「日産・ラシーン」の版間の差分

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| ボディタイプ=5ドア[[クロスオーバーSUV]]
| エンジン=[[日産・GAエンジン|GA15DE]] 1.5L 直4 105ps<br />[[日産・SRエンジン|SR18DE]] 1.8L 直4 125ps<br />[[日産・SRエンジン|SR20DE]] 2.0L 直4 145ps
| エンジン位置=フロント
| トランスミッション=4速[[オートマチックトランスミッション|AT]]/5速[[マニュアルトランスミッション|MT]]
| サスペンション=前:独立懸架ストラット式<br />後:独立懸架パラレルリンクストラット式
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テールゲート(バックドア)は上下開きとされ、タイプII 以上ではその後方に[[鋼|スチール]][[管|パイプ]]製の横開き式キャリアを介し、[[スペアタイヤ]]を装備している。タイプI とタイプI B仕様は背面スペアタイヤキャリアがなく、スペアタイヤは荷室内収納となる。タイプIII では、さらに大径丸形[[フォグランプ]]と[[バンパー#カンガルーバー|グリルガード]]がセットで標準装備となる。車両の全長は、タイプI ・タイプI B仕様が 3,980mm、タイプII が 4,115mm、タイプIII が 4,210mm となる。
 
一見本格的な[[クロスカントリー]]カー風の風貌ではあるが、これはそういった雰囲気を手軽に楽しむためのもの自動車で、開発時に激しい不整地走行は想定されていない。
 
[[1993年]](平成5年)の[[東京モーターショー]]に参考出品した試作車が大変好評だったため、細部を変更して1994年(平成6年)12月に市販された<ref>三栄書房『90年代国産車のすべて』 82頁参照</ref>という経緯を持っている。高さを抑え角張った外装デザインが特徴的であり、一度もフルモデルチェンジされることなく2000年(平成12年)8月31日に生産を終えた。日本のみならずイギリス等の海外でも高く評価され、中古車はいまだに根強い人気を保ち、ラシーンを専門に扱う中古車販売店も存在する。特に5MT車は希少であり燃費などの点で有利なため2014年(平成26年)現在でも比較的割高な中古価格で取引<!--非常にコンディションの良い個体の場合だと100万円前後-->されている。デザインコンセプトには、[[日産・Be-1|Be-1]]や[[日産・パオ|PAO]]を手がけた[[坂井直樹]]率いるウォータースタジオが関わっているが、公式には発表されていない。そのため、限定生産ではなくベース車も違うが、[[パイクカー]]シリーズの流れを汲んだ商品企画であった。後述の[[羅針盤]]のイメージも含め、[[ReBORN|トヨタ]]・[[トヨタ・プリウス|プリウス]]等よりも先に[[ドラえもん]]をイメージキャラクターに起用した([[1997年]](平成9年)11月まで)。当時のキャッチコピーの一つが「新・ぼくたちの[[どこでもドア]]。RUN!RUN!ラシーン新発進。」であった。また、車体色のブルーカラーは「'''ドラえもんブルー'''」と称され、こちらも中古市場で高い支持を集める大きな理由となっている。