「手塚治虫」の版間の差分

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トレードマークは、[[ベレー帽]]と分厚い黒縁眼鏡。人前で帽子を外すことは滅多になく、「帽子を被ってないときは映さないで」と照れ笑いする様子が映像に残っている<ref>NHK特集『手&#x585A;治虫 創作の秘密』(1986年1月10日放送)</ref>。しかし、街中を歩く時、仕事中、タクシーの中などはベレー帽を脱いでいることが多かった(これにはベレー帽を脱いでいると街中を歩いていても手塚治虫であると気づかれにくい利点もあったようである)。ベレー帽は、もともと[[横山隆一]]を模倣してかぶり始めたもので、横山はやがてベレー帽の使用をやめたが、手塚は自身の漫画の中でも自分自身をベレー帽と黒縁眼鏡と鼻が大きい人物として特徴付けており、生涯これを変えることをしなかった。このベレー帽をかぶる風習はトキワ荘のメンバーにも伝わり、石森章太郎や藤子不二雄などもベレー帽をかぶっていた。また、トキワ荘のマンガ家の間でよく用いられた「~氏」という[[敬称]]も元々は手塚が使っていたもので、相手の年齢に関わらず用いられて便利という事で広まったと水野英子は証言している<ref>{{Cite journal|和書|date=2019-10-28|title=『熱討スタジアム』「トキワ荘」の青春を語ろう|journal=[[週刊現代]]2019年11月2・9日合併号|page=143|publisher=講談社|url=https://gendai.ismedia.jp/list/books/wgendai/4910206421195|accessdate=2019-10-28}}</ref>。
 
身長は170センチメートルと、戦前生まれとしては大柄であった<ref>{{Cite web |url=https://www.itmedia.co.jp/makoto/articles/1302/05/news037.html|title=なぜ手塚治虫はヒット作を生み出し続けることができたのか|accessdate=2019-12-06|author=増田弘道|date=2013-02-05|website=ITmedia ビジネスオンライン|publisher=アイティメディア|page=2|archiveurl= |archivedate= }}</ref>。[[視力]]は度の強い[[近視]]であった。甘いものが好きであったために歯を悪くした。特に「チョコがなければ仕事ができない」というほどのチョコレート好きであり、死後に施錠されていた仕事机の中からかじりかけの板チョコが見つかった<ref name="gnavi">{{Cite web|url=http://r.gnavi.co.jp/g-interview/entry/1380|title= 【田中圭一のペンと箸-漫画家の好物-】第二話:手&#xfa10;治虫の「チョコレート」|work=ぐるなび みんなのごはん|accessdate=2015-05-30}}</ref>。
 
人並み外れた仕事量をこなしたことで知られているが、けして家庭を蔑ろにすることはなく、誕生日とクリスマスには必ず家族でレストラン・ディナーをとる習慣があり、計画を立てて正月と夏休みには家族旅行に出かけていた<ref name="gnavi" />。田中圭一には「マンガ家としてだけじゃなく父としても神」と評された<ref name="gnavi" />。