「非可逆圧縮」の版間の差分
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'''非可逆圧縮'''('''ひかぎゃくあっしゅく''')とは、圧縮前のデータと、圧縮・展開を経たデータとが完全には一致しない[[データ圧縮]]方法のこと。'''不可逆圧縮'''(ふ
圧縮に伴い、データは欠落・改変するものの、[[人間]]の視聴覚特性を利用して劣化を目立たなくしている。つまり、人間の感覚に伝わりにくい部分は情報を大幅に減らし、伝わりやすい部分の情報を多く残すように行う。その結果、すべてのデータを均一に扱う[[可逆圧縮]]と比較して圧倒的な圧縮率が得られる。また、圧縮率と品質の劣化を両天秤にかけることができ、目的や環境の制約に応じて適切なバランスを選ぶことができる。たとえば、低速な[[ナローバンド|通信回線]]で[[音楽]]などを送信する場合や[[美術]]的な再現性を必要としない画像の表示・[[印刷]]の場合には圧縮率を高めてデータを小さくする。逆に[[ブロードバンドインターネット接続|高速な通信回線]]が使える場合や、より鮮明な画像の表現を求める場合は圧縮率を低くして大きなデータをやり取りする。
==関連項目==
*[[可逆圧縮]]
*[[量子化]]
*[[エンコード]]
[[Category:データ圧縮|ひかきやくあつしゆく]]
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