用いてその内容を抽出・加工することは困難である。
 
一般的に、機械判読可能データから人間にとっても判読できるデータを生成することは容易に可能るが、逆に人間にとっても判読できるデータから機械判読データを生成することは困難きないある
 
==分類==
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**[[Comma-Separated Values|CSV]], [[Resource Description Framework|RDF]], [[XML]], [[JSON]]など
 
ただし、これらの形式であったとしても、中身が正しく構造化されていなければ機械判読はできない。例えば、構造に問題のあるスプレッドシートExcelファイルからCSVファイルをエクスポートしたとしても、それは機械判読可能にならない。
 
eXtensible Markup Language (XML)は人間にも機械にも判読できるように設計されている。また、Extensible Stylesheet Language Transformation ([[XSLT]]) は人間にとっての可読性を向上させるために使用される。例えば、XSLTは自動的にXMLをPDF形式に変換することが可能である。